第1回のマジック同好会を、2013年3月21日(木)に枚方市市民会館で開催しました。講師の亀岡高夫さん(5班会員)、会長の中村俊夫さん(2班会員)他13名の会員さんが集まり、同好会メンバーは15名でスタートします。今回は14名が出席です。
テーマはクロースマジック
クロースマジックとは「トランプとかお札等の身近な小物を使って、皆の目の前でするテーブルマジックのこと」です。マジックは練習は必要ですが、誰にでも出来、楽しみながら仲間を増やし、笑いのある明るい人生を楽しむのが目的です。
自己紹介
数人の方は既にマジックに取り組んできた人もおられましたが、未経験者の方がほとんどで、マジックをマスターし、奥さんやお孫さんに見せて楽しみたいという人が多かったです。当面の備品としてトランプとマットを準備していただきました。皆さん恐る恐るカードのシャッフルから練習に入りました。
講師の亀岡さん
亀岡さんは2つのマジックサークル教室での講師をやられているベテランのマジシャンです。亀岡さんのコインを移動させる指使いは何度見ても絶品の技でした。
マジックの3原則
亀岡さんからマジックには「サーストンの3原則」があり、マジックをするに当たって必ず守らなくてはならないきまりであるといわれました。
- 事前に現象を説明しない!
説明無しで突然に不思議な現象が起こるから不思議なのです。
- 同じマジックを2度繰り返さない!
繰り返してやると、観客はタネを模索しはじめます。そしてばれてしまいます。
- タネは絶対ばらさない!
マジックはタネを知らないから不思議で楽しいのです。タネをばらした瞬間、つまらないモノに変わります。「なーんだ!」と・・・
の3つです。確かにそうですが、身内にはすぐ種明かししそうですね。
カード(トランプ)の基本用語について
- 「カード」 〜マジックをやっている人同士が話すときは、「トランプ」という言葉はほとんど使わず、みんな「カード」で通しています。
- 「デック」 〜ひと組のカードのこと。
- カードの「表」、「裏」〜カードのスーツ(ダイヤ、クラブ、ハート、スペードのマークのこと)や数字が印刷されている面が「表」です。「裏」は、すべてが同じデザインになっている面です。
- 「トップ」"Top"と「ボトム」"Bottom" 〜「トップ」はデック上部のカードの「裏」が見えている面。 「ボトム」はデック下部のカードの「表」が見えている面。
- .「インデックス」"Index" 〜カードの表の左上隅と右下隅に、「ハートの7」のように、小さくスーツと数字が印刷されているこの部分のことをインデックスという。
- 「シャッフル」"Shuffle"〜カードを「切る」ことです。
- .「カット」"Cut"〜デックの上下を入れ替える操作です。
習ったマジックは
- カードの持ち方、シャッフルの仕方
- 5枚めのカード
- 嘘のカット
- 白紙が1万円札に白紙が1万円札に
(注)タネはあかせません!
感想
- 2時間でしたが、見たこと、教えてもらったことすべてが初めてだったのであっという間に時間が過ぎました。
- マジックの種明かしもしてもらいましたが、タネは論理的でよく考えられていると思いました。頭をよく使うので結構疲れました。また亀岡さんのようにスムーズな指使いになるには相当な修行が必要と感じました。
- 番外で終了後に行った喫茶店の中でも亀岡さんを囲んでまたその名マジックに酔いしれました。皆さんやる気満々です。来月も楽しみです。
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