第27回マジック同好会を、2015年6月3日(水)枚方市民会館会議室で開催しました。講師の亀岡高夫さん(5班会員)を含め5名の会員が集まりました。5月は例年以上に暑かったせいもあり、体調を崩された会員もあって欠席者が多く参加者は少なかったのですが、それゆえ密度の濃い内容で、かなりテクニックを要するマジックが多かったのが特徴です。
◇カード「トップコントロールの仕方」
カードマジックで応用範囲の多い(基本となる)トップカードをコントロールするやり方を復習した。◇カード「シャッフルのやり方」
幾通りかのシャッフルのやり方を復習した◇リングの不思議
(1)カードマジックでの「当て方」
各種カードマジックにおいて、相手が選んだカードを当てる方法1つとして、市販の“特殊ライト付蛍光ペン”を使う方法。 意外性があって面白い。
1)市販の“特殊ライト付蛍光ペン”を用意する。この“蛍光ペン”を使うと普通紙に文字等を書いても後が残らず、何が書いてあるのか分からない。が、
2)書いた箇所に蛍光ペンに付いているライトで“光”を当てると文字等が浮かび上がる。
(2)クリップ カード
1)相手にカードを渡しシャッフルしてもらった後受取り、ウラ向きに両手に持ち、1枚カードを抜いてもらい覚えてもらいます。
2)残りのカードをウラ向きに広げ、覚えてもらったカードを適当なところに差し込んでもらいます。
3)マジシャンは差し込んだカードのトップ側のカード(右側)1枚を見えないように1センチほど相手側に押し出します。その後カードを揃えます。
4)相手側に1センチ押しこんだカードを右手親指で上に移動し、相手の覚えたカードまで移動して2枚を揃えます。2枚を持ち「このカードをクリップで挟みます」と説明します。
5)2枚を揃えてクリップで挟んだ後、下向きにふせてから右手中指で下側(つまり相手が選んだカード)を中に押し込みます。
6)クリップを挟んだカードより上のカードを分けてヨコに置きます。その上にクリップを挟んだカード1枚をヨコに置いたカードに重ねます。
7)クリップを挟んだカードより下のカード全てをその上に更に重ねます。 クリップを挟んだカードはサンドイッチ状態になっています。
8)クリップを挟んだカードを両手で中に押し込みます。クリップがテーブルに落ちて選んだカードが分からなったように見せます。 実はトップカードが相手が選んだカードです。
(3)カードマジック(時計の予言:色が変わった)セット必要
セット準備:赤裏カード1組と青裏カード1枚。ジョーカは抜いておく。 ボトム(表側)から13枚目に青裏カードをセットしておく。 青裏カードと同じ赤裏カード(例えば
クラブの2)をトップから数枚目にセットしておく。
1)カード表面を上にしてリボン状にひらき、確認してもらう。
2)裏面を上にして、上半分のみシャフルし、下13枚目のセットを崩さぬこと。
3)表向け、予言のカードを出すと言って「クラブの2」を探して、裏向きに出す。そして時計のセンターに裏向きに置く。 (トップ側に必ず有るはず。ボトムの青色カードが見えぬよう注意)
4)客に1時 ~ 12時の好きな時刻を想い浮かべてもらう。例えば4時。
5)思った時刻の枚数(4時なら4枚)をボトム(表向きカード)から取って貰う。演者に分からないようにしておく(もらう)。
6)残りカードを表を上にして、12時から11、10、・・・3、2、1時というように12枚のカードを並べる。(反時計廻りでおいていく)
7)客が手に持ったカード4枚を1時から順に1枚ずつ、時計状「に並んだカードの上においていく。
8)最後のカードは4時で終わる(はず)。「4時のカードは予言されてました」と言い、中央のカードをめくると、4時のカードと同じである。 つまり、中央のカード(予言カード)と4時の位置あるカードは同じである。
9)更に4時のカード以外を裏向けると、全て赤裏カードである。が、4時のカードを裏向けると、このカードのみ青裏カードである。
・以降の開催日は7月1日。
会場は枚方市民会館会議室です。
(報告、写真:勝川康正 HP作成:冨松義男)
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