大和西大寺から平城宮跡へ(遷都1300年祭)

第174回くらわん会例会 2010/11/2(火)

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近鉄大和西大寺駅南口前集合
行程〉 : 近鉄・大和西大寺駅⇒西大寺⇒秋篠寺⇒天皇陵群⇒平城宮跡資料館前広場(昼食)⇒一時解散⇒平城宮跡会場(朱雀門、大極殿等)⇒近鉄・新大宮駅⇒解散
行程距離〉 : 約7km  〈参加者〉 : 120名

 今月の例会は「平城遷都1300年祭」に合わせ奈良に決まった。先月の例会で紹介のあった「せんとくん平城京1日乗車券」で参加した人や、またおまけの「せんとくん」バッジを付けている人も多くみかけられた。
 集合場所は、近鉄西大寺駅南口を出た広い歩道だったが、「1300年祭」に行く人々の「シャトルバス」乗り場への通路と、 歩いて会場へ行く人の通路の分岐点で混雑し迷惑をかけたようだ。 別グループの人が間違えて質問してくることもあった。 今日は朝から快適な秋晴れで、申し分のないウォーキング日より、参加者は120名になった。

 会長による多数回表彰や新人紹介、また各リーダーからのコース紹介のあと、10:25「西大寺」を目指し出発、駅の西方500mほどの西門から境内に入り、正面の本堂までに右の護国院・増長院、左側の鐘楼・東塔跡そして本堂を拝んで右折し、護摩堂・四王堂の前を過ぎ北門へ通り抜けた。

 途中の増長院では鐘?を鳴らす人が行列をなし先頭グループから遅れそうになるも、無事に全員次の秋篠寺に向かった。しばらく右折・左折を繰り返し北に向かって近鉄京都線の踏切を越え、県道104号線を信号のある交差点で渡り秋篠三和町の細い路地を抜けると正面に秋篠寺の山門が見えてきた。

 この南側の山門から入って一時10分間の休憩だ。このお寺の静寂さとすばらしい苔庭には心を洗われる思いだった。休憩のあと秋篠寺の東門から出てすぐ近くに奈良競輪場がありそこのトイレを借用できるようお願いしてあり、やっとすっきり出来た人が多かったのでは?。  

 競輪場の南側の広場で隊列を整え、県道52号線を東進、近鉄京都線の踏切を超え次の信号で左折、山陵町の集落の細い道を登って、11:30に天皇墓陵群の丘に至った。ここには「成務天皇陵」、「称徳(孝謙)天皇陵」そして「垂仁天皇皇后日葉酢媛命陵」が祀られている。休憩していると観光の女性二人連れが「ここでこんなに大勢の団体に会うとは初めてだ。」と言いながら通り過ぎて行く。10分間の休憩の後「1300年祭」会場へ向かう。

 竹やぶの中の小道を「歴史の道」の標識を頼りに辿り、大きな釣堀のふちを回って「佐紀神社」前に出る。さらに左手の貯池越しに大極殿を遠景で眺めつつ県道104号線に出た。バス停「二条町」近くの横断歩道を渡って「平城京跡」に入る。

 入ってすぐの「平城宮跡資料館」前の梅林の中で11:55から昼食休憩で、それぞれ三三五五集まり楽しい食事となった。12:40全員集合の場でコースリーダーから一次解散の宣言があり、会場内自由見学となった。大目玉の新「大極殿」への入場、交流広場での「せんとくん」との対面、平城京歴史館と遣唐使船復原展示・朱雀門・東院庭園の見学、天平衣装の貸し出しなどなど午後半日では回りきれないくらいの見所だった。
 
<取材担当:中野外志彦・梅原光弘 写真協力:金箱勝之・橋口善和>
 
会場行シャトルバス乗り場へ向かう小学生
佐々山名誉会長へ150回賞授与
山内リーダより本日のコース説明
西大寺南門より境内へ
西大寺境内を本道へ向かう
西大寺境内伽藍案内図
増長院
増長院でお祈り
四王金堂
庭先の大きな柿の木
秋篠寺へ
秋篠寺境内の苔庭
秋篠寺東門付近で小休止
県営奈良競輪場
県道52号線を往く
近鉄京都線踏切(県道52号線)を往く
成務天皇陵
成務天皇陵から生駒方面を眺める
一線に並んで天皇陵群付近で小休止
陵群を離れて佐紀神社へ
佐紀神社へ 佐紀神社へ向かう
大きな釣堀池
佐紀神社鳥居
佐紀神社礎石 佐紀神社の近くの釣殿神社鳥居
釣殿神社御由緒
貯水池越しに大極殿を望む
梅林の下で、昼食
三々五々平城京探索にスタート
天平衣装を体験する女人
第1次大極殿 大極殿内部の様子
大極殿屋根瓦の解説
大極殿内部の玉座
鴟尾(しび)
鴟尾説明文
南門広場の花壇
ハートフルトラム
朱雀門広場の花畑
朱雀門
遣唐使船復元展示

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