青谷梅林で観梅を楽しむ

第214回 くらわん会例会 2014/3/4(火)

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行程〉 近鉄新田辺駅 ⇒ 大徳寺 ⇒ 山城大橋 ⇒ 城陽酒造 ⇒ 青谷梅林(昼食)⇒ JR長池駅
距離〉 7Km  〈参加者〉 130名
近鉄新田辺駅、体操

 前夜の天気予報では当日80%。参加人数が懸念されたが、寒さは残ったものの好天に転じ予想に反して130名もの方が「新田辺駅」に集合。恒例の朝会、準備体操の後出発。

 少し歩いた所にある「大徳寺」に立ち寄った。ここは真言宗智山派に属し、市内で唯一の萱葺をとどめる仏殿がある。やがて国道 307号線に架かる長さ540m余もある山城大橋を渡ったが風は冷たい。河川敷あたりでは茶の木が栽培されており、紅梅も咲いていた。 

 橋を渡り終えると国道24号線を北に進むが狭い歩道しかないので一列で次の信号まで行き、そこから右折して暫く歩いて行くと青谷の集落に入り、「城陽酒造」に着いた。ここでしばし休憩。売店で昼の用意や土産にと吟醸酒、酒粕、梅ジャム等を仕込んでいる。小さい売店だが、下見の際、今日は大勢来るよと連絡しておいたので店は人数を増やして対応してくれた。店の外では昨年漬けこんで絞った後の梅の実が樽に入れてあり、「自由に持参して下さい」と袋まで用意されており、皆それぞれ詰め込んでいた。帰宅してからジャムにでもするらしい。

 少し行くとJR山城青谷駅に着き、踏切を過ぎて農道に入って行くともう道端にはオオイヌノフグリの可愛らしい花やタンポポも咲いていた。本格的な春はもうすぐを感じさせる。やがて茶を焙じるいい香りがしてきた。ここは宇治茶の本場、立ち寄る。少し行くと中天満宮に着きそこを左に曲がり、道なりに歩いて行くと「梅まつり会場」への標識が出ており、軽い登りに差し掛かると日差しも出て来て少々汗ばんでくる。

 12時過ぎに昼食場所である「梅まつり会場」に到着、ここで昼食休憩となった。梅の開花状況はせいぜい2分位か。今年は寒さの所為で少々遅れているようで、売店も出ているものの週日でもあり人出は少ない。一週間後には大勢の人が訪れることだろう。ここ青谷梅林は20haの面積に梅樹が植えられており、観梅用というより、梅干、梅酒など用に毎年120~130トンが収穫されているとのこと。とはいえ最盛期には約1万本の白梅が咲き誇り青谷は大きな白布を広げたように白一色になり、どこまでも梅の香りに包まれるそうだ。
 

 昼食にかかった参加者は梅の開花状況がどうであれ、早速それぞれ場所を取り、持ち寄った酒や先程仕入れた吟醸酒で盛り上がっている。

 午後の出発は13時。ここからは長谷川沿いの長閑な丘陵を下って行き、JR奈良線の踏切を越え、山背古道を北に向かったが先導が間違えたのか国道24号線に出てしまい、明治期に建てられたという郵便局を見ることは出来なかった。少し廻り道をしたがJR長池駅に到着。ここで一次解散。ここから枚方方面へは大変不便でしかもいろいろなルートがあり、グループそれぞれに別れることとなった。また少し先にある森山遺跡へ足を延ばすグループは古墳時代の集落遺跡を見学したが、特に見るべきものはなかった。

写真:石田、小郷 記事:小郷 ホームページ作成:石田

葛城リーダーを先頭に歩く
萱葺きの大徳寺に来る 山城大橋を渡る
国道24号を歩く 田舎の道を行く
城陽酒造に来る 酒蔵の売店
梅林に来る 梅はまだ2分咲き
白梅が咲いた やっと咲いた
紅梅もいるよ 宴会だー
こちらは弁当だー こっちも宴会だー
八重の紅梅 静かに観梅
美女3人娘 jr長池駅で解散
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