夢中人に替ります   

                    陶芸に魅せられて                

國藤 栄さん(S5年生) 3班

 國藤さんが陶芸をはじめられたのは45年前のことです。当時無線研究所に勤務され、人事部門を担当されていました。ある日城阪所長(後福社長)に「ここはセラミックスの研究をやっているのだから、陶芸部を創ったらどうかとアドバイスされて創部をし、行きがかり上その一部員として土いぢりをはじめてのがキッカケだそうです。

 お遊び程度の期間が長く続いたそうですが、気合を入れてやられるようになったのは、京都の松下美術苑「真々庵」に勤務するようになってからだそうです。ここに展示されている人間国宝の方達がつくった迫力ある陶芸作品の数々を目の前にし、その作者の方から直接説明を受けたり、その作陶現場を見学させていただき、大きく感動をされ定年退職後は二ヶ所の陶芸教室に通い、また松愛会陶芸部に入会し勉強を続けたそうです。ご自宅でも玄関先で土を練り、ガレージの中でロクロ引きをするなど生活の中に陶芸が入り込んできたそうです。

飛び鮑 大皿 径 39.2 高さ 8.8 緋色焼締 花器

 このような中平成17年からは、京都の楽焼の名工吉村楽入先生のご指導も受けるようになり、ますます腕をあげてこられました。陶芸のおかげで日常全く退屈することがなく、頭を使い手足の運動になり、健康上も良いように感じられているようです。

ご自分の作品を自己満足に終わらせないように、一般のコンテストに積極的に応募するように心がけられておられます。
成果が認められるようになり、最近では、京都清水に出品したてびねりの「大花瓶」が優秀賞を、またロクロ引きした「草花文花瓶」が努力賞を受賞されました。寝屋川市教育委員会が、駅前のアドバンスねやがわを会場に作品展を開催していただき大きな励みになっているとのことです。

象嵌 タイガー文 赤楽茶碗

 今後とも健康である限り、満足できる作品づくりを目指して「土いぢり」を楽しんでいきたいと言われています。

2010年3月掲載

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