|
くらわん会歩こう会169回の歴史の中で初登場の「大泉緑地公園」は、大阪府営四大緑地(他は、服部・鶴見・久宝寺)の1つ。敷地面積約1K㎡に、ふれあいの庭・かきつばた園・大芝生公園などの憩いのゾーンやスポーツゾーン等あり、それらを囲むように約200種・32万本の樹木公園である。
勿論バードウオッチングや色とりどりの花も観賞出来るが、ここの『売り』の1つが木のチップを敷き詰めた散策路「樹のみち」。 樹木の間をぬうように1周約3kmのクッション性あるこの「道」を歩けば森林浴も楽しめ、辛口評論家が多い当歩こう会メンバー(失礼!)もきっと満足するであろう。
その大泉緑地公園へは枚方から1~2回乗り継ぎ約80分で到着するが、時間的な感覚以上に遠くに来た感じがする。最寄りの駅は地下鉄御堂筋線新金岡駅。改札口からすぐには地上に出られず地下道をひたすら歩くこと300m、2番出口で眩しい太陽に再会出来た。
今日も150名の元気印が集合。いつもの様に朝会を済ませ いざ出発。大泉緑地公園まで真東に約1km進む。当会は毎回盛況で参加者は120名を軽く超え、時として歩行者や自転車通行の皆さんにご迷惑をお掛けするが、公園入口までの一般歩道に加え更に広い「緑道」も併設されており、安心して話しながら歩ける。その緑道には色とりどりの花壇やめだか専用のビオトープもあり、歩き易さも手伝ってかあっという間に大泉緑地公園に到着した。
歓迎してくれる筈の園内入口の噴水が今日は吹き上げて無い! 経費節約をうたう橋下知事の政策の一環か? 少し寂しいが良し!としよう。1回目の休憩をとる。辺りには我々と同じような格好をした「歩き大好きグループ」の姿や
遠足らしき園児もいる。
休憩と緑が気分をリフレッシュしてくれた後、名物の「樹のみち」の出発点を求めて少し北に移動、木のチップ道に入る。 道幅は2mほどで予想以上にクッションを感じ、軽くジャンプをしながら歩いているようだ。その歩行に慣れてきた頃動物園?を発見。木製の動物達が放し飼いにされている。柵の中の小屋に本物の羊が2匹。羊が1匹、羊が2匹…トンデモナイ!木々は高く、葉は緑を更に濃くし、吹き抜ける風は爽やか。オゾンを胸一杯に吸い爽快で眠気はすっかり吹き飛んでしまっている。
暫く歩くと辺り一面雪景色?(と見間違える)光景が。ポプラの綿毛付種子が積もっている。 更に進むと野外炉でバーベキューを囲んでいる人サックスを練習している人もいるが、ウイークデイなのか少ない。大集団の隊列歩行に対向する人が道を譲って?(避け
て)くれる。ありがとう。
大芝生広場の廻りを2kmほど歩いたであろうか、公園の中程に位置する中央休憩所に到着した。周りには「中央花壇」や洋風庭園の「ふれあいの庭」、さらに大泉池もあり、場所・景色とも申し分ない。グループで
また個人で思い思いの場所を見つけ、少し早めだがここで昼食をとる。 休憩中に空模様が怪しくなってきたが再出発。「樹の道」からは一旦離れ「かきつばた園」から「頭泉池」の周囲を廻り始めた頃ぽつぽつと雨。 天気雨(狐の嫁入り)だと高を括っていたら本降りになってきた。急遽木陰に入って一斉に傘など雨具を取り出した。
次はいよいよ大泉三山登山道だ。こんな公園にも「山」があるとは? 高々30mぐらいの山?だが今まで平地を歩いてきたので、その勾配が疲れた足に結構堪える。
雨に気を取られているうちに三山を征服、再び「樹のみち」に戻った頃には雨も上がった。 紅葉橋を通り「石澄の丘」「水流」に入る。水の流れる音が疲れた身体を癒してくれる。後半は約1時間かけて「頭泉池」「大泉池」を一周したことになる。そして最初の休憩地「噴水」まで戻って来た。
木のチップのせいか、雨のせいか、ピッチが速くなり予定より30分ほど早い。今日はここで解散。お疲れ様でした。皆さん雨具を片づけながら再び新金岡駅に向かわれました。
最後にビッグニュースを1つ。169回を数える当歩こう会で、今回なんと参加すること150回目を記録した「スーパー歩き大好き仲間」が1人出たことを記しておきたい。
<取材担当> 勝川 康正・橋口 善和 |
|