灘の酒蔵めぐり

第201回 くらわん会例会 2013/2/5(火)


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朝会

<コース> 阪神魚崎駅(集合)⇒浜福鶴酒造⇒白鶴酒造 ⇒石屋川公園(昼食)⇒酒心館⇒沢ノ鶴酒造⇒阪神大石駅(解散)
<参加> 119名   <歩行距離> 6km

 昨年のくらわん会は雨に祟られ参加者が激減するという非常事態であったが、今年は1月のくらわん会は雨の予測が晴れになり、また、本日も1週間前から雨の予報が出ていたが、あけてみれば晴れ上がった。今年は憑いているとの予感。

 何年か前にも来ているが、「灘の酒蔵めぐり」をすることになった。新酒が出来るこの寒い時期に酒蔵を訪ね、出来立てのお酒の利き酒をし、また酒蔵での買い物ツアーなどに特に女性陣には人気があった。

 手始めは浜福鶴酒造の資料館。昔からの酒造りの様子が実物の大きな樽、大きな釜、筵に広げた麹、杜氏らが働く様子などをダイナミックに展示してある。試飲コーナーには酒好きの人らが群がっているが、ほんのちょっぴりお口を潤す程度しか飲ませてもらえない。

 この人らの中には新種のボトルを買い込み改めて飲みなおす人も。特に驚いたのは女性に結構いける口の人が多く、お代わりなどとやっている。また、資料館の中はお酒、酒の粕、奈良漬け、酒饅頭などを販売しており、袋一杯に買い込んでいる女性もおり、出発の時間になっても腰が上がらず世話人がピィーと笛を吹く。

 このあたりは灘三郷の昔からの酒造りが行われているところで、周りは老舗の酒造会社の大きな酒蔵が立っている。それらを眺めながら次の白鶴酒造の資料館に来る。ここも先ほどと同じような酒造りの展示があり、試飲コーナーがありお酒などの販売をしており、ここでも買い物ツアー宜しく中々腰が上がらない。一旦は国道2号線の賑わいを通り、石屋川公園に12時過ぎに着く。

 1時まで休憩とリーダーが告げる。お弁当を広げる人、先ほどの酒蔵で仕入れたお酒を傾ける人、おっと輪になってお酒を燗しているグループもいるぞ。酒蔵ではついぞお目にかからなかった箱酒の2級酒、どこぞのコンビニで仕入れたものらしい。燗酒は2級酒が一番旨いということ。

 今度は国道43号沿いにある酒心館に来る。ここでも似たような展示と試飲コーナーなどがある。そして43号線を西に向かう。もうかなり試飲と疲れで皆のろのろと歩き長い行列になる。そして最後の酒蔵、沢の鶴酒造にやってきた。

 もう酒蔵見物を飛ばしていきなり試飲コーナーに回る連中が多い。ここの試飲は何杯でもお代わり自由としゃれている。結局、今日は4つの酒蔵の見学をしたが、斜陽の日本酒造りといわれて久しいが、どっこい日本の伝統のお酒つくりはここに来ると頑張っているとの感を受けた。我々左党には心強い限りであった。

  

(担当:石田、小郷)

  
体操
浜福鶴酒造
浜福鶴資料館
近代的な酒造り
試飲にわっと集まる
旨かったな、もうちょい呑みたいな
菊正宗は素通り
白鶴酒造資料館
お買い物
石屋川
石屋川公園
酒心館
少々お疲れ
沢ノ鶴酒造
酒造りの講義
昔の樽が
樽廻船の模型
灘五郷の言い伝え
阪神大石駅

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