加藤先生を囲んで参加者の皆様です
2016年度料理教室の最終回が、10月24日(月)に南部生涯学習市民センター(ユーカリ)で開催されました。 今年のテーマ「ヘルシー&スピード料理をマスターする」(全5回)です。
最終回はB班の岸上さんが欠席され20名での開催になりました。本日はローストビーフと付き合わせの粉ふき芋・ほうれん草のバターソテーとバターライスとビシソワーズの3皿です。レシピを見て、時間的に厳しいと判断し15分前に集合していただくようにお願いしました。その甲斐あって全員での写真撮影も時間内にできました。また15分早めるために、先生の事前準備のお手伝いを、D班メンバーの横畠さん、中島さん、村上さん、篠崎さん、岡田さんと世話役の小川さん、中村さん、櫻田さんにお願いしました。加藤先生の試食は予定通りD班でしていただきました。手順と作り方は以下の通りです。
本日の献立3品
事前準備のお手伝い
玉ねぎ人参のみじん切り
ローストビーフを焼く
盛り付けのお手本説明
盛り付けを開始D班
B班の皆さん
加藤先生とD班の皆さん
試食後の質疑応答
食材当番のD班の皆さん
本日の食材の一部
ローストビーフの焼き方説明
材料をミキサーで混ぜる
ローストビーフをスライスする
盛り付けを開始A班
A班の皆さん
C班の皆さん
試食後の感想
後片付けも料理の一部
世話役の皆さん
★「バターライス」の作り方
- 米は洗ってザルにあげ水切りをする。今回は調達当番のD班の皆さんが事前に準備しました。
- 玉ねぎと人参は、みじん切りにする。
- バターで玉ねぎと人参を炒め、玉ねぎが透明になったら米を加えよく炒める。
- 炊飯器に、水420mlとチキンブイヨン1個を細かく削って入れて炊く。
- 炊き上がったら皿に盛り、刻みパセリを散らす。
◆ポイント◆
* 玉ねぎと人参は、お米の大きさよりも小さくする。
*チキンブイヨンは下ろし金で削る感じ。
★「ビシソワーズ」の作り方
- じゃが芋は薄切り、玉ねぎはせん切りにする。
- 鍋にバターを入れ、玉ねぎを炒め、しんなりしたらじゃが芋を加える。
- チキンブイヨンと水250mlを加え、蓋をしてじゃが芋がやわらかくなるまで煮る。牛乳を加えてミキサーまたはフードプロセッサーにかける。(今回はミキサー利用)
- 塩、こしょうで味をととのえ、冷水で冷やし常温にしてから、冷蔵庫に入れる。
- 器に盛り、生クリームを回すように入れ、刻みパセリを散らす。
◆ポイント◆
* 常温にして冷蔵庫に入れないと、他の食材に影響する。
★「和風ローストビーフと付け合わせ」の作り方
- 肉の表面に塩とこしょうを刷り込む。
- 玉ねぎ、人参、セロリは0.5㎝の角切りにする。にんにくはみじん切りにする。
-
片面を4~5分中火で表面をこんがり焼き、もう片面を
酒大さじ2を加え、蓋をして蒸し焼きする。
- 3の肉を取り出しアルミホイルに包み余熱で火を通す。
- フライパンに残った野菜に、ブルベリージャム、しょうゆ、水150ccを加えてとろみがでるまで煮込む。
- 肉を3.5mm幅にスライスして皿に盛り、ソースをかける。
- 付け合わせを盛る。
付け合わせの「粉ふき芋」の作り方
1.じゃが芋は皮をむいて、一口大に切る。
2.鍋に入れてひたひたの水で茹でる。じゃが芋がやわらかくなったら、鍋の蓋をずらしてゆで汁をすて、余分な水分を飛ばす為、弱火にかけ塩、こしょうをする。
付け合わせの「ほうれん草のバターソテー」の作り方
1.ほうれん草は、茎と葉先に分けて3㎝長さに切り、茎からサラダ油で炒めていく、葉先も加えて水を100ml、さとう小さじ2を入れて強火で炒め、しんなりしたら水をすて、バターを加えて塩・こしょうで味をととのえる。
◆ポイント◆
*肉は2時間程度室温に出してから焼く。ステーキも同じ。
*肉はアルミホイルで二重にしっかり包み余熱で火を通す。
スライスする時の煮汁は、ソースに戻す。
*フライパンに残った野菜はゴマすり棒などで潰す。
*炒めたほうれん草は、しっかり水気を切る。
◆感想
2016年の最後のレシピは、かなりレベルが高く感じました。
ローストビーフは高級感があり、どの班も見事な出来栄えでした。大変おいしくボリューム感もたっぷりでした。
◆加藤先生からのお知らせ
2017年は第三火曜日に戻す予定です。
写真:松島・永井/HP作成:永井