伊丹空港周辺

第217回 くらわん会例会 2014/6/3(火)

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〈行程〉 JR・伊丹駅 ⇒ 伊丹スカイパーク ⇒スカイランド(昼食) ⇒ 空港ランディングポイント
      ⇒ 空港展望デッキ ⇒ モノレール・大阪空港駅
〈距離〉 8Km  〈参加者〉 123名

有岡城跡
 今回の行先は「伊丹空港周辺」。いつもユニークな行先を提案されるH氏の発案で決まったが、こちら方面へ行くのは「くらわん会」としては珍しく初めてである。このところ好天が続き過ぎていたので当日の天候があやぶまれたが、この日も天候は心配なく123人もの元気印のメンバーがJR伊丹駅に参集した。ここは南北朝時代から伊丹氏の城として発展してきたが、後荒木村重が入城、黒田官兵衛が幽閉されていたという有岡城跡である。

 昨年とは違い今年の「くらわん会」は毎回好天に恵まれ多人数の参加である。幼児達の団体も見られ、多分スカイパークへ行くのだろう。いつもの諸連絡、準備体操の後出発。イオンモールの横を通り、小一時間歩いて右に折れると伊丹スカイパーク「北」入口に到着。そのまま真っ直ぐに行き、空港下のトンネルを潜り抜けると向かい側に通じている。

 「伊丹スカイパーク」は大阪国際空港(伊丹空港)の西側に位置する公園であり、1993年から国、兵庫県、伊丹市の三者によって「大阪国際空港周辺緑地」として航空機騒音の軽減と周辺地域の生活環境の改善を目的に整備され、2008年7月に全面オープンしたもので、細長い公園ながら約9ヘクタールの広さがある。

 入口は「北」「中央」「南」のエントランスがあって、入って来た北エントランスには「パークセンター」があり、館内には付近の岩屋遺跡の出土品などの歴史資料、航空管制レーダー、YS-11のプロペラなどが展示されている。

 ここから自由見学とし11時半の南エントランスでの集合までそれぞれ離着陸する飛行機を眺めながら公園内を散策した。国際線の飛行機こそ見なかったが、出発準備の機や頻繁に離着陸するプロペラ機・小型ジェット機・大型ジェット機などを見たり、写真に収めたりして過ごした。周りには遊具もあり、飛行を眺めながら子供達が遊んでいて恰好な遠足の行先に思えた。

 「スカイパーク」を後にし、少し歩いて昼食場所である「スカイランド」に向かう。スカイランドは猪名川流域下水道の処理場に造られた公園施設で、施設の建造物の屋上を公園として整備されていて、芝生の広場や遊具・人工の小川・多目的運動場などが設置されている。

 滑走路の間近にあり2本ある滑走路のうち長い滑走路の目の前で飛行機の離着陸を見ることができ、施設の利用者だけでなく航空機ファンも多く、それに屋上であるため小高いのでフェンスを気にすることもなく飛行機が観察できた。晴天のもと、芝生の広場で各自めいめいに昼食をとったが、あちこちには宴会よろしくやっているグループもいた。

 このあと、工場街の道路を歩き、飛行場の南端を廻りこんでランディングポイントを目指す。滑走路の南端着陸地点に到着。降りてくる飛行機の真下近くで暫し休憩。小型機は少しずれた場所の高い所から下りて来るのでそれ程ではないが、大型機は遠くからライトをつけて正面から20m~30m程の高さから降下してくるのでその迫力は想像を絶する。なかなかこの光景は見られない。大型機のランディングを2機見学。 

 その後飛行場の東外周と高速道路下の道を歩いて空港ターミナルへと向かった。ターミナルで一次解散とし、そのまま帰宅する(?)組と展望デッキへ行く組に分かれた。今回の歩きは平地でもあり、距離はあまりないと思ったが、飛行場の南半周周辺を歩いただけなのに結構な距離があり、飛行場の広さを実感した。

取材:橋口、石田、小郷  HP作成:石田


駅前広場

空港

スカイパーク散策

小学生

花園

待望の飛行機

ランディングポイント

木陰を歩く

空港ターミナル

離陸

離陸

着陸態勢

頭上5m

着地直前

着地の瞬間
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