パナソニック松愛会

第57回京都歩こう会コース案内

リーダー・上村 弘太郎

日 時

 
 平成14年10月25日(第4・金曜)
 

集 合

 
 近鉄 久津川駅前         出発:午前10時
 

コース

 
 緑と歴史の散歩道(水辺の道) 
 

距 離

 
 7.2km   標高差 20m 平坦な木津川の堤 
 

行 程

 
 久津川駅 ⇒ 平井神社 ⇒ 指月の碑 ⇒ 石田神社遥拝の碑 ⇒ 木津川桜堤 ⇒
    └──────── 2.0Km ─────────┘└───1.2Km──┘ └─1.5Km   

 京奈和自動車道橋下(昼食・休憩) ⇒ 田圃畦道 ⇒ 水主神社・樺井月神社 ⇒ 法念寺
  ─────┘└──────────0.8Km───────┘ └────1.7Km

  ⇒ 近鉄冨野庄駅
   ──┘

準 備

 
 弁当、水筒、杖、雨具、帽子、手袋、保険証、参加証、松愛会110番カード
 

【見どころ】

《木津川》 源を鈴鹿山脈に発し三重県西北を流れて、京都府南部に入り八幡市付近で、 桂川、宇治川、木津川が合流し淀川となる。全長45Km。
《あらすいも》 250年前、琉球芋根元の祖“嶋 利兵衛”によって栽培・普及に成功した。 木津川によって運ばれた砂地の畑作が、サツマイモに適していたのである。
《祝 園(ほうぞの)》 昔は、川は物資の輸送、交通の幹線。大坂城の巨石を運んだ 残り石がある祝園開き浜、奈良の大仏造営時に栄えた木津の港、市辺之忍歯王が暗殺され、その子2人が 水主の渡しから明石に逃れ、後に23代顕宗天皇、24代仁賢天皇となる。祝園は戦の跡地でもあリます。
《山城の国》 山城の国は、古代歴史の宝庫です。 第10代崇神天皇〜第26代継体天皇(520年)頃の時代は大和、山城一帯が歴史の表舞台。古事記や、 日本書紀に登場する神社や古墳、日本国統一の時代の様子を彷彿させる地名の謂れなど興味深いことが多い。 現在は忘れられたままになっていて、のどかな田園や新興住宅地になり平凡なハイキングコースのようだが、 遠からず歴史の脚光を浴びて、新たな観光開発が進むといわれています。

コース略図

実 施 報 告

      日  時: 平成14年10月25日(第4金)   天候: 晴れ 
      参加人員: 64名                所要時間 4時間30分
 《ひとこと感想》

    駅から約2Kmで木津川の堤防に出る。芋畑、白砂清流の木津の大川、黄金色の稲穂、
   無花果畑、山城を囲む五山(甘南備山、鷲峰山、比叡山、愛宕山、八幡男山)の眺め、山城は
   古代ロマン溢れる地。地名や神社に歴史物語が蘇ります。
   桜堤は、憩いの場。気候も良くのんびりと談笑、今日は距離も短く楽々コースです。
   京奈和自動車道橋下は格好の昼食休憩の場、広いグランドがあり整備も行き届いています。
   たっぷり1時間の休憩を取り、そこから水主神社までの田圃道は、蝗(いなご)の大群の
   お出迎えに、食糧難の幼き時代に捕獲して食したことを思い出すことしきりであった。
   冨野庄駅に2時30分到着、駅前で解散した。
   

写真をクリックすると大きな写真が見られます。(ダウーンロードに少し時間がかかります。)

(62.0K)(36.3K) (59.9K)(34.4K)


水主神社に向かう
蝗が出迎える田圃道


久津川の古い家並み
庄屋の長屋門


木津川桜堤
憩いの場所 


京奈和自動車道橋下
昼食・休憩
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