エージシュート150回達成!!
大田市 近藤五朗さん

ゴルフの世界では、自分の年齢以下のスコアでラウンドすることをスコアをエージシュートと言い、全てのゴルファーの憧れですが、実際に実現できるのはいわゆる心・技・体をバランスよく備えているごくわずかの人たちです。

そのエージシュートを、山陰支部在籍、大田市に在住の近藤五朗さんが150回達成されました。

近藤さんは、72歳で1回目を、82歳の時に100回目を達成し、その偉業が3年前の松愛会会報にも紹介されましたが、今年5月5日こどもの日に開催された、出雲大社杯のクラブコンペにおいて、82ストロークでプレーされ、次の目標であった150回目を見事85歳で成し遂げられました。

しかしこの3年間は決して順風満帆というわけではなく、3年前の100回目達成後、腹部大動脈溜が見つかり、ゴルフ人生への影響が心配されましたが、大手術の結果、これを克服されました。

主治医からは、『ゴルフはやっても良いが、キバラズにやりなさいよ』と言われ、この言葉に従い、力まずリラックスしてやったところ、78ストロークが出たとのことですが、これが手術のわずか2ヶ月後ということで、技術的に優れているだけではなく、はからずも大変な体力、気力の持ち主ということを証明した形になりました。

そして、このことをきっかけに一層の自信を持つことができ、その後3年間で50回積み上げて、150回目の快挙につなげることができました。

このたび記念コンペと祝賀会がいずも大社CCで行われ、松愛会を含む14団体、93人という多数のゴルファーが集いました。祝賀会の中で、近藤さんのゴルフへの姿勢や人柄の紹介とともに、本人からはご家族、同好の士、地域社会への感謝の意が表明され、近藤さんの「人となり」をうかがい知ることができました。

次の目標は「90歳までに200回達成」と明言、これを目指してすでに挑戦が始まっています。

情報:高橋                                                     2017/7/26掲載 


見よ!85歳にしてこの淀みのない美しいスイングを  (2017年7月13日記念コンペでの始球式にて)
立ち姿もキリッ! スタート前のリラックスタイム