淀川堤防(たそがれウォーク)

第243回 くらわん会例会 2016/8/2(火)

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〈行程〉京阪本線・枚方市駅 ⇒ ラポールひらかた前広場(集合)⇒ 天野川河口堤防
 ⇒ 淀川堤防河川敷公園(三矢)⇒ 枚方大橋 ⇒ 河川公園(出口)
 ⇒ 淀川堤防(木屋元町)⇒ 木屋西 ⇒ ランフォルセ香里園駅前スクェア前(解散)
〈距離〉6km  〈参加者〉93名


★ラポール前に集合   
やや薄曇りで、うだるような暑さの中での淀川の風は少し涼しく感じる。午後5時過ぎには、ラポール枚方モニュメント前広場に涼を求める仲間が93名も集まってきた。

集合場所のラポール枚方。ラポールの訳は「精神感応」の意味です。精神感応とは何もしなくてもふと心が通じ合ってしまうことで、利用者どうしの出会い・ふれあい、調和・信頼関係が広がるようにとの願いを込めて名付けられています。
南側を見るとラポール前には、免振ゴム改ざん事件で有名な枚方・寝屋川消防本部の新庁舎が見える。

会長の挨拶に続き、多数回参加の表彰、新会員2名の自己紹介が行われた。リーダーから今日のコースについて説明後、次回9月のコース説明があった。

集合場所の北側に関西医科大学附属病院の建物がある。地域がん診療連携拠点や災害拠点、災害派遣医療チーム大阪DMATと連携する地域基幹病院の1つである。
某誌の特集「頼れる病院ランキング」の記事で、3年連続で大阪府1位に、選ばれています。2006年1月に開院し一般病棟751床を誇る地域屈指の医療機関です。

現在隣地に、関西医科大学が開設された。 その歴史は、1928年(昭和3年)大阪女子高等医学専門学校(大阪女子医専)として大阪府枚方市牧野地区に開設。当時西日本で唯一の女子医育機関であった。2013年関西医大枚方病院の隣地に新学舎が開設し枚方校に集結。牧野キャンパスは、附属看護専門学校として利用されている。

★ラポール枚方を出発   
5時50分にラポール枚方前を出発した。左に関西医科大学、附属病院を眺めつつの ”淀川堤防たそがれウォーク" のスタートです。

河川管理境界標識の先、淀川に合流する天野川河口より淀川左岸の堤防を降りて、淀川河川公園に向かって川沿いの遊歩道を歩く。 この辺りは野鳥の撮影をする人がチラホラ見受けられる場所である。まだまだ日の高い時間ではあるが、夕暮れが近づくに従い淀川の水面が鈍く光って、風が心地よく頬をなでてくる。

夕方6時の広大な淀川河川公園には、サイクリングをする人、夕涼みのウォーキングを楽しむ人、犬の散歩をする人がチラホラ行きかう程度。くらわん会メンバーの独占状態である。

淀川河川敷公園は、大阪府と京都府の都合6市・2町をまたぎ、20箇所の施設広場を運営している。
公園施設のほか、地区によるが野球場・テニスコート・バーベキュー施設・駐車場・プール・スケート場・船着場等を設置している。利用者数は、なんと年間約80万人と言われている。
年間を通じて野球大会 、花火大会、淀川マラソン等が開催されている。

河川敷を進むと枚方大橋が近づいてくる。見上げるとずいぶん大きな橋と実感できる。枚方大橋は、全長689メートルの淀川に架かる橋です。
中世以前、淀川には長柄橋と山崎橋という2つの長大橋が架けられていたが、度重なる流失によりいつしか廃絶となった。明治維新以前には淀川の大川と中津川分岐点より上流には橋が架けられた記録は残っていない。
枚方宿では、渡し船が橋の役目を果たしていました。

1930年に初代の枚方大橋が完成し、2車線の道路橋として使用されていました。 京阪鉄道の旧宇治川・木津川鉄橋を移設したものでした。現在の橋は2代目です。 1967年にまず上流側の2車線分が竣工し、旧橋を撤去、1971年に下流側が拡張され、4車線となります。

枚方大橋を潜り抜けた先にリバーサイドマンションのディフォルティ枚方が見えてきた。

★河川敷での休憩  
河川公園の休憩地点には出発してから約30分程で到着した。ここにはテニスコートに併設されたトイレがあり、しばし小休止をとった。 南東の空は青く、 秋を思わせるような飛行機雲と夏の風物詩である積乱雲が同居していた。

次の休憩場所の出口手前までは、遊歩道による、淀川と草木のジャングルの隔離状態が延々と続く。左手には淀川スーパー堤防が街並みを守る。 そんな中を参加者は、ただ黙々と歩くのみと言う人と、お友達とズーットおしゃべりを楽しむ人とが多く見受けられる。歩きやすいですが怪我をしないように・・・・・。

2度目の休憩場所には、ライオン・熊・ラクダ等のモニュメントがあるが、淀川と河川敷の公園がつづく何の変哲もない遊歩道と感じる。最高のご馳走は風かも知れないとふっと心をよぎる。

ここで新発見をした。下見時は大雨の直後と言うこともありなんと『あべのハルカス』をうっすらと見ることができたのである。今日は残念。参考に証拠写真を掲載しよう。

休憩を7時10分に終えて出発、スーパー堤防に上がるとまた違った景色が目に入る。夕闇が迫り、たそがれ時の夜景と目指す最終地点の香里園の高層マンション「ランフォルセ香里園」と「香里園タワー」の灯が見えた。
ランフォルセ香里園駅前スクェアは、京阪本線の香里園駅から徒歩3分と駅からの近さが魅力です。2003年11月に竣工し、南向きに全戸が配置され総戸数は65戸です。外観は15階建てで、周辺には大型スーパー・コンビニエンスストアが至近にあります。

また香里園タワーは、香里園駅から徒歩1分と駅前ロータリーに面しています。2010年12月に竣工し商業施設と一体開発された総戸数331戸の大規模タワーマンションです。外観は37階建てで目印には持って来いの建築物として知られています。香里園タワーを目標に目的地に近づいていくことにしよう。

★目的地の香里園到着・解散
木屋元町の取水場の先から左折して1号線と170号線の歩道橋を渡る。駅へ繋がる狭い生活道路を抜け青い灯・赤い灯のネオン街の先、解散場所の「ランフォルセ香里園駅前スクエァ」に到着したのは午後7時50分であった。お疲れさまでした。

取材:梅原、吉川、中溝、松島(50音順) HP作成:中溝


◆淀川堤防たそがれウォークならではの景色をご堪能ください


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