甦る孔子の六芸「中国文化漫談」   孔 祥楷 著 青木 俊一郎 訳

今、甦る孔子直系の伝統文化

   2018年8月、宝塚市在住の青木俊一郎氏が次のような訳書を出版されましたのでご案内いたします。
  是非ご一読ください。


  氏はこれまで、著作として2017年に「朱鎔基総理の時代」(アジア・ユーラシア総合研究所)を、
 訳書として、訳者名 松岡 亮名で2002年に「興亡夢の如し、秦の宰相李斯」(東洋書院)、
 2005年に「聖人・孔子の生涯」(東洋書院)を発刊されていますが、今回は訳書として3冊目となる
 本書を本名 青木 俊一郎名で上梓されました。           (兵庫東支部 瀨川佑一郎)

     著 者孔 祥楷(孔子75代直系
     訳 者 : 青木 俊一郎
     書 名 :「中国文化漫談
     出版社 : 一般社団法人 アジア・ユーラシア総合研究所
     定 価 : 2,000円+税 (351ページ)

  本書の紹介

   著者、孔 祥楷氏の中国 衢州市の単科大学衢州学院」での講演65編を収録。著者は孔子75代の
  直系で、「孔子は人間であり、神ではない。世に捧げた最大の貢献は人類愛の提唱、教育は全人類に
  普及すべきという思想」を主題に講演や講座を行なってきた。その内容は氏の多芸多能な実戦経験が
  生き生きと語られており、企業経営の神髄から、文學、書道、音楽、美術、演劇、宗教、篆刻等々に
  つき分かりやすく述べられている。訳者は、始祖孔子の直系75代のDNAが再現されていると感心
  しながら翻訳できたと述べておられる。
 





   鎔基総理の時代 青木俊一郎 著
 
 青木俊一郎氏は宝塚市松ヶ丘在住の意から訳者「松岡 亮のペンネーム」で、2002年に「興亡夢の如し」
2005年に「聖人・孔子の生涯」を日本語版・翻訳出版されましたが、
 このたび青木俊一郎 著として鎔基総理の時代を執筆発刊されましたので下記ご案内いたします。

 永年海外勤務を経験され、台湾・インドネシア、特に北京での約20年間、中国経済の発展と共に現役時代仕事の関係で数々の場面に立ち合い中国経済にご造詣が深く、特に朱鎔基副総理時代には三度の会見、ご婦人の労安さんにもお目にかかる機会を得るなど、それぞれの会見で忘れることのできない清冽な印象を持たれた。このお二人のことを記録に残しておきたいとの願いを10数年を経て、この度ようやく発刊されましたのでご紹介方々ご案内いたします。
                                                     兵庫東支部 川西市 鈴木 勝平
    
    「朱鎔基総理の時代」
  
ー 改革開放の救世主 清正廉明 ー

 著  者:
青木俊一郎

 発行者:桜美林大学北東アジア総合研究所

 印刷所:株式会社 厚徳社
       2017年2月20日 初版第1刷発行

 定 価:本体1800円+税 (B6版 247頁)

 最寄りの書店・アマゾン・楽天でお求めできます。 
                
             <著者紹介>
 1963年 松下電器産業株式会社 入社 
 1968年 台湾松下電器有限公司 営業部課長
 1970年 インドネシア ナショナルゴーベル 営業部部長 
 1979年 松下電器駐華代表処 処長
 1987年 北京松下から―ブラウン管有限公司 営業部部長
 1990年 松下電器駐華代表処 首席代表
 1994年 松下電器有限公司 総経理(社長)、
 2000年 中国・北東アジア本部 顧問(~2003年3月)
 2003年 日中経済貿易センター 理事長
 2016年 日中経済貿易センター 相談役就任、現在に至る。
 NPO大阪府日中友好協会 副会長(2004年~)
 日中語学専門学院 学院長(2007年~)  
 龍谷大学大学院 客員教授(2009年~)
 受   賞 1995年 通産大臣 経済協力賞
 執筆活動
  「中国家電産業の現状」 ジェトロ「中国経済」掲載
  「ケースブック国際経営」 松下電器の中国事業展開を記述 有斐閣
  「21世紀のグローバルな企業活動と国際貢献」 JEITAREVIEU
  「国交正常化40周年日本の家電産業の変化」 SMBCチャイナクラブ
 等々
 <序>抜粋
 1949年新中国の建設毛沢東主導の不毛の30年を大転換し、鄧小平による改革開放政策の推進により高度経済成長の軌道に乗り約40年が経過しようとしている。・・・
 中国には名前をいわずとも「総理」と呼ばれる二人がいる。
周恩来総理と朱鎔基総理のことを尊敬の気持ちを込めて「我々の総理」と呼んでいる。・・・
 高度経済成長への数々の改革開放と大いなる任務を成し遂げた朱鎔基の事績を忠実にたどり、リーダーシップのあり方を考察することにしたい。

<目次>表紙裏(1~22)

<結び>抜粋
  朱鎔基は、1993年~2003年まで第一副総理と総理として10年間江沢民主席と共に国政を担い、歴史上まれな高度経済成長を成し遂げ、トップ人事のルールに従いきっぱりと辞任し、次の時代に引き継いだ。・・・
 筆者は、この文中に触れているが仕事の関係で大変幸運にも朱鎔基副総理時代には三度の会見、ご婦人の労安さんにもお目にかかる機会を得ることができ、それぞれの会見で忘れることのできない清冽な印象を持った。このお二人のことを記録に残しておきたいと願っていたが、それから10数年を経て、ようやく関係者の支援や残された資料を参考にまとめることができた。・・・ 
 表紙  裏表紙 (総247頁)




   聖人・孔子の生涯 松岡 亮(青木俊一郎)「訳」
銭   寧 「著」

孔子に求める究極の“人間学”

9月28日は、儒学文化の祖であり、偉大な思想家、教育家として知られる孔子の生誕2556周年にあたります。この日に合わせ、世界30カ所余りの孔子廟で一斉に記念式典が催されたそうです。

このタイミングに、宝塚市在住会員 青木俊一郎氏が、「松岡  亮」のペンネームで次のような訳書を出版されましたのでご案内いたします。是非ご一読ください。

 著  者 : 銭 寧(QIAN NING)
  訳  者 : 松岡 亮
  書  名 : 「聖人・孔子の生涯」 (原題 : 「聖人」)
  出版社 : 東洋書院  2005年刊
  定  価 : 1,900円+税 (314ページ)

 <本書の紹介> 
 孔子に求める究極の"人間学"
 -苛酷な政治は虎よりもひどいことをする-「礼記」より 
◎人間に対する愛情である"仁"を最高の徳目として、魯国の執政大官 の要職を投げうち、「大同-理想の社会」を求め、遍歴する壮大な生涯
◎2500年の時空を超え、遠大な"新孔子像"を活写して、現代中国の神"と"現代性"の矛盾を追及した著者会心の最新話題作
    (米国、中国で絶賛発売中)

なお、青木俊一郎氏は同じ松岡 亮の名のもとに、2002年、「興亡夢の如し 秦の宰相 李 斯」(東洋書房)を翻訳出版されています。こちらから→
                 兵庫東支部   瀨川佑一郎




秦の宰相りし  「興亡夢の如し」   宝塚市 青木俊一郎
                                     
  銭  寧[著]   松岡 亮[訳]
中国・香港・台湾で鮮烈にデェビュー、大好評の本邦初公開作品!
青木俊一郎氏は宝塚市松ヶ丘在住の意から「松岡 亮のペンネーム」で大河歴史小説秦王朝の活写を日本語版・翻訳出版をされましたのでご紹介致します。
永年海外勤務を経験され特に北京に15年、中国にはご造詣が深く、現在、日中経済貿易センター理事長ほか有名大学の講師として活躍中です。
本書の紹介!
下級役人から這い上がり、始皇帝の天下統一を実現!宰相となり、時代を透徹した見識と胆力で、激動の時代をドラマチックに疾駆し、一大帝国と運命を共にした男の生きざま!
混沌する現代に啓示を与える渾身の大河”秦王朝物語”!

                       ■発行所 株式会社 東洋書院  2002年10月刊
                    〒160-0008東京都新宿区三栄町8
                    電話 03-3353-7579 FAX 03-3358-7458
                   定 価  本体1,900円+税

 表紙挿画は中国美人画の大家 伯樺氏・作  本人・松岡亮(左)と銭寧氏(右)

「日本語版 上梓にあたって」より・・
本書は一編の歴史小説であるが、この物語の中には少なからず現代的なジョークを挿入しておいた。と言うのは、歴史小説といえども現代生活と相関性を持ち得なかったら、読者は閲読する興味を持ち難い物であると、作者は信じているからである。この小説は2000年初めに中国で出版されたものだが、たちまちにして読者の好評を得たことは、作者として創作に費やした時間は決して無駄でなかったと感じている。

今、この小説が日本語に翻訳され、出版されることになったのは、作者として非常に光栄に思うと同時に、日本の読者がこの作品を好きになり、その長い年月にわたる歴史物語の中から、現代中国人の精神的訴求を読み取ってもらえることを期待したい。

なぜ李斯を書こうとしたのか? 中国歴史上、彼よりもっと偉大であり、もっと面白く、もっと邪悪で、もっとドラマチックな人物がたくさんいる。しかし李斯は私をとりこにしてきた。
一つの民族の性格は、重大事件が作り上げ、重要な人物の思想や行動が反映するものである。秦の始皇帝の中国統一とその後の”焚書、坑儒”は重大事件であり、その場面で重要な役割を演じた宰相李斯もまた、重要人物であった。李斯の経歴は、中国の政治を理解する一つの鍵であり、数千年来変わることなくルールに従って進行しているようである。彼の悲劇的な一生は取りも直さず中国の知識階級の宿命であり、人間性の恒久的な弱点を垣間見ることもできよう。

日本語版発刊にあたり、翻訳の労を執られた松岡亮氏の本書に対する愛着と熱意、そして真摯な仕事ぶりに感動させられました。深甚なる謝意を表します。日本において分布されることにお礼を申し上げます。(著者)

Copyright (C) 2018 shoai All rights reserved.