パナソニック松愛会

第53回京都歩こう会コース案内

リーダー・西田 三男

日 時

 
 平成14年6月28日(第4・金曜)
 

集 合

 
 叡電 出町柳駅         出発:午前10時
 

コース

 
 洛北めぐり 修学院 〜 岩倉 〜 宝ヶ池
 

距 離

 
 9.2km   標高差 平坦  閑静で心癒す散歩道。
 

行 程

 
 叡電出町柳駅 ⇒ 修学院駅 ⇒ 鷺森神社 ⇒ 赤山禅院 ⇒ 蓮華寺 ⇒ 三宅八幡宮
          電車   └─0.9Km─┘└─1.0Km─┘└─1.5km─┘└─1.0km─┘(昼食)   

 ⇒ 岩倉具視旧宅跡 ⇒ 実相院 ⇒ 岩倉南公園 ⇒ 妙満寺 ⇒ 地下鉄国際会館駅   
  1.5Km─┘└─0.3Km─┘└─1.2Km─┘└─ 0.5Km─┘└─ 1.3Km─┘ (解散)     

※特記 ハーフコース 叡電岩倉駅 リーダが岩倉駅まで案内します。
 

準 備

 
 弁当、水筒、雨具、帽子、手袋、保険証、
 

【見どころ】

《鷺森神社》
 貞観年間(9世紀中頃)の創建と伝えられ、 赤山禅院の辺りにあったが応仁の乱の兵火の為、離宮山中に移り、 更に離宮造営にあたり元禄2年現在地に移った。本殿は安永4年に改築。 名号のサギは古来神使いとされ、この地に群れをなして住み着いたことに由来する。

《赤山禅院》 延暦寺、西の守り延暦寺別院、仁和4年創建、 京都御所の東北表鬼門に当たるため天台宗の守護神・赤山明神が祭られた。 方除けや厄除けの信仰が厚い。

《三宅八幡宮》 子供のかん虫封じで知られています。三宅とは大化の改新以前の 大和朝廷の直轄地屯倉(みやけ)のおかれた所と考えられ、古代には上賀茂神社の神領であった。

《岩倉具視幽棲旧宅跡》 中納言堀川康親の次男で岩倉具慶の養子となり、1854年侍従に進み 公武合体論の立場から和宮降家に奔走して尊王派に憎まれ、1862年に洛外蟄居を命ぜられ、 5年間ここに隠棲した。この間、倒幕論に転じ志士と密会、王政復興を成し遂げた。

《実相院》 天台宗、開祖は1229年関白近衛基道の孫、静基僧正、その当時の寺地は不明。

コース略図

実 施 報 告

      日  時: 平成14年6月28日(第4金)   天候: 晴れ 
      参加人員: 95名          
 《ひとこと感想》

   梅雨の晴間の貴重な一日。叡電で修学院まで行き、そこが今日のスタート地点。
   歩く前から汗がどっと吹き出る、鷺森神社参道の木陰に入り一息ついて本殿に参拝。赤山禅院は
   厄除けや運勢判断など現世ご利益で人気がある、本殿は修復工事中であるが、境内は多くの
   信者で信仰の篤さと活気を感じる。三宅八幡宮の広い境内の池の畔で昼食。洛北めぐりは、
   どちらを向いても古都の歴史が甦る風物ばかりで案内の長谷川氏の説明にも熱が入ります。
   岩倉は、秀峰比叡山の裾に広がる静かな小さな村で、門跡寺院の実相院を訪ね拝観、御所の
   建物を移築した優雅な邸宅の趣の寺だった。建物はかなり老朽化しているが紅葉の頃に再度
   訪れてみたくなる庭園を後に、広大な敷地を持つ妙満寺を経て地下鉄国際会館駅で解散した。

写真をクリックすると大きな写真が見られます。(ダウーンロードに少し時間がかかります。)

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鷺森神社で一息つぐ


賑わいを見せる
赤山禅院境内


説明に聞き入る
崇導神社前


木陰で昼食
三宅八幡境内
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