松愛会 交野支部 松本 信義(マツモト ノブヨシ)さん 郡津 2018年2月10日 掲載 |
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今回の夢中人は、地域への“恩返し”と言う自らの強い想いから積極的に地域活動に取り組ん |
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特に2014年4月からは「災害時避難行動要支援者支援事 業」を事務局長として立ち上げられ、翌年からは委員長とし て郡津区の大災害時に、1人の要支援者も取り残さないた めの支援事業を、先頭に立って推進されています。しかし、 この支援者事業の推進は“ゼロからの出発で試行錯誤の連 続でした”と語られます。区民2,000世帯 5,000人の理解 と協力は得られるだろうか?個人情報保護と支援活動のた めの情報開示は両立できるだろうか?など大きな課題がた くさんあったが、これらを克服出来たのが推進の大きなポイ ントだったといわれます。 又、その推進には松下電器(Panasonic )での業務経験 が大変役に立ったそうです。 |
防災マップの前で |
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その解決策として作成されたのが、交野市のおりひめ支 援者事業でも高い評価を受け、事例発表もされておられ る「支援者之証」全7ページです。これは①支援者の身分 証②担当される要支援者の紹介③支援者としての行動 マニュアル④緊急連絡網をセットにした内容で構成され、 支援者の方はこれを首からかけて、安否確認訓練や日 常支援活動を行っているそうです。 しかし、この支援者之証は毎年対象者の年齢が増え、支 |
支援者の証表紙 |
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また、この支援者事業の推進に当たっては、毎月第1土曜日に「支援者連絡会議」を主宰さ れ、年間の活動計画作成~月度の推進確認~課題と対応策立案と実行を、現役時代と同じ PDCA手法で取り組まれています。 |
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今後は、年々増加する避難行動時に手助けが必要な“要支援者”と、高齢化と減少傾向の “支援者”との支援体制を、現在のお互いの顔の見える1対1から、要支援者を地域で見守る 支援体制に、どのタイミングで移行するかと、既に数年先を見据えて、今日も元気よく“地域 への恩返し活動”を展開されています。 |
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