松愛かたの山歩会 平成19年7月特別編報告           
加賀白山“日本三名山のご来光”
実施日 平成19年7月26(木)、27日(金)  天気:曇り後快晴
コース
1日目: 大阪茶屋町(バス)=別当出合〜中飯場〜別当覗〜甚之助小屋〜南竜分岐〜南竜山荘(泊)
2日目: 南竜山荘〜アルプス展望台(ご来光)〜室堂ビジターセンター〜御前峰(最高峰2702m)〜室堂ビジターセンター〜黒ボコ岩〜南竜分岐〜中飯場〜別当出合(バス)=勝山温泉(入浴)=大阪梅田
歩行距離: 約14km  登り累計高度差: 約1500m
参加者
矢寺、土肥、松井、橋本、安田、中村、大麻、鴻齋、富田、作本(敬称略 順不同) 合計10名(内女性4名)
概要
報告
 日本三名山・日本三霊山そして深田久弥の日本百名山として名の知れる加賀白山に、我が山歩会のメンバー10名は登山ツアーを利用して登って来ました。
 1日目バス移動中は消え残る梅雨前線の影響で雨、合羽着衣を覚悟していましたが別当ビジターセンターに着く頃には雨は上がり快方に向かう様子で超幸運!何でも11時頃までは土砂降りだったとか。一同神に感謝しながら別当出合の吊橋を渡り、雨後で霧が濃く眺望は利かないが滴に濡れた高山植物を楽しみながら、また泥濘に足を取られぬよう注意して、山小屋「南竜山荘」まで仲間全員元気に登り詰めました。夏山シーズンで山小屋は大賑わいでしたが、幸い我々10名は一つの部屋、夕食後は持ち込んだ「気付け薬」で楽しく団欒の後、明日早朝出発に合わせて8時に就寝、「修学旅行みたい」との笑い声も何時しか寝息に!
 2日目、3時には全員起床。外は満天の星に無数の流れ星。子供の頃に見た天の川がその儘の姿で頭上に横たわり「星ってこんなに多かったんだ」と懐古。まだ暗い4時前に出発しご来光ポイントのアルプス展望台へ、明らみかけた東の空の下には北アルプスの峰々や御嶽がくっきりと聳え「大感動」、そしてアルプスの峰から登るご来光に「大感激!」
 ご来光を拝み再び登山開始、明るくなった足下には色とりどりの数え切れない高山植物が目を楽しませてくれ、疲れを覚える暇も無く花々を追っかけ、蒼天に聳える眼前の御前峰を仰ぎながら白山神社の建つ室堂平へ、ここで朝食弁当を食べた後、白山最高峰「御前峰」に登りました。本当に今日は最高の天気に恵まれ、山頂から心おきなく360度の大パノラマを満喫し、全員揃って記念写真におさまりました。
 下山は黒ボコ岩経由で一面に咲く高山植物や見送る白山の峰を楽しみながら甚之助小屋を経て登山口に下り、バスで勝山温泉まで移動。積った汗を流し疲れを癒しました。
 帰り着いた梅田でも慰労懇親会を、「皆さん楽しい山登り、有難う!」。
白山最高峰の御前峰(2702m)にて (右奥は大汝峰)
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