松下幸之助創業の地を訪ねて

第198回くらわん会例会 2012/11/6（火）

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〈行程〉大阪地下鉄・中央線・九条駅前 ⇒ 東公園（集合） ⇒ 安治川トンネル ⇒ JR九条駅 ⇒ 新家公園（休憩） ⇒ 海老江公園（昼食） ⇒ 大開公園（松下幸之助創業の地・記念碑） ⇒　創業の家遺跡など見学 ⇒ 野田阪神本通り商店街⇒ 野田阪神前（一次解散）⇒ JR・野田駅（流れ解散） 〈歩行距離〉6Km　　〈参加者〉113名

☆　大阪地下鉄・中央線・九条駅 ⇒ 東公園（集合）
	夜明けからの雷雨も枚方を出る頃には上がり、天気予報では日中晴れとの事で安心だ。 地下鉄の九条駅へは、ＪＲ京橋から森之宮で地下鉄中央線に乗り換えて行った。 集合場所の駅西側の九条東公園には、定刻までに１１３名が参集した。 　例により本日のコース説明と、地元出身の山本顧問による「松下創業の地」の紹介があり、 新入会員紹介、多数回達成表彰、来月のコース説明が続いた。 　この後、中島さんの号令で公園の中で広がり、ストレッチ体操をして10：30出発した。 キララ商店街と平行して北に向かって歩道を４００ｍほど行くと「源兵衛渡」の交差点で、 ここを渡ると安治川トンネルの入口だ。

☆　安治川トンネル ⇒ JR西九条駅 ⇒ 新家公園（休憩）
	海底トンネルのために、外の世界とは違って随分と過ごしやすい。夏涼しく冬暖かい。今回のコースでは、この隧道を通るのが今ひとつの目玉で、くらわん会メンバーの殆どが初めての体験と思われる。大阪の片隅に日本でも珍しい、川底を通る歩行者用トンネルが存在する。 　その名も「安治川トンネル」、日本初の沈埋トンネルだ。昭和１９年に、西区九条と此花区西九条の間を流れる安治川の間に通されたトンネルだ。トンネルの深さは地下１４メートル。両側にエレベーターがあり、それぞれ自転車ごと乗り込んで入ることができ市民の足として活用されている。 　エレベータが動いていない時のため、それぞれ階段が横にあって地下の歩道に行ける。階段は９３段でちょっとした山登り気分だ。昔は自動車専用のトンネルも使われていたのだが、１９７７年に廃止されているが、今でも自動車用エレベーターの遺構を見ることができる。 　 　トンネルの中は片側通行で自転車がようやくすれ違える程度の道幅しかない。現在はエレベーターは無人運転だが、防犯カメラを据え付けて、警備員を巡回させ ている。安治川トンネルを抜けると２００ｍほどでＪＲ西九条駅になる。駅の北側の飲食店街を抜け、ＪＲのガードをくぐりJR線の南側を野田６の信号まで５００ｍ行く。ここの信号で右折し北に向かう。しばらく５分ほど行って左手に新家公園だ。ここで１５分ほどの休憩。

☆　新家公園 ⇒ 北港通吉野交差点 ⇒ 海老江公園（昼食）⇒ 大開公園（松下創業の地記念碑） ⇒ 創業の地旧跡巡

	１１：１５出発。北港通の吉野の信号を直進し更に５００ｍ北上、海老江ランプ前の交差点で右折、大開交番前を過ぎガードを潜った後、１５０ｍほど阪神電鉄本線に沿って東に歩き、ようやく昼食場所の海老江公園に到着した。 　ここで世話役打合わせの席で、この地のパナソニックOBの末広さんによる「創業の地」の古い写真を回覧しながらの解説があり、第一次本店・工場を創めた頃は、昭和３０年頃の門真の風景を思い起こさせる写真もあった。 　食事の合間に、山本顧問肝煎りの長栄堂の「道」焼印の入った「みかさ饅頭」が７０ケース届けられ希望者に販売すると言う事で、長蛇の列ができ、瞬くうちに完売となった。 　１２：４０いよいよ創業の地の見学に出発。最初に大開公園の「松下幸之助創業の地・記念碑」を見に行く。この碑を背景に３グループに分かれて記念撮影した。 　公園には｢大開町と松下幸之助に関する事業｣委員会の増永名誉会長、舩本会長、藤本相談役が待機されており、舩本会長のご挨拶の後、藤本相談役による案内で、創業の家の場所や第一次本店・工場のあったところを見て回った。それぞれの箇所には名称と解説が掲示されており、創業の地を大事に守られているのが良く分かった。 　このあとは商店街会長のマツモト宝飾店や和菓子の長英堂本店のある野田阪神本通り商店街を通った。商店街の店みせには「歓迎くらわん会ご一行」のビラが張り出されており感激した。この商店街の入口は阪神電車の駅前で「松下幸之助創業の地」の横断幕のある「ウエルカムゲート」だった。 　野田阪神の大きな交差点に出てここから阪神電車で帰る人、JR野田駅に向かう人等々それぞれ帰途についた。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜取材・編集：梅原、中野＞

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