枚方市のほぼ中央、牧野車塚古墳の隣、関西外大片鉾学舎移転跡を市が買い取り防災公園や火葬場の整備を中心とした「安心と輝きの杜」が作られた。その一角に「枚方市立中央図書館」が平成17年4月に開設された。
市民の生涯学習の拠点としての図書館は、昭和48年に図書館条例が制定されて以来、30年間にわたり地域図書館(枚方・楠葉・牧野・御殿山・さだ・香里ヶ丘・山田・菅原・津田の9館)と分室(10ヶ所)、自動車文庫(2台)などで身近なところで利用できる小規模な図書館として整備されてきた。しかし、身近な反面、狭くてバリアフリー化が遅れている、図書や雑誌が分散し少ない、情報化が遅れ視聴覚・マルチメディア資料が不十分などの課題を抱えていた。 関西外大より寄贈された中央図書館の建物は、どっしりとした重厚な外観で、生涯学習の拠点にふさわしい建物だ。地上7階、地下1階の建物の内部は、耐震強化、バリアフリー化などの改装がされ、多くの市民が使えるよう衣替えしている。 今までの地域図書館と、大きく異なるのは、フロアー毎に特色あるサービスコーナーが設置され、マルチメディア資料も多く取り揃え、IT化にも対応していることだ。
また、平成18年1月から、枚方市民会館3階にあった枚方図書館にかわり、中央図書館市駅前サテライトが関西医大枚方病院前に開設され、年末年始以外休館なしの図書サービスコーナーが出来た。ここには15,000冊の蔵書があり、コイン式コピー機や自動貸出装置が設置され、通勤・通学などの途中にも利用しやすくなっている。貸出は一人合計12冊まで2週間借りられ、返却は市内各地域図書館・分室・自動車文庫など、どこでも返却できます。 文責 冨田朝己 |
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枚方市立中央図書館 |
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吹き抜けのフロアー から2階へ |
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3階 新聞・雑誌・漫画 コーナー |
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3階 漫画の蔵書 |
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3階 インターネット閲覧 |
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4階 一般書フロア |
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4階 一般書フロアの 新着図書紹介 |
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5階 参考資料室 |
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参考資料室の閲覧 コーナー |
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5階 参考資料室の 新聞紙面データベース |
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6階 選書担当事務室 |
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1階 軽読書コーナー |
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地下自動車文庫基地 |