松愛かたの山歩会 平成23年7月度例会報告 |
柳生街道 “江戸時代、剣豪達が往来したロマンの道” |
実施日 |
平成23年7月21日(木) 天気:曇一時小雨、後晴 |
コース |
奈良・破石町バス停…(滝坂の道)…夕日・朝日観音…春日山石窟仏…峠の茶屋…忍辱山円成寺(昼食)…忍辱山バス停(路線バス)=柳生バス停…旧家老屋敷見学…あたやの石仏…笠置寺…わかさぎ温泉(入浴)…JR笠置駅
歩行距離: 約16km 登り累計高度差: 約500m |
参加者
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近藤、藤田(稔)、千葉、竹内、横川、宮川、土肥、小笠原、西澤、中村(和)、澤田(典)、野口、藤田(靖)、大西、板岡、岩爪、作本(敬称略、順不同) 合計17名、内女性3名 |
概要
報告 |
暑さが厳しい今月は、奈良の整備され歩き易い東海自然歩道を、奈良公園を出発点に柳生柳生街道を歩きました。先ず「滝坂の道」と呼ばれる、江戸時代には柳生の道場を目指す剣豪達が往来した春日山と高円山の谷間の道を、涼やかな渓流の音聞こえる石畳の木陰道を、夕日観音や朝日観音、首切り地藏、春日山石窟仏等の石仏や磨崖仏を眺めながら登り、往事は武芸者達の憩いの茶店だった「峠の茶屋」を経て、柳生街道随一の名刹、円成寺までを往時を偲びながら歩きました。
円成寺で昼食を楽しんだ後は、見所も少なく炎天下での村里歩きとなる柳生までの区間を、大柳生の里風景を車窓から眺めながら路線バスを利用して移動しました。
柳生の里で旧柳生藩家老屋敷に入場し見学した後、再び東海自然歩道を笠置寺を経由して笠置町・わかさぎ温泉まで歩きました。途中、山岳修験道の山・南朝所縁の山、笠置寺に立ち寄り、磨崖仏や行場の巨岩・奇岩を眺めながらの修行場巡りも楽しみました。
下山後は、わかさぎ温泉で汗を流し、渇いた喉を潤おして帰路に着きました。 |
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NHK大河ドラマ「春の坂道」でも知られる、旧柳生藩家老屋敷にて |
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柳生ロマンの里を散策 |
笠置寺、巨岩・奇岩の連続する行場をめぐる |
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