「2015年度第3回料理教室」 2015年8月4日
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2015年度料理教室の3回目が、8月4日(火)に南部生涯学習市民センター(ユーカリ)で開催されました。 今年のテーマ「ヘルシー&スピード料理をマスターする」(全5回)です。
3回目は、4名の欠席(田渕さん・中村さん・小川さん・岸上さん)で20名が参加しました。 7月の開催を中止して8月4日に変則的に実施することにした為、欠席者が多かったように思います。またこの日は、辻調理師専門学校の加藤先生の教え子である田中さんが、見学に来られました。加藤先生の丁寧な教え方や、ポイントをメモされ、料理の事前準備もお手伝いされていました。特に針しょうがは、会員には少し難しく田中さんのフォローが嬉しく思いました。夕方からはくらわん会「たそがれウォーク」も予定され、一日中が松愛会行事のようでした。
本日の3品は「イカと大根のわた味噌煮」「茄子の揚げ浸し」「生姜ごはん」で3品ともに暑さを乗り切る生姜を使った料理です。。 加藤先生にはB班で試食していただき、また見学の田中さんには、A班で試食していただきました。
★生姜ごはんの作り方から始めました
①.米は洗って、炊飯器の目盛までだし汁を入れる。このだし汁は、先生がまとめて作りましたが、冷ましてから入れるのがポイントです。
②.しょうがは、こそげるように皮をむき、細かくみじん切りに、うす揚げは表面の油ぬきをして、薄く2枚に裂き、米粒大まで細かく刻むのがポイントです。炊き込みご飯はタンパク質(うす揚げ)が入るとまろやかになるので欠かせません。。
③.炊飯器に、調味料を入れひと混ぜして②の材料を加えてスイッチを入れる。今回は人数調整も考え、A班C班と、B班D班でそれぞれ炊飯器を利用しました。
④.炊き上がったら、お茶碗に盛り、上からネギを添えます。
★イカと大根のわたみそ煮の作り方
①.いかは、ワタを破らないように抜き取る。足のつけ根に指を入れて上側の皮と離していく。胴は軟骨を取り除いて1.5cm幅の輪切りにする。足は、2本ずつに切り、エンペラ(エラの部分)も食べやすい大きさにきる。
②.大根は、2cm厚さの輪切りにして皮をむき、太い部分は半月形に切る。
③.ボウルに酒、みりん、みそを入れ、いかのワタ1ぱい分をしごき入れる。よくとき混ぜてから水1カップを加える。
ワタが小さい場合は、2はい分入れるとよい。
④.鍋に大根と③を入れ、5分間煮る。次にいかを加え、落し蓋をして20~25分間弱火でじっくり煮る。
⑤.落し蓋をとり、煮汁を全体にかけながら少し強火にし、煮からめる。味をみて、香りを出す意味でしょうゆを加え火からおろす。皿にもりつけ、小口切りした青ねぎと針しょうがを散らす。
★茄子の揚げ浸しの作り方
①.茄子は、ヘタを切り落とし縦に半分、横に半分に、さらに半分に切る。8個にする。
②.フライパンに①を入れ、皮から焼いていく。さらに切り口側を焼く。色よく焼きあがったら、余分な油を落とすために、皮を下にしてキッチンペーパーの上にに置く。
③.大根は皮をむきおろす。貝割菜は流水であらい根元を切る。
④.鍋にだし汁、しょうゆ、みりんを入れ、ひと煮立ちしたら、②の茄子としょうが汁を入れて、火を止める。
今回は鍋に、水200ccとしょうゆ40cc、みりん40ccを入れ火にかけ、沸騰する寸前にかつお節を手で揉んで細かくして入れると、だし汁をとらなくてもよいので、この方法で実施した。かつお節を細かくするのは、塊になるのを防ぐ意味です。
⑤.④が冷めて味が浸みたら器に盛り、上に大根おろしを少し水切りして添え、貝割菜を添える。
今年度に初参加の「岡田 益満様」からご感想を頂きました。
<料理教室に参加して>
昨年末、東京で15年間の単身赴任生活を終え、無事卒業をさせて頂きました。単身赴任中は、外食中心で殆ど料理はしておりませんでしたが、現在もパートで頑張っている妻の為に、週5日の夕食作りに挑戦し、悪戦苦闘をしております(笑)。
そのような中、この料理教室は大変役に立っており、加藤講師や諸先輩方による実演や、ご指導により、ネット検索のレシピからでは決して得られない貴重な『生』の体験をさせて頂き、毎回『目から鱗』の新発見をしております。
今回のメイン料理『イカと大根のわたみそ煮』も復習を兼ねて我が家の夕食メニューに早速追加させて頂き、大好評でした。今回習得した『イカわたのさばき方』を参考にして、近々『イカの塩辛』作りにも是非チャレンジしたいと思っています。
みなさん、今後ともよろしくお願い致します。
岡田 益満様 ご感想、有難うございました。
写真:HP作成:永井和人