北大阪支部会員主催の竹炭塾
竹林保全活動の報告

2011年12月11日(日)、豊中市新千里南町にある千里緑地(二之切公園前)の竹林保全と整備を、今年3度目の竹林保全活動を実施しました。
この活動には、松愛会北大阪支部有志8名に加え、竹炭塾会員3名、地元新千里南自治会および天竺川ホタルの会会員9名の、総勢20名が参加しました。
寒い日でしたが、竹林に射す日差しと風のない天候に恵まれ、作業を始めると少し汗ばむ陽気でした。
12月の作業は、竹林生育と整備に加え、来年3月に行う竹炭塾に使用する竹炭用の材料確保を目的に実施しました。伐採する竹はいつもの通り、@枯れた竹、 A途中折れ曲がった竹、B竹炭用の竹に、に絞って作業しました。
特に、竹炭に使用する竹は、枝切りした後、3mの長さに揃えます。後日、車に乗せるため、更に半分の1.5mに切り揃え、能勢町宿野にある竹炭小屋まで運び込みます。
竹林保全活動も、継続して実施しており、地域住民から、竹林がきれいになった、明るくなったなど、の声が関係者に届けられるようになり、ボランティア活動の喜びを感じる一日でありました。特に、北大阪支部が参加する月(4月・9月・12月)は、参加者の年齢も若く(?)、よく働くと高く評価され、期待されています。
(報告者:西村悦郎)

整備された竹林をバックに作業終了後の記念写真
作業休憩の懇談の一時

竹炭塾活動の報告

2011年10月9日(日)から10日(月・祝)1泊2日の日程で、豊中市立青少年自然の家“わっぱる”(場所:能勢町宿野151-68)において、2011年1回目の竹炭塾活動を行いました。2日間とも晴天に恵まれ、秋の気配深まる能勢の自然を満喫することができました。
使用する竹は、豊中市新千里南町にある千里緑地(二之切公園前)で伐採して一定期間寝かした竹を、3つの竹窯に入れ、朝10時から夕方まで火で蒸して竹炭を作ります。
北大阪支部会員8名と家族2名に加え、竹炭塾参加者41名の総勢51名が参加。小学生18名も参加しており、賑やかで天真爛漫の行動に触れて楽しく過ごせました。
今秋は、山に餌が少なかったせいか、猿・イノシシ・鹿等が自然の家まで下りてくるとのこと。実際、あらいぐま1頭が仕掛けた捕獲籠に入っていました。
午後の時間は、竹箸つくりを教えてもらい、それぞれマイ竹箸を作りました。
翌日、近くの栗園にて栗拾いしましたが、今年は量が少なく、やや小粒でしたが能勢の栗は銀寄せといって高級栗で知られています。
昼食は、地元の人が焚いてくれた栗ご飯を全員で食べ、食後、竹窯から竹炭を取り出し、参加者で分け合い、閉村式を行い解散しました。
(報告者:西村悦郎)

窯の火当番する少年 栗ご飯を作っている地元の主婦
3か所の窯から取り出した竹炭

竹林保全活動の報告
2011年9月11日(日)、豊中市新千里南町にある千里緑地(二之切公園前)の竹林保全と整備を、今年2度目の竹林保全活動を実施しました。

この活動には、松愛会北大阪支部有志6名に加え、竹炭塾会員、地元新千里南自治会および天竺川ホタルの会会員4名の、10名が参加しました。
台風12号の戻り猛暑の一日でしたが、秋の気配を包んだ風が竹林を吹き流れ、参加者全員 気持良く伐採できました。

秋の作業は、竹林生育と整備に加え、10月9日・10日の竹炭塾に使用する竹炭用の材料確保も必要のため、@枯れた竹、 A途中折れ曲がった竹、B竹炭用の竹に、分類して伐採しました。

伐採した竹は、枝切りした後、3mの長さに揃えますが、竹炭用の場合は、車に乗せるため、更に半分の1.5mに切り揃え、能勢町宿野にある竹炭小屋まで運び込みます。
春に比べて、中学生以下の子供の参加者がなかったため、一人の作業範囲と作業量は、3倍の作業分担になり、12時頃には、一同 大汗を流して作業を終えました。

竹林保全活動も、継続して実施しており、地域住民から、竹林がきれいになった、明るくなったなど、の声が関係者に届けられるようになり、参加者それぞれ、ボランティアの喜びを感じた、一日であった。
(報告者:西村悦郎)
作業終了後の記念写真 伐採した竹を3mの長さに揃えている
作業休憩の一時 竹の葉の集積場所を竹垣で作る

竹林保全活動の報告

2011年4月10日(日)、豊中市新千里南町にある千里緑地(二之切公園前)の竹林保全と整備に取り組みました。
 この活動には、松愛会北大阪支部有志9名に加え、竹炭塾会員、地元新千里南自治会および天竺川ホタルの会会員と、総勢38名が集まりました。
爽やかな青空のもと、桜満開の好日に恵まれ、参加者全員 心地良く汗を流しました。
春の作業は、冬場じっとしていた竹が、夏に向かって大きく成長しようとする生育を手助けする時期であります。
密集竹の間引き、生育の悪い竹、そして枯れかかった竹などを伐採して、風通しを良くして、さらに地面の整備に従事しました。
 9時から、北面と南面の2グループに分かれ、春のやわらかな日差しが入り込む竹林で、それぞれ切れ身の良い鋸で竹を、枝切りバサミで枝落としした後、3メートルの長さに揃える作業を 休憩を忘れて12時まで続けました。
北面グループは、公園との敷地境界の見栄えを良くし、はみ出した竹の伐採を行いましたが、斜面が急で足場も悪い中、悪戦苦闘ながら怪我もなく無事終えることができました。
最後に、中学生以下の子供たち10名が中心となって収穫した筍をお土産に、参加者で分け合い散会しました。
※天竺川ホタルの会は、近くを流れる天竺川にホタルを呼び戻そうと夢をもって、10年計画で実現しようと取り組んでいます。


(報告者:西村悦郎)

「竹林保全サミット」の開催

「竹林保全サミット」の開催及び竹炭塾活動の報告です

日 時 : 2011年 3月 26日(土)〜27日(日)
場 所 : 豊中市立青少年自然の家「わっぱる」(豊能郡能勢町宿野151-68)
出席者 : 本部より4名、他支部を含む12名が参加
      竹炭塾には一般参加者子供さん5名を含む15名が参加。
目 的 : 竹林保全、竹炭焼き活動を通じて本部・他支部との社会貢献活動全般について情報交換会を実施した。

内 容 : 

1.26日10:00〜 現地集合、入所式、入江竹炭塾長(会員)・わっぱる所長の挨拶
会場の能勢町には昨夜の雪が残り、時折雪がちらつく中で作業を行い、賑やかなバーベキューの昼食をいただきました。

2.竹林保全サミット・情報交換会の内容要旨
 13:30〜 安藤支部長から挨拶と北大阪支部活動紹介
 13:40〜 佐藤副会長より、交野支部の竹炭活動、天の川水質浄化、植林活動等の紹介
 14:15〜 入江塾長から、リサイクル工房・竹炭塾の全活動内容の紹介、塾は年間9回、竹林保全年3回、能勢の自然を楽しみ、自然を守る大切さ学ぶことを基本に活動、子供の参加も多数
 14:45〜 箕面市アジェンダ21の佐藤さんから、箕面市での竹炭活動、竹トンボ作りで
子供の育成活動を紹介
 15:10〜 深田茨木・摂津支部長から、安威川クリーン作戦の活動紹介 
 15:45〜 波多野顧問から、長岡京市竹林保全、北山杉保全活動の紹介
 16:10〜 北川本部事務局長から、近況報告
 16:20〜 司会の三村から、北大阪支部の社会貢献活動・プルタブ収集・千里川・清掃・エコ決算の紹介
 16:30〜 参加者全員での情報交換
 16:40〜 野崎事務局長から閉会の挨拶 、日帰りの人はここで解散

3. 夕食後天体観測
 ―― 絶好の天気に恵まれ、先生の解説とともに、多数の星座(土星、オリオン星 雲他)を望遠鏡で見ることができた。

4.27日
―― ぽかぽか陽気の中、先生の佐藤さんの指導のもとで竹トンボ作りに子供5名・大人4名挑戦。飛ばす楽しみを経験してから、ナイフ(肥後の守)で見本を見ながら竹材をいちから削って、竹トンボ作りに悪戦苦闘。最後に佐藤さんに手直しをうけ完成。

14:00から炭の窯出しをし、参加者は竹炭をいただきました。窯の周り、周辺の後片付けと清掃を行い解散した。

入所式での皆さん 竹炭窯の火入れ
サミット会場 サミット会場
サミット会場 竹トンボ作りの皆さん
窯出し後の竹炭

竹炭塾に参加しました

(年月日)⇒  2010年 12月 12日(日)
(時間)⇒ 9時00分 〜 12時00分 
(参加者)会 員 10名


●一昨日の冷たい雨から一変してとても爽やかな天候に恵まれて竹林の間伐をする事が出来た。
●参加者は松愛会:10名、地域自治会から:14名(うち2名は中学生)、隣の篠山から4名、
  それから京都から一般社団法人“里山資源の利活用推進ネットワーク”の理事長ら3名が
  我々の竹炭塾の活動を勉強させて欲しい云う事で参加された。
●非常に多彩な顔触れで、少しづつではあるが「活動の輪」が広がっていく感じがした。

●今回「パナソニック地球市民活動支援プログラム」で竹炭塾の活動が認定され、その補助金で
  鋸切りや、枝きりばさみを購入し、切れ味のいい真新しい道具で作業もはかどりました。

●1年未満の竹は、竹炭の材料として適さないためひと冬越した1〜2年ものの竹を伐採。
●竹の大きさは直径10〜14cm、運搬が出来るよう枝落としをして 3mの長さに切断する。
●山の斜面にある竹を伐り倒すのは、足場も悪く、慣れない作業で皆さん悪戦苦闘。
●又高さ12〜15mもある竹を切り倒す時は非常に危険で、お互い大きい声を出し合いおこなった。
  お陰で、無事安全に作業を終了する事が出来ました。
●竹林の中には枯れて倒れかかったものもあれば、密集しすぎているところもあり、適当に
  間引きも行い、地面に太陽光が当たるよう配慮した。
●今回切り出した竹は、竹炭塾の炭窯がある能勢の豊中青少年の家に運搬し、これから
  1か月に1回の割合で竹炭に加工される。


竹炭塾に参加しました

(年月日)⇒  2010年 10月 10日&11日(日・月)
(時間)⇒ 9時30分 〜 翌日15時00分 
(参加者) 北大阪支部より 9 名

@前日までの大雨もやみ晴天に恵まれ,爽やかな能勢の山中で竹炭焼きをしながら秋を満喫しました。
A今回は子供さんも沢山参加し、日ごろは体験できない竹炭の作業を、大人の人から教えてもらいながら興味を持って積極的に取り組んでいた。 又大人も子供との交流を楽しみ若さをもらった。
B今回のサブイベントは栗拾い、イモ掘り、竹細工を準備し老若男女大いに楽しんだ。
Cお昼に準備した栗ご飯は、薪を使い、『かまど炊きご飯』は皆さんに大変ご好評でした。
D夜は幸いにも晴天に恵まれ天体観測を楽しんだ。またその後は地域の人との交流会を持って夜の12時過ぎまで子育ての問題、地域の問題、その他世間話も含め楽しいひと時を過ごせた事は非常に有意義であった。
E帰りには、竹炭と秋の味覚の大きな栗とイモや柿をリュックの詰めて皆さんの満足げな笑顔で又の再会を誓った。


竹炭塾に参加しました

(年月日)⇒  2010年 6月12・13日(土・日)   
(実施場所)豊中少年自然の家
(時間)⇒ 9時30分 〜翌日15時00分 
(参加者) 北大阪支部より 6名 
     
 初日は天気に恵まれ、開会式のあと会員9名が
 約60名の一般参加のみなさんと下記のプログラムをこなしました。
 竹炭の指導の他、竹とんぼやお箸つくり、アイスクリ−ム作り等
 の指導のお手伝いもしました。

今回のプログラムは以下の通りでした。

1、開会式
2、竹炭火いれ開始
3、竹トンボ大会他
4、次回の竹炭材料準備
5、反省会

“朝会風景” 今回は約50名の参加で、塾長から塾活動について説明を受ける。 まず最初に竹割りした、竹を窯に充てんする
焚口をセットし、火入れ。 ただ黙々と焚き続ける。 6〜8時間 3つの窯から静かに煙が立ち上がる。
竹箸のプロに指導受けながら、竹箸を製作(マイ箸) サンドペーパで表面を平滑にする。 竹トンボのプロに来て頂き、ちびっこも大奮闘。
真剣なまなざしで指導員の説明を聞く。 煙の色で済の出来具合を管理する。 翌日、窯を冷やして“窯出し”
一番ドキドキする時、緊張が走る。 炭の出来栄えをチェック。金属音がすればOK.

竹林保全活動の報告

(年月日)⇒  2010年 4月 11日(日)
(時間)⇒ 9時00分 〜 12時00分 
北大阪支部会員  14名参加

●豊中市の千里緑地の竹林の間伐と筍掘りを合わせて行い竹林保全活動を実施しました。

●参加者は新千里南の自治会の皆さんと、竹炭塾そして松愛会北大阪支部の有志の皆さん総勢30名で実施。

●当日は天候が心配されたが、あまり暑くもなく寒くもなく、くもり空で絶好の間伐作業日和に恵まれ、日頃の運動不足解消も兼ねて、参加者それぞれいい汗を流されておりました。

●今回は間伐と合わせ、立ち枯れしている雑木もきれいに処分し、あっちこっちに散乱していた折れて枯れた竹もきれいに整理し、管理されている竹林に生まれ変わりました。

●今回はちょうど筍シーズンに当たり、参加者の皆さんもしばし筍掘りに夢中になりました。参加者の皆さんで仲良く分配し、”朝採り”の美味しい筍を皆さん持って帰ることが出来ました。
*参加者の皆さん *切り倒した竹の枝落とし *集められた竹の保管場所。
杭とロープ掛け
*ツタを切り裂いてロープに *間伐が進み竹林が明るくなる *収穫した筍は参加者に分配

竹林保全の報告
(年月日)⇒  2009年 12月 13日(日)
(時間) ⇒ 10時00分 〜14時00分 
北大阪支部会員 10名 参加

●豊中市の千里緑地の竹林の間伐を、新千里南の自治会の皆さん、竹炭塾そして松愛会北大阪支部の有志の皆さん総勢 24名で実施しました。

●当日は12月にしては珍しく穏やかな天候に恵まれ、日頃の運動不足の解消も兼ねて参加者
 皆さん張り切って間伐作業に従事されておりました。

●お陰で間伐が進むにつれ、うっそうと茂って暗かった竹林も少しづつ光が入ってきて、明るさを増してきました。 竹林の地面にも日が差し込み森も活性化してくるものと思います。

●来年の春には、きっと素晴らしい竹の子が出てくるものと皆で期待をしております。

●今回の間伐での竹材は竹炭の材料に活用していきます。

●また参加者の皆さんは、それぞれ思い思いに竹筒を持って帰られお子様との竹細工の材料に
 されるものと思います。
*間伐作業をする会員メンバー *参加者のメンバー全員で歓談休憩

『“一村一品”知恵の輪づくり事業』に竹炭塾の活動を事例発表
 2009年11月7日、万博・自然観察学習館にて、財団法人大阪府みどり公社の温暖化防止活動推進センターの主催で『“一村一品”知恵の輪づくり事業』の公募がありました。
 大阪府下から書類選考で篩にかけられ、勝ち残ってきた12団体が今回万博会場でそれぞれの団体の取り組み内容を発表しました。
 書類でノミネートされた竹炭塾は塾長の入江忠徳氏(松愛会会員)が竹炭塾の今までの取り組みを発表し、見事
「共感賞」を受賞しました。
 当塾には北大阪支部も社会貢献活動として参加しています。
 大阪府代表は積水ハウスの『新・里山』都会の真ん中で自然体験が見事大阪代表として
来年2月に全国大会に出場します。

[竹炭塾発表の概要]
1.北摂地区の竹林を紹介 2.2年間研究し700℃まで上がる窯を開発
3.地域の人も参加し、竹林の間伐、炭焼きを実施。 4.楽しいイベントとしてイモ掘り、栗拾い、天体観測等行い喜んでもらっている。
5.クワガタ探検」の企画はトム・ソーヤのコンテストで入賞。 6.竹炭塾の活動は「とよなかエコ市民賞」を受賞
今回の発表会で『共感賞』を受賞した竹炭塾の入江忠徳氏
取り組みを発表する入江氏 『共感賞』の受賞式
翌日万博会場にて活動展示会があり、熱心な方の訪問がありました(説明員に安藤支部長応援あり)。

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