第25回マジック同好会を、2015年4月1日(水)枚方市民会館会議室で開催しました。講師の亀岡高夫さん(5班会員)を含め7名の会員が集まりました。いつものカードマジックの他に、極々身近なもの(クリップ2つ、紙=紙幣可)を使った “2つ(2人)は結ばれる”マジックは実に簡単ですが、それゆえ結婚式の余興などにぴったりの楽しいものでした。
◇カードマジック 「エルムズレイカウント」
エルムズレイカウントとは4枚のカードの3枚目を見せないで、4枚を(4枚として)右手から左手にカウントしていく技法。
今後、活用していくのでみなさん十分に練習しましたが、難しい。しかし、応用範囲が広そうです。
(1)カードマジック「サンドイッチ・スプレット」
1)デックの11~23枚目に同一スーツ(同じ色・形)のカードを上から順に揃えた(A⇒Kまで13枚)を含む52枚のカードを準備。
2)客にデックの上から1/3程を取ってテーブルの右に伏せて置かせ、残りの上半分を取ってその左に、下半分をさらにその左に伏せてもらう。
3)中央の山のトップカードを覚えてもらってから、その山全体を切って伏せてもらう。
4)右の山 続いて左の山もシャフルし、今度は表向きに置いてもらう。
5)中央の山を表向きの山2つで挟む(サンドイッチ)ようにシャフル。
6)デックをテーブル上にリボン・スプレットすることにより、覚えてもらったカードを当てる。
(2)2人は結ばれる~クリップが見事繋がる
1)クリップを2つと紙(1,000円札紙幣など)を準備する。
2)紙を“逆Z型”に折り、上から見て“紙のヘアピン”が2つ出来るようにクリップで留める。
3)逆Z型の紙の両端を引っ張ると「何ということでしょう」、2つのクリップが繋がっています。
更に、先生からクリップ2つと「輪ゴム」で、輪ゴムに2つクリップが繋がる応用技を見せていただきました。
全員でこれに挑戦して出来るようになりました。
早速、披露しなければ!
(3)カードマジック「リーダーに続け」
1)黒カード5枚、赤カード5枚を用意し、十分確かめてもらってから10枚を表向きに重ねるが、重ねる時手前のカード6枚(黒5、赤1)と、残りのカード4枚(赤4)に分けるように予めブレークする。
2)そして、あらためてその6枚のカードを表向き(赤上)にテーブルに置き、その上に4枚のカードをこれも表向き(黒上)に重ねる。
3)重ねたカード10枚を今度は裏向きにし、トップから5枚を裏向きに 残りの5枚も裏向きに置き、その後2つに分けたカードを表向きにする。
4)2つに分けたボトムカード1枚ずつを客側に表向きに置き「この2枚のカードがリーダーです」と説明。
5)マジシャン側にある2つの山を裏向きにし、「リーダーを入れ換えます」と説明して、客側に出したカードの左右を入れ換える。
6)マジシャン側の裏向きカードを表にすると同じ色のカードが現れる。「リーダーを入れ換えてもリーダーに従います」と説明。
7)客側にある2枚のカードをもう一度左右を入れ換え、6)と同じことをする。客側には3枚のカードの山が2つ出来ている。
8)さらにマジシャン側のカードを1枚客側に移動した後、客側の4枚のカードの山を左右交換し、4枚目のカードを表向きにすると、やはり『リーダーに従っている』になる。
9)マジシャン側に残った1枚ずつのカードを、その場で左右交換後客側に移動して表向きにすると、これらも『リーダーに従っている』になりました。
(4)カードマジック「父さん(10、3)空し(6、7、4、・・・)」
1)カード10枚(A から10まで)を使う。
2)その10枚を『10、3、6、7、4、2、5、8、A、9』の順に並べ、裏向きにし、「1」と言いながら最上部のカード1枚を最下部に廻し、次のカードを表に向けると『A(エース)』が現れ、次に「2」と言いながら最上部のカード2枚を順に下に廻し次のカードを表に向けると『2』が現れる。
3)9まで繰り返していくと『A(エース)』から『10』まで現れる!
・以降の開催日は5月6日、6月3日、7月1日。
会場は枚方市民会館会議室です。
(報告、写真:勝川康正 HP作成 : 中村雅裕)
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