川西を歩こうシリーズNo6 |
10月12日(金)、黒川ダリヤ園を訪ねたついでに国崎クリーンセンターと一庫ダムを見学してきました。 黒川ダリヤ園は平成13年に山形県川西町から、友好親善の一環としてダリア球根を寄贈されたことがきっかけで平成17年 に 「にほんの里100選」にも選ばれた豊かな自然が残る黒川地区に開園しました。 今年は0.6haの園内に400品種、1,100株が植えられています。ダリアは連作を嫌うので毎年場所を移しての育成は大変 な作業です。花の見頃は10月上旬から下旬。朝晩の冷え込みがひときわ美しくさせます。 通常は「ダリア」と表記しますが、ダリアを寄贈した山形県川西町では明治時代の呼び名を尊重し「ダリヤ」と表現してい ます。 それに倣い「黒川ダリヤ園」としています。 国崎クリーンセンターは、平成21年4月建設された兵庫県川西市・猪名川町、大阪府豊能町・能勢町の1市3町の家庭 ごみなど一般廃棄物の処理施設(処理能力235ton/日)です。 山に囲まれたごみ処理施設で、環境・資源・エネルギーについて学び考えることができます。また、環境イベントや周辺 の森を使った体験学習・保全活動が行われています。 一庫ダムは、高さ75mの重力式コンクリートダムで、一庫大路次川・猪名川・神崎川の治水や川西市・尼崎市など流域 自治体への上水道供給を目的とした多目的ダムです。 ダムによってできた人造湖は、知明湖(ちみょうこ)と命名され「ダム湖百選」に選定されています。 知明湖の命名は付近にある知明山から由来します。ちなみに知明山は「奇妙山」が訛って呼ばれたと言われ銀・銅を産出 する鉱山がありました。また、11月18日には「川西一庫ダム周遊マラソン大会」が実施され、例年約3,000名の参加者が 健脚を競っています。 2018年10月12日 中村位三郎 |
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