自主防犯パトロール(通称:青パト)講習会に参加して    2018.6.22 中村位三郎  

  622日(金)、川西警察の協力を得て清和台地区の70名が参加し、交通防犯講習会が開催されました。併せて、
 自主防犯パトロール(青パト)の新規および更新講習会も開催されました。


  特に交通防犯講習会では自転車の交通安全について話があり、平成29年度 川西市の交通事故775件の約25%
 自転車にまつわる事故でした。

  最近の自転車は性能が良く、電動アシスト車も多いためスピードが速く事故が多いと思われます。人間の視野角
 度は約
200度ですが時速40km/hでは100度と半減すると言われています。
  
自転車事故は運転免許証が必要ないため過失傷害となります。夜間の無燈運転や右側通行をした場合は重過失
 傷害となることもあります。刑事罰、行政罰が課せられますし民事訴訟も考えられます。未成年の場合、高校生
 以上は本人が、それ未満の年齢では親の責任が問われ、最近では
1億円前後の賠償金支払いの判決が出ています。
 交通ルールを守り、歩行者に気をつけ、見通しの悪い場所は一旦停止するなど安全走行をしましょう。保険加入は
 義務化されていますので必ず加入しましょう。

  また、自転車盗難の50%は無施錠です。言い換えると50%は鍵をかけていても盗まれています。
 
自宅に帰ったときやわずかな時間の駐車でも鍵をかけましょう。また、ツーロック(鍵を2つかける)や不正開錠
 に強い錠(シリンダー型、ディンプルキー)を使用しましょう。

  
特殊詐欺被害(詳細は添付資料参照)の県下ワースト1位は川西市で伊丹市・宝塚市が続いています。
 電話がかかってきても慌てず、身内の方や信頼できる方に相談するのもいいですが、すぐに警察署へ相談して
 ださい。はがき、メールの場合も記載されている電話番号に電話をしないメール返信しない
 
電子マネー購入や現金郵送を指示されたら詐欺です。

  チカンや不審者対策は、注意が散漫になるので「ながら歩行」(携帯・スマホ・音楽プレーヤーを使用)を
 しない。人通りが多く、明るい道を通る。時々後ろを振り返るなど警戒する。危険を感じたら防犯ブザーの
 使用や
110番通報をする。

  
青パト講習ではDVDを見ながら、不審者・泥棒は目(顔を知られる=声かけ・監視カメラ)・光(明るさ=
 見られる可能性大)・音(声かけ)が苦手。地域住民全員での声かけは一番有効とのことでした。
 
①青パトの窓は開けて通行する。 ②入りやすく見えにくいところは危険。 ③年齢や時間に応じて簡単な質問や
 具体的な内容の会話をする。 ④不審者がいたら追いかけず
110番通報する(不審者は逃げるためには何でもする
 =他者や自分に危険が及ぶ可能性がある) ⑤準備する備品(ホイッスル・防犯ブザー・懐中電灯・傘・救急箱・
 毛布など)の要請などがありました。


                                         2018622日 中村位三郎

シュミュレーターによる
自転車運転
1

シュミュレーターによる
自転車運転
2

防犯講習

青パト講習1

青パト講習2

特殊詐欺チラシ



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