北野天満宮(観梅)

第250回 くらわん会例会 2017/3/7(火)

画像

< 写真をクリックすると拡大表示され、「<」や「>」ボタンで、スライドショーが見られます >

〈行程〉京都市営地下鉄・二条駅 ⇒ 北野天満宮 ⇒ 金閣寺前(通過)
   ⇒ 船岡山公園(昼食)⇒ 大徳寺 ⇒ 京都市営地下鉄・北大路駅
〈距離〉約7km   〈参加者〉132名

地下鉄二条駅近くの星池公園に多数の参加者が集合
星池公園に集合
★星池公園(地下鉄二条駅の近く)に集合
 京都市営地下鉄の二条駅から数分歩いて、当日の集合場所である星池公園に向かった。晴空ながら少し風の強い早春の朝の寒さを感じながら公園に着くと、思いの外大勢の人が集まっていた。
 朝会で”当日は第250回の記念例会で参加者が130名程”と聞かされて納得した。山内会長の挨拶の後、恒例の多数回参加者の表彰と初参加者の紹介があった。続いて、配布された地図を参照しながら当日のコース担当の葛城リーダーより行程説明と、次回4月例会のコース紹介・注意点が永井リーダーより話された後、北野天満宮に向け出発した。

★北野天満宮に向かう
 10時少し過ぎに星池公園を出発し御池通りを西へしばらく歩き、西大路御池交差点を右折して西大路通りを北へ進んだ。久し振りに京都市内の基幹道路の歩道を歩いたので、道の広さと大きな建物の多さを改めて感じた次第である。大通りを北に向かって歩いているせいか風が少し強くなったような気がしたり、短い間だがみぞれ混じりの小雨で傘を広げる参加者もいた。北野中学校を左側に見ながら少し進むと”大将軍”という変わった名前の交差点にさしかかった。配布されたコース案内の地図を見ると、近くに大将軍小学校もあるようだ。
 次の北野白梅町駅前の交差点を右折して間もなく11時過ぎに最初の目的地の北野天満宮の大鳥居前に着いた。
客待ちをしている多くのタクシーの傍の歩道から鳥居をくぐると長い参道が続いており、日本三天神の一つである北野天満宮の威容を感じる。参道をしばし歩くと立派な楼門が見えてきて、門前には露店がいくつか並んでいる。門をくぐり境内に入ると、急に華やかになったような雰囲気を感じた。
 紅白の梅がみごとに咲いている中、まだ蕾の枝も残っている。拝殿前の境内には多くの参拝客が集まっており、由緒ある梅の木や建物の鑑賞、お札や記念品を買ったりとそれぞれに楽しんでいる様子。牛の像がいくつか設置されていて、ご利益を願ってのことか牛の像を撫でまわす人を数人見かけた。
 拝殿前に人が少なくなった頃に参拝しようと並んだところ、鈴を鳴らした後に手を合わせたままでかなり長い間じっと動かない女性の後ろになり、イライラしながら順番を待つ羽目になってしまった。ともあれ、30分弱の参拝・観梅などを終え、11時半頃に横門から次の目的地である船岡山公園に向け出発した。

<史跡 御土居(おどい)とは>
 豊臣秀吉公が、外敵の来襲に備える防塁と、鴨川の氾濫から市街を守る堤防として市内四囲約23kmにわたり築いた土塁のこと。9ヶ所の史跡指定の内、北野天満宮境内の御土居は最も重要な箇所とされ、「切石組暗渠(あんきょ 悪水抜き)」が残存する。

★船岡山公園で昼食と記念撮影
 北野天満宮を出発して近くの平野神社に向かう辺りでまた曇り空になり少しみぞれも降ってきた。この先どうなることかと少し心配しながら平野神社の鳥居前を右折、神社の敷地の周りを歩いて西大路通りに戻る。
  少し経って大路を隔てて左側に見える”わら天神宮”の鳥居前や金閣寺前を過ぎる頃には、みぞれが止み日も差してほっとする。すぐに右折し北大路通りを東に進み、12時少し前頃に右折して船岡山公園に到着。公園の入り口付近で少しトイレ休憩をした後、階段と緩やかな坂道を歩いて頂上に到着。頂上には特に史跡や建造物はないが市街地や左大文字が望める所で、少し風を気にしながら各人昼食休憩に入った。
 昼食を終え午後1時に出発。頂上から坂道を下る途中の石舞台のような場所で、節目の第250回例会を記念して、当日参加者の約半数を占める”枚方北・仲間”と”枚方南”の2グループに分かれて順番に集合写真を撮った。
<船岡山公園について>  船岡山は標高が約120m、東西400mの丘陵。中世後期からは戦略の要衝となり、応仁の乱や戦国時代の戦場にもなった。その後、大徳寺に寄進され、1931年に都市計画により船岡山公園となり、現在は国の史跡に指定されている。

★大徳寺に向かう
 1時20分頃に記念撮影を終えて船岡山公園から北大路通りに戻ると、道路の向かい北側に位置する大徳寺はすぐ近くにある。
 大徳寺の南門を入るとすぐ正面に大徳寺山内図の看板があり、ざっと見ても境内には20を超える伽藍・塔頭が立ち並んでいる。滞在時間も30分弱であったため、山門(金毛閣)、仏殿(本堂)、法堂や近くの塔頭を外から拝観したが、もう少し時間が欲しかった。ここで1次解散となる。
<大徳寺について>  臨済宗大徳寺派の大本山で、京都でも有数の規模を有する禅宗の寺院。本尊は釈迦如来で、境内には仏殿(本堂)を始めとする伽藍や20寺を超える塔頭が立ち並ぶ。

★地下鉄北大路駅に向かう
 2時頃に出発し、大徳寺地通りから北大路通りへ戻り、地下鉄北大路駅に向かった。

150回表彰の畠田敏子さん(南)
150回表彰の畠田敏子さん
100回表彰の弘埜尚子さん(南)
100回表彰の弘埜尚子さん
100回表彰の吉野清美さん(南)
100回表彰の吉野清美さん
北野天満宮に向けて星池公園を出発
星池公園を出発
嵐電の北野白梅町駅前交差点を右折
北野白梅町駅前を右折
北野天満宮の大鳥居前に到着
北野天満宮の大鳥居前
北野天満宮の楼門前の風景
楼門前の風景
北野天満宮の拝殿(国宝)前の風景
北野天満宮の拝殿前
北野天満宮拝殿の天井の絵画
拝殿内の絵画
北野天満宮の境内風景
北野天満宮の境内風景
北野天満宮の宝物殿
北野天満宮の宝物殿
北野天満宮の境内にある牛の像
北野天満宮境内の牛の像
ご利益を願って牛の像を撫でる女性
牛の像を撫でる女性
まだら模様の牛の像
まだら模様の牛の像
見事に咲いた紅白の梅
見事に咲いた紅白の梅
満開の白梅が素晴らしい
咲き誇る白梅
満開の紅梅が素晴らしい
咲き誇る紅梅
ピンク色の梅の花も咲いている
ピンク色の梅
梅苑に通じる木橋辺りの風景
梅苑に通じる木橋
豊臣秀吉公が築いた土塁 御土居(おどい)の石碑
史跡 御土居の石碑
平野神社の鳥居前を右折して船岡山公園へ向かう
平野神社の鳥居前
少しみぞれが降る中、西大路通りを北へ進む
西大路通りを北へ進む
わら天神宮を左手に見ながら西大路通りを北へ
わら天神宮の鳥居
金閣寺前の交差点を通過(左大文字が見える)
金閣寺前を通過
史跡 船岡山公園に到着
史跡 船岡山公園に到着
船岡山公園頂上 昼食風景 1
昼食風景 1
船岡山公園頂上 昼食風景 2
昼食風景 2
集合写真1(枚方北・仲間グループ)
集合写真1(枚方北・仲間)
集合写真2(枚方南グループ)
集合写真2(枚方南)
船岡山公園を出て北大路通りへ戻る
船岡山公園を出発
北大路通りから大徳寺の南門を入る
大徳寺の南門を入る
大徳寺の長い参道
大徳寺の長い参道
大徳寺の境内にある史跡 龍源院
史跡 龍源院
大徳寺の山門(金毛閣)
大徳寺の山門
大徳寺山門の北に位置する仏殿の本尊
大徳寺仏殿の本尊
大徳寺の境内にある千躰地蔵塚
大徳寺の千躰地蔵塚
北大路通りを東に歩いてゴールの地下鉄北大路駅に到着
地下鉄北大路駅に到着

<写真撮影>吉川、冨田、中溝、松島、江守、大熊、石川  <HP作成>石川

 « Back