（松愛会枚方南支部　マジック同好会）

　第22回マジック同好会を2015年1月7日（水）に枚方市民会館会議室で開催しました。 講師の亀岡高夫さん（５班会員）を含め6名の会員が集まり、今回はカードマジック中心に熱心に楽しく取り組みました。

１．前回の復習

◇フォールスカットについて
カードマジックをやるうえで最も必要なことの一つに「フォールス・カット」があります。カードの上下を重ね替えたように見せて、その実はカードの順番が変わらないカットで全く元のままにしておく方法です。「1組のカードを手にしたらまずこのカット」というのが常識とされています。日頃から先生にもこのカットを十分に練習するようにいわれています。

2．本日のマジック

（１）カードマジック「同じカードが2組揃う（ジャンボカード）」
1)2枚のジャンボカードと9枚の普通サイズのカードがあります。
2)2枚のジャンボカードのトップのカードをウラ向きにテーブルに置きます。もう1枚のジャンボカードをウラ向きでテーブルの別な所に分けて置きます。
3)相手に普通サイズの9枚のカードをカード渡し、ウラ向きに持ってもらう。
4)まず、トップのカードをテーブルに置きます。次のカードをボトム側にまわします。次のカードをテーブルのカードの上に重ねます。次のカードをボトム側にまわします。同じ動作を最後まで続けて、最後に残ったカードを最初にテーブルに置いたジャンボカードの上に重ねます。
5)もう一度、残りのカードを持ってもらいます。トップのカードをテーブルに置きます。次のカードをボトム側にまわします。次のカードをテーブルのカードの上に重ねます。次のカードをボトム側にまわします。同じ動作を最後まで続けて、最後に残ったカードを最初にテーブルに置いたジャンボカードの上に重ねます。
6)ジャンボカードの上に重ねた普通サイズの2枚のカードをオモテにします。相手にジャンボカードの2枚をオモテにしてもらいます。
7)普通サイズのカードとジャンボカードは2枚とも同じカードです !

（２）カードマジック「13の神秘」
1)マジシャンはカードをオモテ向きに持ちます。ボトム側半分を分けてテーブルにウラ向きに置きます。残り半分もウラ向きに分けて置きます。
2)相手に2つの山のどちらかを選んでもらいます。残った方をマジシャンが持ちます。観客が2人以上いれば2人にいずれかの山を選んでもらいます。
3)「トップから1枚づつ13枚をウラ向きに重ねていって下さい」と依頼します（マジシャンも13枚を重ねていきます）。13枚のカードを重ねたらストップしてもらいます。残りのカードをヨコに置いてもらいます（2人の場合も同じく）。
4)「４つに分かれたトップのカードをオモテにして下さい」と依頼します。
5)４つ山のトップカードはすべてＫ（キング）のカード4枚になっています！

（３） カードマジック
　　　「選んだカードを当て、トップがエース、下が同じ色の数字続き」
1)52枚すべてのカードを使い、オモテを見せないでウラ向きにカードを広げます。
2)相手に1枚のカードを抜いてもらいます。
3)マジシャンは「このカードを目印に使います」とオモテにします。
4)全てのカードをウラ向きに揃えて、テーブルに置きます。相手が抜いたカードを揃えたカードの上にウラ向きで重ねてもらいます。
5)「このままでは覚えたカードがわかりますのでカットします」といい、カットをする。
6)２つに分けたトップから両方の1枚づつのカードを前に重ねていきます。
7)オモテ向きの目印のカードが出てくれば、重ねるのを中止します。
8)「あなたが抜いたカードはなにでしたか」ときき、相手が言ってから反対側のヨコのカードをオモテにします。そのカードでした！
9)続いて、４つに分かれたカードのトップカードをオモテにします。4枚ともすべてエースのカードです！
10)エースの下のカードをオモテ向きに広げます。
エースと同じ色の数字続きのカードが出ました！