本日のマジック
◇お札の復元(仕掛け有)
お札をこのように2つに
破りました
破ったお札を上手にこの中に入れてっと、タネが見えてますね
- お札(例えば10,000円札)のオモテ(人物像側)を客側に向け、長尺方向の真ん中からオモテが見えるように内側に2つに折ります。
- 折ったお札を、今度は真ん中より1cmほど右側の位置で、今度は反対方向(ウラ向き)に折り返し、きっちり折り返し線をつけたところで2つに破ります。破れた2枚のお札の “くっつける” ような仕草をしながら左手と右手を交差して行きます。
- するとどうでしょう。
2枚のお札が “くっついている” ではありませんか。この時、上手にお札を持たなければタネが分かってしまいますよ。
◇目隠しをしてダイスの目を当てる(ダイス)
準備:ダイス2個
- 演者はダイスゲームの合間にこんなことを言い出しました。
「私に目隠しをして、後ろ向きに座らせてくれ。ダイスをぴったり当ててみよう。 もし間違ったら1,000円おごろう」
- 客達は演者の言う通りにしてやる。
- すると演者は次の質問をする「2つのダイスを振ってどちらのダイスでもいいから、好きな方のダイスの目数に2を掛けて、それに5を足してくれ。出来たらさらに5を掛けて・・・・、その答えにもう1個のダイスの目数を加える。さて、いくらになった?」 客は『70』を答えた。
- 「よし、それではダイスの目を当ててみよう。そいつは『5』と『4』だね。演者の言う通り、ダイスの目は『5』と『4』だったのである。
◇振って出たダイスの目を当てる(ダイス)
先生が紙に計算しながら
指導中です
準備:ダイス3個、ペン、メモ用紙、電卓(ある方が良い)
- 演者は客に今度は3個のダイスを渡す。そして演者に見えないようにして、客に3個のダイスを振らせる。
- 演者は客に「ダイスを振りましたね。ではその内の1つの目に2を掛けて5を加えて下さい。答えは言わないで下さい」と言う。
- 客が「はい、しましたよ」と言ったら、演者は「その答えを5倍して下さい」と言う。続いて「その結果に2つ目のダイスの目を加えて下さい」という。更に「その結果を10倍して下さい」という。
- 最後に「出来たらその結果に残っている3つ目のダイスの目を加えて下さい」と言う。演者は客にその結果を教えてもらう。
- 客がもし『614です』と言ったとしよう。演者は直ちに「ではあなたが振って出したダイスの目は『3』と『4』と『6』ですね」と当てる。
◇サイコロの目の合計は?
準備:2個のサイコロ(出来れば色の異なるカラーサイコロが良い)
- 客にサイコロを2個渡す。 例えば “赤色” と “黄色” のサイコロ。演者はウシロを向いて、サイコロを見ない。
- 客にサイコロを振ってもらい、出た2つの目をタシテもらう(例:赤サイコロ『3』と黄色サイコロ『6』)
- 次に2つのサイコロの内どちらか1つを選び(例:黄色サイコロ)、そのサイコロの底の目(『1』但し演者は分からない)をタシテもらう。その時もう1個のサイコロ(赤)は横に置いてもらうこと。
- 最後にもう1度選んだ方のサイコロ(黄色サイコロ)を振ってもらい出た目(例:『5』)をタシテもらう。
- 演者は前を向き、客の頭にある数(合計)を当てる。この場合『15』
※演者は振りむいて前を向き、すばやく2つのサイコロの目(黄サイコロの『5』と横においてある赤サイコロの『3』)を読み取り(つまり5+3=8)、その合計に『7』を加えれば答え(8+7=15)が出る。
◇カードマジック(サイコロの目 )
準備:サイコロ 2個
同じマーク(どのカードでもよい)の13枚=1 ~ 13まで使用
13枚 のカードをこのように
順にボトム側に回して・・・
- A(エース)をトップ側にキングをボトム側に、1~13まで順番に並べる。
- 演者はカードをウラ向きに持って「2個のサイコロの目の合計数だけ、このようにボトムに回して下さい」と説明して、トップからボトム側にカードを何枚か廻します。(回した数を覚えておきます ⇒ 重要)
- 回し終わったら、そのままの状態(すなわち、カードをウラ向けたまま)客に渡します。
- 客にサイコロ2個を渡し、サイコロをテーブルに投げてもらいます。その時演者はウシロを向いて見ないようにします。
- 客に「2個のサイコロの目を合計して下さい」とお願いします。そして「サイコロの目の合計した数だけ、私がやったようにカードをトップからボトムへ必ず1枚ずつ丁寧に回して下さい」とお願いします。勿論この時演者は後ろを向いてみないようにします。
そして客に、サイコロの目が分からないように片付けてもらいます。
- 客がカードを回したことを確認して、前を向きカードを受取ります。
- サイコロの目の合計は、必ず【13-“A”】枚目のカードの数です。この “A” は演者がボトム側へ回した数。 即ち、サイコロの目の合計は、受取ったカードのトップから
数えて “13-A” 枚数目のカードが、サイコロの目の合計と 同じ数字のカードになります。 演者は答えの枚数目のカードを、テーブルの上にウラ向きに置きます。そしておもむろに「サイコロの目の合計は、いくらでしたか」…と聞きます。
- 客がサイコロの目の合計の数を言ったら、テーブルに置いたカードをオモテ向きにして、 当っていることを確認して演技を終わります。
サイコロでは “6” の真後ろは
“1” ですが、手首をこのように
使うと “1” にはなりません
※
サイコロのテクニック:
サイコロを使ったテクニックの1つを紹介します。
サイコロでは “6” の反対側(真後ろ)は “1” ですが、
手首をちょっと使うと “2” にも “3” にも “4” にも
“5” にもなります。