阪急売布駅~山本駅の巡礼道を散策しました   2018.11.29
   11月29日、阪急電鉄宝塚線 売布駅から山本駅間にあります神社、仏閣などを回りました。
 秋晴れの中、すがすがしい気分と久しぶりに厳粛な気持ちになりました。

  売布神社:約1,400前の推古天皇18年の創建。下照姫神が飢えと寒さで困窮の民に稲を植え、
  麻を紡ぎ、布を織ることを教えました。豊かな生活を送った里人は、その御神徳を慕い、
  聡明で美しい姫神をお祀りしています。
  中山荘園古墳:昭和57(1982)年に発見されたこの古墳は、飛鳥時代(7世紀中ごろ)に
  築かれたと考えられています。数少ない八角形の墳丘のため、大変重要で国の史跡に指定さ
  れました。
  市杵島姫神社:主祭神は厳島神社を中心とするイチキシマヒメ神。弁財天ともいわれ芸能
  の神としても親しまれています。慶長8(1603)年に豊臣秀頼が再建。廃仏毀釈令により、
  明治4年3月、現在の社地に遷座されました。
  中山寺:山号は紫雲山。西国三十三所第24番札所。本尊は十一面観世音菩薩。インドの
  勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿を写した尊像。地元では「中山さん」と親しみを込めて
  呼ばれています。
  天満神社: 地元では「西の宮さん」と呼ばれ、旧川辺郡山本村の産土神。延元年間(14
  世紀)、摂津国住吉郡吾孫子の豪族であった若池貞満が、天満宮を奉じて祀ったと伝えら
  れています。
  泉流寺: 巡礼街道沿いにあるお寺、本尊は十一面観音。住宅地の坂の途中にあるお寺と
  いうより、ポツンとした寂しげな木造の小さなお堂という感じでした。庭の寒桜が満開
  でした。
  松尾神社: 地元では「東の宮さん」と呼ばれ、天満神社と同じく旧川辺郡山本村の産土神。
  源頼光に仕えた浦辺太郎坂上季猛が安和年間に祖先である坂上田村麻呂を祀り、山本郷の
  産土社として天下平治を祈願しました。
  あいあいパーク:「見る、知る、買う、体験する、食べる」をテーマにしたガーデニング
  センター。山本駅・中山寺駅周辺は、豊臣秀吉の時代から園芸で有名な場所で園芸店が
  数多く見られます。
  木接太夫彰徳碑: 坂上頼泰公は「山本郷」に生まれ、武士として秀吉に仕え、文禄2(
  1593)年に秀吉から「木接太夫」の称号を与えられた。千年の歴史を誇る日本三大植木産地
  の長尾地区の発展をゆるぎないものとしました。
                          2018年11月29日 中村位三郎


売布神社門前

売布神社の由来

中山荘園古墳案内板

中山荘園墳古とマンション

市杵島姫神社鳥居

中山寺山門

中山寺本堂

天満神社

泉流寺

庭の寒桜

松尾神社門前

 松尾神社拝殿

あいあいパーク
 

あいあいパーク横の
貯水池のカモ

木接太夫彰生誕地
(松尾神社近く)

木接太夫彰徳碑
 


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