8月の例会は例年通りの"たそがれウォーク”であるが、今回は枚方を離れ大阪市内の中之島を歩く。京阪電車の天満橋駅に集合し、中之島駅までの約3kmの行程である。
例年、心配される夕立もなく好天ではあった。そのぶん暑さとの戦いでもあったが、92名もの参加者が集まった。今回担当の世話役として、集合場所への誘導に予期せぬ不手際があったことが反省させられたが、まずは時間的な遅れもなく集合できた。
八軒家浜・常夜灯前広場の集合場所にて夕会の後、2班に分かれて出発、大川沿いに下流へ向け進む。天神橋を渡り、中之島の東詰へと進む。阪神高速の陸橋の下で最初のトイレ休憩をとる。
休憩後ほどなく行くと右手にバーベキューをしながらビールを飲みながら夕涼みをしているレストランの光景に出合う。歩き始めたばかり、羨ましい!?という気持ちを抑えながら歩き続け、バラ園の横を通り過ぎ、難波橋の下をくぐると大阪市の中央公会堂が現れる。
今年は記録的な猛暑の日が続いたため、中央公会堂のそばにあった花壇の草花も枯れていた。手入れ不足なのか、手入れをしていても連日の暑さに耐えられなかったのかは定かではないが、可哀そうな思いがした。整備されたバラ園にはシーズンも過ぎ花数輪がのこっていた。
中央公会堂からの道は街路樹も植えられていて、気分的にかもしれないが暑さも幾分か楽になった。 大阪市役所の横を通り、 家路を急ぐサラリーマンの波の御堂筋(淀屋橋北詰)を横切る。
御堂筋を境に、遊歩道の道幅は狭くなり、仕事帰りのサラリーマンとすれ違うようになる。日本銀行の横を通り、中之島セントラルタワーを過ぎ、再び阪神高速環状線の陸橋下をくぐり、中之島フェスティバルホールの横を抜けると四ツ橋筋(肥後橋)に出る。淀屋橋から肥後橋まで間は「中之島緑道」と呼ばれている。
肥後橋を過ぎるとサラリーマンの姿も少なくなってきた。
阪神高速池田線の陸橋の下を通り、三井ガーデンホテルのところで川沿いの遊歩道を離れ、大阪市立科学館へと向かう。科学館のところで丁度丸くきれいな夕日が沈もうとしていた。そこで後続の人々を待ち休憩する。
科学館から京阪・中之島線・中之島駅へと足を進め、駅入口前でので解散となった。
猛暑日が続く中での約3kmの比較的短いコースであったが、川風に吹かれながら快適な「黄昏ウォーキング」であった。
<取材・執筆・撮影>斉藤、梅原 <HP作成>梅原