○【 京 の 年 中 行 事 】 文 月 (七 月) |
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7月1日(水) 御戸代会(みとしろえ)神事 上賀茂神社 TEL 075-781-0011 ○御戸代会神事とは、田植えの害虫を駆除する神事です。庁ノ舎では、賀茂御戸代能が18:00 よりおこなわれます。孝謙天皇の御代に神領地として御戸代田を寄進せられたことに始ります。 農夫の労をねぎらう意味で田楽・猿楽等が行われたのが始りと言われ、現在では観世流能・ 大蔵流狂言が奉納されています。(有料) 賀茂御戸代能は撮影禁止です。 当日料金 4,000円(全席自由)、観世流能「羽 衣」奉納 二の鳥居から神職が来られ、土屋でお祓いをした後に本殿で神事をおこないます。 本殿での神事の後、舞殿・本殿・細殿と移動します。 |
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7月1日(水)〜15日(水) 風 祭 り 千本ゑんま堂 TEL 075-462-3332 ○ゑんま法王のライトアップと香を楽しむ会(予約)や梶の葉祈願があります。 最終日には風鈴供養会が営まれます。 料 金 1,000円(中学生以下600円) |
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7月1日(水)〜31日(金) 祇園祭 八坂神社 TEL 075-561-6155 ○コンコンチキチン、コンチキチン…と祇園囃子。7月の京都は祭一色です。 「祇園祭」は八坂神社のお祭りで、日本三大祭の一つ。その悠久の歴史、豪華さ、祭事が1カ月 にもわたる規模の大きさで広く知られ、日本の夏の祭りの代表ともいわれています。 起源は、 およそ1100年前、日本全国の国の数の鉾(ほこ)66本をつくらせ、疫病退散のために祇園御霊会 を行ったのがはじまりと伝えられています。まさに京都の歴史とともに歩んできました。 平安時代、全国的に疫病が大流行し、平安京はひどい惨状を見せていました。その原因は、 この世に恨みを残して死んでいった故人の霊(御霊)の祟りだと信じていたのです。 人々は神仏に祈り、歌舞音曲や相撲などを奉納してこれを慰めようとしました。こうした祭礼を 当時の人々は御霊会と呼びました。八坂神社の社伝によると、貞観11(869)年、全国的に 疫病が蔓延した時、卜部日良麿が勅を奉じて、国の数に準じ66本の鉾を神泉苑にたてて、男児 が祇園社の神輿を神泉苑に送って、災厄除去の祈願をしたことに由来すると伝わっています。 7月17日の神幸祭、7月24日の還幸祭のそれぞれに山鉾が出され、これを前祭、後祭と云います。 昭和41年から7月17日に合同巡行してきましたが、昨夏、後祭が半世紀ぶりに復興し伝統的な 形に戻りました。有料観覧席券のご案内は「ここを」クリック 【前 祭】 宵山行事:7月14日〜16日、 山鉾巡行:7月17日、 有料観覧席券有 【後 祭】 宵山行事:7月21日〜23日、 山鉾巡行:7月24日、 有料観覧席券有 |
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7月1日(水)〜9月23日(水・祝) 嵐山の鵜飼 嵐 山 ○歌人(在原業平)の歌にも詠まれ、古来より行われていた嵐山の鵜飼は伝統の “夏の風物詩”。嵐山に流れる大堰川に船を浮かべ、かがり火の中、古式漁法の鵜飼の見物を 楽しみます。ゆったりとした屋形船の中で料理をいただく贅沢、そして鵜匠の手綱さばきを 眺める楽しい一夜です。(8月16日は運休) ・期 間 7月1日(火)〜9月23日(水・祝) 1. 乗合船 ・出船時間:19時、20時(7/1〜8/31) 18時半、19時半(9/1〜9/23) ・乗船時間:1時間以内 食事の持ち込み不可 ・乗船料 :大人 1,800円(浴衣の方は1,600円)、子供(4〜12歳) 900円 2. 貸切船 ・乗船時間:2時間以内 予約制 食事の持ち込みOK ・料 金 :10人乗り 40,000円 16人乗り 52,000円 20人乗り 70,000円 3.宮廷鵜飼(※予約制・当日のみ9時より受付) ・宮廷鵜飼:源氏物語千年紀記念【平安王朝 復元宮廷鵜飼】 ・出船時間:20時(7/1〜8/31)、19時半(9/1〜9/23) ・乗船時間:1時間以内 食事の持ち込み不可 ・乗船料 :大人 2,100円、子供(4〜12歳) 1,050円 ※乗船人員に限りあり、必ず事前に問い合わせること ・協 力:京都市観光協会 嵐山保勝会 4.食事付鵜飼見学船(貸切) 予約申し込みは10名以上で5日前までに ・期 間 7月1日〜9月23日 ※8/16は運休です。 ・料 金 お一人様7,000円(食事、乗船料(鵜飼見物料、税金))飲み物別途(持込み可) ・出船時間:20時(7/1〜8/31)、19時半(9/1〜9/23) ・お問い合わせ : 嵐山通船 TEL 075-861-0302 |
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7月7日(火) 御手洗祭・七夕祭 北野天満宮 TEL 075-461-0005 ○古楼門前広場では、七夕の踊りなどが行なわれます。(午後1時半〜)。神前には菅原道真公 遺愛と伝わる「松風の硯」をはじめ、水差しや、昔、短冊の代用品とされた梶の葉、季節の野菜、 御手洗団子などが供えられます。 |
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7月7日(火) 七夕祭 地主神社 TEL 075-541-2097 ○地主神社は恋の神様。お祓い紙で作られた「七夕こけし」に自分の名前を書いて笹竹に 吊るし、良縁達成・恋愛成就を祈願します。 清水寺拝観料300円必要 |
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7月7日(火) 精大明神例祭 白峯神社 TEL 075-441-3810 ○境内にある地主社には、蹴鞠で大成した飛鳥井家の守護神・精大明神が祀られています。 当日は、蹴鞠が行なわれ(午後3時半)、七夕小町踊り、織姫舞(午後4時半)が披露されます。 踊り手の少女達は、元禄時代のきらびやかな衣装を身につけます。 |
7月7日(火) 貴船神社の水まつり 貴船神社 TEL 075-741-2016 ○祭神が水の神で、水の恵みに感謝して行われるものです。神事の後は献茶会や舞楽の奉納、 また、魚に手を触れずに調理する生間流の式包丁も披露されます。 又、7/1(水)〜8/15(土)日没〜午後8時(土、日、祝は午後9時まで)七夕笹飾りライトアップあり。 |
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7月9日(木)〜12日(日) お寺さんの陶器市 千本釈迦堂 TEL 075-461-5973 ○陶器法要は10日 14時〜 生活に身近な陶器に感謝し、陶芸界の発展を願う祭事です。 期間中は20時頃まで境内一帯で陶器市が開催されます。 |
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7月11日(土) 久多の虫送り 左京区久多 TEL 075-748-2020(左京区役所久多出張所) ○昔からの害虫駆除のやり方で、五穀豊穣と疫病退散を願って、久多の5つの町が合同で 行います。手に松明を持ち、鉦と太鼓を鳴らしながら、害虫を下流へと追いやります。 20時頃〜 交通:京都バス「葛川梅ノ木」→徒歩約8km |
7月19日(日) 御田祭 松尾神社 TEL 075-871-5016 ○お田植祭とも言われ、3人の植女の古式による行事。神前から宮司が早苗を下し植女に授与、 植女は早稲、中稲、晩稲を手に、壮夫の肩に乗り拝殿を3週します。 この祭典は、永和2年(1376年)今から約600年前から厄除けと五穀豊穣を祈る祭事として 行なわれています。 |
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7月19日(日)〜20日(月・祝) 本宮祭(もとみやさい) 伏見稲荷大社 TEL 075-641-7331 ○稲荷大社の分霊をお祀りしている全国の崇敬者が本宮の稲荷大社に参拝します。 21日の宵宮祭では境内や稲荷山にある多数の灯籠に火をともす『万灯の神事』が行われ、 京都在住の日本画家たちが描いて奉納した行灯画が並び、参拝者の目を引きます。 提灯で形どった大鳥居が夜空に浮かび、稲荷大社一帯が万灯の渦と化すさまは壮快でもあり、 怪しくも、郷愁を誘います。 |
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7月19日(日)〜26日(日) 御手洗祭 下鴨神社 TEL 075-781-0010 ○土用の丑の日に水に浸り、身体を清める習わしは古代の禊ぎの風習に由来します。 境内の御手洗池の湧き水に足を膝まで浸しながら献灯し、無病息災を祈ります。 罪、穢れを払い、安産にも効き目があると言われています。 御灯明料 200円 同じような風習が、洛西右京太秦の蚕ノ社でも行なわれます。 |
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7月20日(月・祝) お 涼 み 城南宮 TEL 075-623-0846 ○夏の盛り、お涼みを兼ねて宮参りする風習から生まれた行事で、本殿前に榊の氷柱が 供えられ参拝者はそれを撫ぜて無病息災を祈ります。夕刻〜、祭典は21時頃〜 |
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7月21日(火)・24日(金) きゅうり封じ 神光院 TEL 075-491-4375 ○きゅうりによる疫病除け祈祷が行なわれます。氏名、年齢、住所、病名を記入した紙にその きゅうりを包み、家に持ち帰り、身体の悪いところをなでて庭に埋めると、病気を封じ込める といいます。 ご祈祷代 1,500円(きゅうり代込み) |
7月23日(木)・24日(金) きゅうり封じ 五智山蓮華寺 TEL 075-462-5300 ○きゅうりに氏名、年齢、等を書き込みご祈祷してもらい、体の悪い部分をなで、それを川に 流すと病気を持ち去ると言います。 ご祈祷代 1,000円(きゅうり代込み) |
7月24日(金) ほうろく灸祈祷 三宝寺 TEL 075-462-6540 ○一年のうち一番暑い土用の丑の日に行なう日蓮宗の祈祷です。呪文文を書いた「炮烙」を頭に のせ、もぐさを置いて火をつけ木剣にて九字を切り、悪邪霊を除くもので、暑気払い、中風封じなど に効くと言われています。他に、きゅうり封呪祈祷、商売繁盛祈願の紫陽花祈祷も行なわれます。 御祈祷代 ほうろく灸 2,000円、きゅうり封呪 1,000円、紫陽花祈祷 2,000円 |
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7月25日(土) 鹿ケ谷カボチャ供養 安楽寺 TEL 075-771-5360 ○夏の土用に鹿ケ谷カボチャを食すれば中風にかからぬとの言い伝えから、参拝者に無料で カボチャを接待します。当日は寺宝も一般公開されます。 拝観料 500円 |
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7月25日(土) 真如堂寺宝虫払会 真如堂 TEL 075-771-0915 ○宝蔵に納められている寺宝を本堂で虫干しする行事で、法要と宝物の一般公開が行われます 『真如堂絵巻』をはじめ寺宝200点は見ものです。暑気払いの「びわ湯」の接待もあります(無料) 拝観料 500円 雨天中止 |
7月26日(日) 辧天祭(べんてんさい) 長建寺 TEL 075-611-1039 ○古から洛南三奇祭の一つとして名物となっており、この日は、秘仏御本尊の八臂辧財天が 開扉されます。(志納) 期間中は辧天囃子と夜店で賑わいます。本祭では紫燈大護摩供修行が行なわれます。 |
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7月28日(火) お火渡り祭 狸谷不動院 TEL 075-722-0025 ○約40名もの山伏が柴灯護摩供の後、素足で火渡りを行い、これに続いて一般参拝者も 火渡りを行います。山伏の導きがあるので、誰でも安心して参加できます。参加者には夏越の お札を授与されます。火渡りは、午後7時頃〜 お火渡りのお札500円。 |
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7月31日(金)夕刻〜 千日詣り 愛宕神社 TEL 075-861-0658 ○この日に参拝すると千日分の功徳があるとされ、標高924mの山上の神社を目指す人の列が 夜通し続きます。特に3歳までに詣でると生涯火難除けになると信じられており、幼児を背負って 歩く人の姿も多く見られます。1日の午前2時には火除けの神事、神楽の奉納があります。 |
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7月31日(金) 茅の輪神事 御香宮神社 TEL 075-611-0559 ○午後3時と11時に、神職が茅の輪をくぐり、続いて参拝客がくぐります。茅萱は家に持ち帰り 輪にして戸口に吊るしておくと疫病にかからないとされ、また子供の頭に巻くと知恵をいただける といわれているところから、茅萱を抜き取る人も後を絶ちません。茅の輪くぐりは終日出来ます。 |
○《特集 祇 園 祭》 コンチキチンの祇園囃子が京の町に夏を告げる |
昨 年 の 夏 よ り 祇 園 祭 が 本 来 の 姿 に ! “ 49年ぶりに後祭りが復活し150年ぶりに【大船鉾】が巡行 し ま し た " |
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