サントリービール
第196回くらわん会例会 2012/9/4(火)
JR・山崎駅の踏切を渡ると「天王山登り口」と表示されたきつい坂道に差し掛かる。このコースは今までも何回かきているが、年々きつさを感じるようになっている。 20分ほどで最初のトイレ休憩となったが、かなり息が切れた感じの方も見受けられた。 ここから更に難所が始まり、ジグザグの石ころの山道を約30分必死で登って途中の広場に到着。ここは淀川からの涼やかな風が通る。 ここから酒解神社(さかとけじんじゃ)のある天王山展望台まで急な山道が続くので、ここで一般組と健脚組の2組に分かれることになる。 健脚組は200mも登ると旗立松の展望台に来る。かって秀吉、光秀の天下分け目の合戦のあったところで、秀吉が千成瓢箪の旗を掲げたところに展望台がある。 眼下には三川の合流が見え、新幹線、阪急、名神高速、男山八幡宮、洞ヶ峠などの山間に集中する交通の要衝が広がる。 竹薮の中の結構長い下り坂、やっと山崎聖天の境内に入ってきた。妙音山観音寺、歓喜天を祀っていることからこの名がある。境内の広い休憩所でしばし汗が引くのを待つ。一般組は、既に昼食場所の公園に到着している。
昼食場所の公園から略阪急電車沿いに歩く。真夏のような太陽はないが、かなり蒸し暑い。途中で京都縦貫道を名神・大山崎まで延長する壮大な道路工事が見られた。 まもなく前方に大きなタンクが何本も見えてきて、いよいよビール工場が近づいてきた。1時過ぎにサントリービール京都工場に到着。皆はすぐにでもビールを飲みたがるが、先に工場見学がある。 2組に分かれて工場見学。この工場では世界的に有名な最高級ビールを作っている。案内の方はいつも女性であるが、本日の第1組は若い男性であった。 物慣れた様子で要領よく丁寧に説明、要は原材料の精選と製造条件の徹底管理、わかった、早くその素晴らしいビールを飲ませて欲しい。30分ほどの工場見学の後、試飲室に入る。 まずは最初にザ・プレミアム・モルツを渡される。これはサントリーの傑作ビールで、過去のサントリービールの不評を覆したと思う。飲酒時間は約30分で、飲酒量は3杯までと決められている。 残念ながら、お茶かジュースしか飲まない方もおられたが、女性も含め大部分の方は3杯飲んでいた。 帰りは工場からJR・長岡京駅まで西国街道を小1時間歩いたが、第2組の方は丁度シャトルバス(1時間1本)とタイミングが合い、かなりの方が利用されていた。 <レポータ:吉川、 写真:吉川、斉藤>