パナソニック松愛会

第54回京都歩こう会コース案内

リーダー・梅田 義雄

日 時

 
 平成14年7月26日(第4・金曜)
 

集 合

 
 JR 山科駅         出発:午前10時
 

コース

 
 山科駅 〜 安祥寺 〜 疏水めぐり
 

距 離

 
 8.5km   標高差 150m 木蔭の多い涼しい道
 

行 程

 
 JR山科駅 ⇒ 安祥寺 ⇒ 山科疏水の道 ⇒ 本圀寺 ⇒ 安祥寺山国有林 ⇒ 
    └─0.5Km─┘ └───────2.0Km────────┘└────3.9km─   

 ⇒ 毘沙門堂(昼食) ⇒ 洛東高校前 ⇒ 疏水の道 ⇒ 諸羽神社 ⇒ JR山科駅(解散)
  ─┘└───0.6Km───┘└─────0.8Km────┘└──0.7Km─┘      

※特記 疏水の流れと国有林の木蔭の道は夏のオアシス。
 

準 備

 
 弁当、水筒、杖、雨具、帽子、手袋、保険証、参加証、松愛会110番カード
 

【見どころ】

《疏 水》 明治23年田辺朔朗の先見性と卓越した実行力、身命を賭した努力によって 当時の国家大プロジェクトとして達成された。以来、京阪神の人々に水の恩恵を与え続けています。
《安祥寺》 859年仁明天皇の妃・藤原順子が創建した平安時代の名刹。 今は、深い木立に覆われた寂しげな寺で非公開寺院です。
《天智天皇陵》 天智天皇は第38代天皇で中大兄皇子と云い大化の改新(645)を実施、律令国家を作った。又、都を 大津に移し戸籍を整えた。わが国で初めて時計を作った故事もよく知られています。遊歩道は御陵の裏と疏水の間を通っています。
《本圀寺》 約700の末寺を持つ日蓮宗の大本山で、元洛中に在り、1345年の建立、天明の大火で焼失したが再興された。 現在地に移転したのは昭和38年、経蔵などは旧地に残っている。加藤清正ゆかりの寺です。
《毘沙門堂》 安祥寺の北東の山中にある天台宗の門跡寺院、長い石段、清浄広壮な雰囲気の寺で「都七福神」 の1つで毘沙門天を本尊とする。樹齢150年のしだれ桜が春を彩り、参道の紅葉が秋を彩り、一度見ると忘れられない景色です。
《諸羽神社》 本殿脇に仁明天皇の皇子・人康親王が琵琶を弾いたという琵琶石が在る。天孫降臨の際 ニニギの尊に随った天児屋命と布刀玉命を祀る。

コース略図

実 施 報 告

      日  時: 平成14年7月26日(第4金)   天候: 晴れ 
      参加人員: 67名                所要時間 4時間30分
 《ひとこと感想》

   駅から少し坂道を行くと疏水に出会う。豊な流れは京都市民の命水。明治2年当時20歳の田辺
   朔朗の発案により、明治18年に着工5年の歳月をかけ完成したもの、川筋の緑の木蔭を吹きぬ
   ける涼風に暑さを忘れる。まさに盛夏のハイキングにぴったりのコースである。
   疏水にかかる赤い橋は本圀寺に至る正嫡橋、寺は加藤清正、水戸光圀に縁の深い日蓮宗の
   大本山、金色の大鐘がひときは目立ちます。境内に清正神社もあり、ここの鳥居も金色であった。
   安祥寺山国有林の山道で一汗かいて、深い木立の間を抜けると、もうそこは毘沙門堂であった。
   毘沙門堂の木蔭でのんびりと昼食休憩の後、諸羽神社に立ち寄り、長谷川氏の名調子で天孫降
   臨の話を聞き神話の世界に思いをはせながら帰路についた。

写真をクリックすると大きな写真が見られます。(ダウーンロードに少し時間がかかります。)

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山科疏水木蔭の道
休憩を兼ね記念撮影


広い本圀寺境内 
日陰を探して一休み


私達がドンビリなの?
置いていかないで!


天孫降臨の解説 
由緒正しき諸羽神社
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