大阪造幣局「桜の通り抜け」に行ってきました! |
4月12日(木)、造幣局「桜の通り抜け」に行きました。この日の見物客は115,000人を超えたとのことです。 帰りはウォーキングを兼ねて大阪天満宮、扇町公園などを訪ね、阪急梅田駅まで歩きました。 今年の「桜の通り抜け」は4月11日(水)〜4月17日(火)の7日間、平日は10時から21時まで、土・日曜日は 9時から21時まで、日没後にはぼんぼりなどでライトアップされます。 また、造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行(約560メートル)です。 桜の木は134種349本。 今年の花は「大提灯」です。大提灯は、球形の大輪の花が提灯のようにぶら下がって 咲き、花は淡紅色を帯びた白色です。 明治のはじめに藤堂藩の蔵屋敷から移植された桜が発祥で、品種が多く珍しい里桜が集められた。明治16年 遠藤造幣局長が、市民にも憩いの場にとの発案から満開時の数日間構内を開放しました。 混雑緩和のため一方通行としたので、いつしか「通り抜け」と呼ばれるようになったとのことです。 大阪天満宮は、菅原道真公を祀り学問の神様「天満の天神さん」として親しまれている神社です。 白雉元年(650年)頃、都の西北を守る神として大将軍社を祀りました。延喜元年(901年)菅原道真が太宰府へ 向かう途中、この大将軍社をお参りになり旅の無事を祈願しました。その後道真公は、太宰府において亡くなり、 その50年あまり後の天暦三年(949年)、大将軍社の前に一夜にして七本の松が生え、夜毎にその梢を光らせ たことから、村上天皇が勅命によってここに社を建て道真公の御霊を祀りました。 現在の本殿は、天保14年(1843年)に再建されたものです。 その後、天満天神繁昌亭の前を通り、すべらんうどん(星合茶屋)で遅い昼食を取りました。 天満天神繁昌亭は、大正の天満八軒(寄席や芝居小屋の集まり)の頃のように、上方落語が毎日気軽に聞ける よう2006年9月に復活しました。 すべらんうどんは、大阪天満宮(学問の神様)の近くにあり、麺に切れ目があり箸にひっかかるため「すべらない」 ことから合格祈願のあと多くの受験生が立ち寄ります。受験シーズンが終わった今頃は「すべってけがせんように」 と高齢の方がこられるそうです。 天神橋筋商店街(天神橋1丁目から天神橋6丁目まで南北2.6 km約600店舗が軒を連ねる日本一長いアーケ ード商店街)を覗き、扇町公園に寄り帰路につきました。 2018年4月12日 中村位三郎 |