社会貢献活動
幼児や子供達への「絵本読み」に励む!    猪名川町 芦野 弘さん

一般に活字離れが進む昨今だが芦野弘さんは、多くの仲間と共に良書の「子供達への絵本読み」の活動を続けている。六年前、JPIC(大手出版社・書籍取次社協同組織)読書アドバイザー資格(五期生)を取得し、数種の読書会組織が催す「幼児、子供たちの絵本読みに」大阪・神戸など月に四〜五回の開催に奮闘中である。関西でのアドバイザーは現在十二期生まで三十名だが、男性は二名と貴重な存在で、こどもたちから「おじさんの絵本読み」として人気を博している。
絵本や児童書の読みが中心だが、年令にあわせて手遊びやお遊びも取り混ぜ、次代を担う子供達の健やかな成長を願う。幼児から小学校三年くらいまでは素直な表現が初々しいが、五年生くらいからは発言や行動が周囲の雰囲気、反響を気にしだすとのことで、自我や知恵の成長が感じ取れるし、アドバイザーとして自分達も共に楽しまなければ、子供達は敏感に感じとり、読んではいるが同時に教えられることが多い。
自身も、読書好きで自宅の愛蔵書も五千冊を超える。また勤続三十周年記念のご家族旅行で北海道で雄大な景色を見て、仕事一途で中断していた絵心を呼び起こし、以来十七年間「水彩画」を描き続け、年三回〜四回仲間と作品展を開催。また「書道」も芦野壮風の雅号を持ち和書漢書の行書、草書、隷書を得意としている。               兵庫東レポーター    (北村)
芦野壮風 書