◇第５６回の池田市美術展に川西の赤尾さんが初めて出展されました。
会場の池田中央公民館は阪急池田駅の前にあり、
３階建ての綺麗な建物で非常にアットホーム的な雰囲気です。

◇絵画の部は、入選作品７７点が展示されています。５０号サイズの制限があり、
かつ今年から近郊の一般出品者の展示壁面を多くとったそうで、
親しみを感じる絵画も多くなったのではと感じました。

◇赤尾さんの「利久の町の老舗」は３０号の水彩画です。
お聞きするところ、奥さんの実家が堺で「堺菓匠・八百源」の「銘菓・肉桂餅」（ニッキモチ）を
永年にわたり愛好されているそうです。

◇堺は茶聖・利久（利休）が住んだ町、茶席に好評な肉桂餅を、創業２００年の老舗「八百源」が
伝えてきた。そのシンボルで趣のある“古い店舗”を今回は描いています。

◇肉桂餅を愛する赤尾さんの思い入れが、柔らかい雰囲気を持った水彩画となっているように
感じました。　近くにお越しの節には、是非ともご覧になってください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２７年９月２０日（日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レポーター　関谷勇

池田市中央公民館の玄関看板	池田市美術展会場の入口風景	会場展示風景➀
会場展示風景②	赤尾さんの作品「利久の町の老舗」	作品の前にて赤尾さん・関谷