新緑の「府民の森くろんど園地」を経て「くろんど池」へ

第218回 くらわん会例会 2014/7/1(火)

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〈行程〉京阪・交野線私市駅(駅前広場集合) ⇒ 月の輪滝 ⇒ すいれん池 ⇒ くろんど池
     ⇒ 八つ橋 ⇒ 水舞台 ⇒ すいれん池 ⇒ 京阪・私市駅(解散)
〈距離〉
  約6km  〈参加者〉 114名
 今日は朝から快晴で、日中は大阪方面は気温が31℃となるようだが、今回の例会は「新緑」を愛でる林間コースなので、それほど心配はいらない。集合時間には電車や徒歩で続々と集まり、参加者は114名に達した。私市駅の駅前広場で会長やリーダーの挨拶の時、広場の直ぐ隣りで工事中の騒音でお話しを中断させられたが、無事終わった。
 この後身体をリラックスする体操をして出発となった。しばらくは市内地の一車線の狭い道は500m程の住宅街が途切れると後はクヌギの林の中の道で、「くろんど池ハイキングコース」の入口で車止め迄続いている。

 この近くにもぽつりぽつりと住宅や「吉向窯」の窯元があり、ごみ収集トラックが丁度収集時間のためか我々の後ろから追い越して行って、突き当りの折り返し地点から引き返してきた。この「吉向窯」には何年か前の例会で、くらわん会として見学させてもらっている。

 「くろんど池ハイキングコース」の入口で小休止の後、登山開始である。岩を削った細い急坂を一列縦隊で黙々と進む。途中に特に左手が崖の危険地点では、世話役2名で支えられたガードロープで安全確保をしてくれた。まもなく「月の輪滝」になるが、6月以来の晴天続きで滝の流れは見られない。滝の左手を巻くように手すり付きの階段を折り返して上ってゆく。上りきった平地で小休止し、更に次の階段に挑戦となる。なんとか階段をクリアーして、しばらくは丸太を横にして土止めをしたゆるやかな登り道をゆく。

 右手の小川が急に広がり鯉が泳ぐのが見えてきて、ようやく「すいれん池」に到着だ。浮見堂は長く伸びた水草に隠れて見づらいが、すいれんは可憐に咲いている。ここ「園地休憩所」では大休止で、売店こそ閉まっているが自販機が大盛況だ。売店前のテラスのベンチでは、木陰の場所は占拠されていて、座る場所を見つけるのに苦労した。大きなトイレもあって、皆さんすっきりされた様子だった。10分程度の休憩の後、くろんど池に向け出発だ。

 しばらくは広い管理道を行くが、直ぐに「くろんど池ハイキングコース」へと右に入って行く。途中から木の橋で小川の左岸に渡り更にハイキングコースを行くが、「さわわたりの道」への標識に着く前にはまた小川の右岸に戻っていた。歩き始めの様な石のごつごつした道ではないが、網状に這っている木の根を跨ぎながら、注意しつつ進む。

 まもなく右手に農地や果樹園のネット囲いが見えてきて、ようやく「生駒市・くろんど園地」に入ったことが分かった。くろんど池の淵には「生駒市・くろんど池管理組合」の大きな看板が有り、湖上にはスワンボートが浮かび、多くの釣り人が釣り糸を垂らしていた。くろんど池は海抜230m位でおよそ170mを登って来たことになる。ここで13時まで昼食休憩となり、三々五々思い思いのグループで食事を楽しんだ。午後は「府民の森・傍示の里コース」を辿り、林間を行くと別荘地のような建物が見えてきて舗装道路に出た。生駒市高山地区だ。舗装道路をしばらく行ったところで左折し数軒の建物を過ぎたところがロータリーで再び細い山道を登ることになった。登り切ったところで管理道路にぶつかり、ここを右に「八つ橋」方向に向かった。

 沼地に木の周辺からひげ状の気根がニョキニョキと立ち上がる風景を見ながら「八つ橋」まで来た。先行グループはキャンプ地にすでに到着、休憩中との事で「八つ橋」を渡り、管理道路を横断し第2キャンプ場を経由して先行グループと合流した。
 5分ほどの休憩の後管理道路沿いに午前の「すいれん池の園地休憩所」まで下りてきた。この後午前と同じコースを、下り一方の帰り道だったが、無事全員私市駅まで帰り、午後3時解散宣言がなされた。   

<取材担当:中野 外志彦、梅原 光弘>

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