大阪電通大高校横の京阪踏切を渡り南下、西郷通り商店街入口の信号で右折、3つ目の信号で「西三荘ゆとり道」の入口(北口)になる。
この道を南下、約2kmで鶴見緑地の北口まで一本道だ。「西三荘ゆとり道」は1997年(平成9年)に守口市により創られ、北の入口から「花のゾーン」「水のゾーン」「フィットネスゾーン」「文化教養のゾーン」「緑と空間ゾーン」が配置され、さらに「文化教養のゾーン」では”水路の道””河川の道””風の通り道”、”音とかたちの道”に細分されて、それぞれユニークな展示を楽しめた。
「水のゾーン」は国道163号線で分断されて終わり、「フィットネスゾーン」へのため陸橋を登るが、その右手下方の空き地には大人ふた抱え程もある木の根の切り株が見られる。今日の市街地に発展した守口市への開発前の古人の努力の跡であろう。
かってはこの辺一面が水田などの農地で、苦労された歴史を垣間見る資料の展示もなされていた。特に「守口の樋(ひ)にまつわる二人のはなし」には自分の生命を投げ打ってまでも、水害から農民を救った二人の英雄の話で、守口の人々の中で尊敬の念をもって語り継がれているようだ。
「文化教養のゾーン」に入った所には日時計が配置されている。この日時計は時の記念日の6月3日の午後3時になると守口市の影の形の影が浮かび上がるとの事、ぜひ一度それを体験してみたいものだ。終点に近づくと芝生広場、釣りいけ、噴水池の世木公園になり、緑地公園の入口となる。
今日の緑地公園は快晴のため桜満開となり、近在から沢山の皆さんが桜の下での観桜で一杯である。
また自転車での来園者も多く、桜の樹下も自転車の駐輪で溢れていた。12:30頃「風車の丘」に到着。ここで昼食と一次開散が宣言され、それぞれグループに分かれて昼食をとり、自由行動になった。
ほとんどの人々は、地下鉄・鶴見緑地駅からJR・京橋駅または京阪・京橋駅に向かったが、徒歩で京阪・守口駅や西三荘駅に向かう人もあった。
(取材:梅原、吉川、中野、橋口 HP作成:梅原)
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