「地域ボランティア養成講座」参加報告       2018216 

      216日(金)、川西市ふれあいプラザにて地域ボランティア養成講座が開催されました。
    参加者は15名。ボランティアコーディネーターの松尾やよいさんからご指導を受けました。

    ボランティアの心がけは、いろいろな人たちと活動を進めるうえで異質の感覚(物事のと
   らえ方・感じ方・思考・過去の失敗例はそれぞれ違う)を知る。

   異質は不快だが、グループを長く続けていくのに必要不可欠で、新鮮・刺激・感動に繋がる。
   異質を取り除くと究極的には自分しか残らないことになる。

    しかし、異質の人と一緒に長くいると心が病む。そこで、見方を変える。例えば、「自分
   勝手 ⇒ マイペース、図々しい ⇒ 押しが強い、仕切り屋 ⇒ リーダー、平凡 ⇒ 常識人、
   心配性 ⇒ 用心深い、大雑把 ⇒ おおらか、ケチ ⇒ 倹約家」とポジティブな表現に置き換
   えると付き合いが楽になる。

   相手の人格、人生観を否定してはいけない。
    また、時には上手に負けると活動がしやすくなる。
 
   自分を開く(よく聞く)コツを身につける。「助けて」は言わないと分からないが、
   聞かないと伝えられない人もいる。
   人は誰にでも助けてほしい訳ではない。繋がり上手を目指す。声をかける。様子を聞く。
   笑顔を向ける。歩み寄る気持ちを持つ。

   往々にしてこの異質を排除してしまう(知らない。遠ざかる。気付かないふりをする。)
    福祉ボランティアの怖いところはやりすぎること、やり続けると当たり前になる。次々
   とサービスを求める。その結果お互いが不幸になる。

   やれることはやってもらう。また、たまにはやる側に回ってもらうことも必要。
   また、「ありがとう」がつらくなる(受けるだけではつらい)。ボランティアも「ありがと
   う」を見つけて置いてくることで相手の気持ちが楽になる。
 
  有要感(必要とされること)が生きがい、やりがいに繋がる
    心の体温は、うれしい・楽しいは上がるが、いや・しんどいは下がる
    自分自身のケアも忘れない(鏡の法則:相手に伝わる)。燃え尽き症候群にならない。
    また、家庭の理解があるから外に出られることを意識する。
    会員を増やすには「普段から楽しい」と言っているか。「活動はしんどい、えらい」と
   言っていないか。

   「入る前はできるかな。忙しいなと思っていたが。やってみたらみんな助けてくれるし、
   知り合いも増える。勉強になるし健康にもなる。やってよかった一緒にやらない。」と言
   ってほしい。

   良いことから言うと「ウソー」となる。
    ボランティアの心構えは「身の回りのことから始める」「相手の気持ちになって聴く」
   「無理せず細く長く続ける」「約束を守る」「たえず学習し、自分力をUPする」「常に
   謙虚にする」「周囲の人の理解を得る」「秘密を守る」ことと結ばれました。


                                2018216日   中村位三郎

養成講座受講中

講師の松尾やよいさん




   地域ボランティア
  「心とからだの健康クラブ」が活動開始!  2018111 

   111日(木)、能勢電鉄 滝山駅近郊の会場で、地域で活躍されている方々に地域ボランティア
 「心とからだの健康クラブ」の発足報告をいたしました。

 発足報告の内容
  1.会員数が少数のため、当面は「出前講座」を主体に活動を行う。
  2.活動地域は川西市および隣接地域。
  3.健康講座・健康体操・健康活動などを通じて、心と身体の健康状態に気づき、身体能力の
    低下防止
や健康維持・向上と心の健康・やすらぎを求める活動を推進。
     具体的には、
       1)認定心理士による講演
       2)食生活改善推進委員による講演(生活習慣病やメタボ予防、食事と栄養素、子どもの食育など)
       3)軽スポーツなどの指導や実技
        ・健康吹き矢やウォーキングの実技など
        ・ラジオ体操指導員による指導と実技
        ・きんたくん健幸体操(川西市推奨の健康体操)リーダーによる指導と実技
       4)健康活動
        ・認知症予防、健康寿命改善、ロコモ対策など
       5)安心・安全活動
        ・応急手当普及員による救命講習(心肺蘇生・AED・気道異物除去・止血など)
        ・防災士による講演・講習(避難所運営ゲーム「HUG」、クロスロードゲームなど)
   この中で「心とからだの健康クラブ」への会員加入や講師登録および活動支援の要請をいたしました。
   また、健康吹き矢の紹介と実演を行い、好評を得ました。
 
  出前講座:
   地域の団体や個人の要請に応じて、機材や講師の派遣をいたします。
   主催者は参加者を募集し、会場・駐車場の確保および消耗品・資料などの費用負担をしていただきます。

 
ロコモ:
  運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、
  和名:運動器症候群)」といいます。進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
   ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、
  「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。


  救命講習:
   人形を使用しての心肺蘇生およびAEDを使用する講習会は、川西市内のみの開催となります。

                                2018111日 中村位三郎

健康吹き矢1

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