友呂岐(ともろぎ)緑道(たそがれウォーク)

第219回 くらわん会例会 2014/8/5(火)

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〈行程〉京阪本線・萱島駅 ⇒ 萱島神社(集合)⇒ 友呂岐緑道 ⇒ 神田橋 ⇒ 寝屋川市駅西
     ⇒ イオンモール寝屋川 ⇒ 京阪本線・香里園駅(解散)
〈距離〉6Km  〈参加者〉101名


楠の木が突き抜ける萱島駅
 毎年8月は夕刻開催の「たそがれウォーク」であるが、近年の温暖化で17:00を過ぎても陽射しは強い。本日集合場所の京阪・萱島駅は、駅舎を大きな楠木が貫通しているという全国でも珍しい駅である。

 この大楠木は駅直下の「萱島神社」の御神木で、高さ20m、幹周り7m、樹齢700年とも言われ「大阪みどりの百選」にも選ばれ、地元では厚く信仰されている。

 定例の多数回参加表彰、新人紹介、コース案内、次回例会の紹介後の17:50に出発。萱嶋駅西口から北側方面に抜け、約10分歩道を歩いて「友呂岐緑地」の入口に到着する。

 このコースは起点の寝屋川市下神田から終点の桜木町までの約3.5kmに、桜やケヤキ等の散歩道にしてあり「友呂岐緑地」として市民の憩いの場にもなっている。かって萱島は「寝屋川」の中洲で、今の神田町一帯は堤防で囲われていたが明治の頃に耕地整理があり、南北に「二十箇用水路」と「友呂岐悪水路(排水路)」が設けられた。

 京阪線に沿って流れる「寝屋川」は天井川でこの西側の排水には苦労が絶えなかったらしい。1974年に2つの水路を友呂岐水路にまとめ、今ひとつを埋め立ててこの友呂岐緑地が造成された。2009年には「新寝屋川八景」に選ばれている。

  両側に橙色の小粒の葡萄のような房を持った大きな樹木が我々を迎えてくれる。珊瑚樹と言う木らしい。寝屋川市の有名な民話「鉢かづき姫」をモチーフにした寝屋川市のマスコットキャラクターが案内する石碑が至る所に見られ分かり易い。

 まもなく清水町跨道橋の下をくぐる。こには真っ赤なタコ入道の滑り台のある「タコ公園」でここで本日2回目の休憩を取る。

 続いてアスレチック広場が現れる。外反母跡矯正の道など色々な仕掛けが設けられている。起点より1.6kmの標識を過ぎたところに、実物大の復元「川舟」が置いてある。 かってこの辺りは水郷地帯での交通手段は「三枚板舟(さんまいだぶね)」だったという。

 「ベル大利商店街」を交差する狭い石段を数段あがって商店街に入り左折し数m下ってまた元の緑道に戻る。この商店街は寝屋川市駅の直ぐそばなので、ここで早めに帰宅する人も二三みられた。

 寝屋川浄化ポンプ場を過ぎ、外環状線の大通り右横の歩道を進み、イオンモール前の歩道橋を渡る頃にはようやく暮れはじめ、モール内外で最後の休憩となった。この後住宅街を通り抜け香里園駅まで直行。本日の例会は19:30頃ビールの泡を求め、流れ解散となった。

取材:梅原、吉川 HP作成:吉川


萱島駅直下の萱島神社

野口会長挨拶

150回参加賞の授与

友呂岐緑地入口

友呂岐緑地の歴史解説標識

寝屋川に沿う友呂岐緑道

珊瑚樹の赤い実が目を引く

「鉢かづき姫」の石碑

タコ公園で休憩

寝屋川駅近くの緑道

イオンモール前の歩道橋

イオンモール内で休憩

イオンモール前を出発

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