模  型
松愛会 交野支部  村上 寿雄ムラカミ ヒサオ)さん  私部
2006年9月28日掲載   

村上寿雄さんと作品「金閣寺」
今取り組み中の「日本の伝統美」シリーズ
材料を削り、曲げ、接着し、数年かけて作り上げます
 
 皆さんが作品展でご覧になっている、「模型作り」の村上寿雄さんを紹介します。
 定年退職後に大型模型のオートバイ作りから始められ、小型オートバイ(80台!)、自動車、帆船、建物など、ラジコン、ワイヤーリモコンと、なんでもござれのスーパーマンです。

 丁寧な作業を地道に続けて、大型帆船は完成までに数年かかったそうです。帆船は胴体になる平板を、胴体の寸法から自分で部材の寸法を決め、部材を一晩水につけてから、カーブをつけて接着したそうですが、曲率半径が小さいので折れやすく、メーカーに平板を追加注文して仕上げられたとことです。
 帆船は製造元の専門模型メーカーが廃業し、次に大型の建物(三重塔など)を作られましたが、1mm弱から数mmの部品を、木材から切り、削り、曲げ、組み立てる、気の遠くなる様な作業の積み重ねです。

 今のテーマは建物シリーズで、陽明門が完成で、金閣寺を作成中、透明ケースに入っていて美しい仕上げになっています。(記事・写真:百田哲郎)

全長1mを越す戦艦大和
 

大型帆船全景

帆船の魅力あるおしり

法起寺 上:全景 下:屋根拡大

最初の頃作った大型自動車

屋根は1mm弱に丸材、角材を切り曲線をつける
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