伏見稲荷大社へ初詣
第248回 くらわん会例会 2017/1/10(火)
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<行程>
京阪伏見稲荷駅 ⇒ 稲荷児童公園 ⇒ 一番鳥居 ⇒ 楼門 ⇒ 内拝殿 ⇒ 本殿 ⇒ 千本鳥居
⇒ 奥社奉拝殿 ⇒ 新池 ⇒ 熊鷹社 ⇒ 三ツ辻 ⇒ 東山一周トレイル ⇒ 五社之滝神社 ⇒
日吉が丘高校 ⇒ 東福寺境内 ⇒ 北大門 ⇒ 鴨川河原(昼食休憩) ⇒ 京阪鳥羽街道駅(解散)
<歩行距離>
約6km
<参加者>
109名
京阪伏見稲荷駅
◆一番人気の観光スポット伏見稲荷大社へ
伏見稲荷大社は関西ではもちろん、日本で一番人気の観光スポットで海外からの観光客も多い。
この神社は全国3万社の稲荷神社の総本山で、商売繁盛、五穀豊穣、家族安泰などのご利益があるといわれる。くらわん会でも賀茂神社と並ぶ人気の初詣神社で、今日も参加者が多い。
京阪・伏見稲荷駅から参道を少し行ったJR・奈良線横の稲荷児童公園に集合。互いに新年の挨拶を交わしている。その横の参道を海外の観光客の団体が次々と登ってゆく。公園で朝会を済ませ少し狭いが、安全のためのストレッチ体操を済ませる。
今日は今熊野観音寺境内が例祭の片付けで使えないため、予定していたコースを変更して東福寺横から鴨川河原に出て、昼食休憩し午後は京阪・鳥羽街道駅に出て解散することになった。
◆風変わりな白狐と狐絵馬
出店が並ぶ参道を右に折れ、広い新表参道に周り一番鳥居から楼門へと進む。1月も10日で初詣客も一段落と思ったが、さすがの人気スポット、広い参道は海外観光客を中心に賑わっている。この神社では楼門や拝殿の守りは狛犬でなく白狐になっている。ここで時間をとって拝殿にそれぞれお参りをする。ここの絵馬は狐の顔を模した絵馬がある。
また平安時代後期に熊野詣が盛んになると、公家や民衆は参詣の途中で伏見稲荷に立ち寄り、縁起に因む杉木の枝を頂いて身体につけることが流行したことから「しるしの杉」という杉の小枝をお守りにする風習がある。
◆広大な稲荷山全体が神域
伏見稲荷大社は、東山36峰の最南端の稲荷山(233m)全体が広大な神域で、一の峰、二の峰、三ノ峰と峰を巡拝する参道がある。
伏見稲荷大社の名物「千本鳥居」は、狭い間隔で建てられ次々と奉納されるため実際には1万本を超える朱塗りの鳥居があり、これが人気になっている。
稲荷神は元来、五穀豊穣を司る神で、遠い祖先の秦氏族が、稲作が得意で裕福だった。ところが餅を使って的として矢を射ったところ、餅が白鳥に代わって飛び立ち、この山に降りて稲が成ったのでこれを社名としたと言われている。
◆東福寺から鴨川河原へ(昼食休憩)
稲荷山参道の途中に新池(こだま池)があり横に熊鷹社が祀られている。この先の三ツ辻から左に降りる「京都東山周回トレイル」に入り東福寺方面に降りる。深草車坂町から今熊野南谷町の住宅街に出て、修験道の行が出来る「五社之滝神社」を左手に見ながら日吉ヶ丘高校前に抜け、東福寺の境内へと降りて行く。
東福寺は、いまでは京都の紅葉の名所として知られているが、臨済宗東福寺派大本山の寺院で摂政九條道家が、奈良における最大の寺院である東大寺と、奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で、「東」と「福」の字を取り、京都最大の大伽藍を造営した京都五山の第四位の禅寺。
◆鳥羽街道駅で解散
昼食後はコースを短縮して京阪・鳥羽街道駅に抜けた。このあたりは明治元年の戊辰戦争「鳥羽・伏見の戦い」では再び戦場となりかけたが、幕府軍は早々に戦闘行為を諦めて大坂に退却したため、長州や薩摩の西洋式の火力にまさる官軍500人と、新選組を含む旧幕府軍15,000人が戦った争いの跡である。ここで新撰組の志士16人が戦死している。
距離が短かったため歩き足らずに、さらに出発地の京阪伏見稲荷駅まで戻られた健脚の仲間もあった。
<取材> 冨田、永井、中溝、松島
<HP作成> 冨田
稲荷児童公園に集合
狭い公園で新年の挨拶
伏見稲荷参道の商店
新表参道に周り一番鳥居へ
重要文化財の楼門と白狐
内拝殿にそれぞれお参り
しるしの杉と狐絵馬
実際には1万本を超える千本鳥居
次々奉納される千本鳥居
新池横の熊鷹社
新池横の熊鷹社茶店
三ツ辻から東山トレイルへ
一番ポンプ場付近
京都一周トレイルを行く
京都一周トレイルの出口
修験道の行ができる五社之滝神社
今熊野南谷の住宅街に出る
東福寺通天橋への道
東福寺北大門
鴨川河原で昼食
河原で昼食後鳥羽街道へ
京阪・鳥羽街道駅
2017年くらわん会世話役一同
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