須磨浦公園から明石海峡大橋(パールブリッジ)へ

第157回くらわん会 2009/6/2
HR
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到着・受付・歓談
田宮副会長挨拶・朝会
地下道を潜る
2号線を塩屋へ
平磯緑地補水休憩
平磯緑道
ランチタイム
恋人岬
マリンピア到着
マリンピアから海峡大橋
舞子海上プロムナード見学
解散セレモニー

<行程> 須磨浦公園 ⇒ 平磯緑地 ⇒ 平磯芝生公園 ⇒ 恋人岬 ⇒ マリンピア神戸(ポートバザール) ⇒ アジュール舞子 ⇒ 孫文記念館 ⇒ 明石海峡大橋 ⇒ 海上プロムナード ⇒ 橋の科学館前(解散) ⇒ JR舞子/山陽電鉄舞子公園
<距離> 8Km  <参加者> 123名

 5月に世界中で話題となった新型インフルエンザ。日本のその激震地近く「くらわん会」史上最も西側コースでの開催となった今回の集合場所は山陽電鉄・須磨浦公園、しかも本拠地・枚方から電車を数回乗り継ぎ、約2時間もかけて集った元気印はなんと123名。

 須磨浦公園は、鉢伏山の傾斜地と海岸沿いの松原から形成された景勝地で、源平の古戦場、桜の名所であり園内にはロープウエイもある。隣接する海岸には須磨海釣り公園等があるが火曜日は定休日で人影は殆どない。公園の一角で恒例の朝会を行う。リーダーからコースや今日訪れる場所や見どころの説明があるが、今は想像すらできない。

 いざ出発。国道2号線を横切るかたちで海釣り公園用?に作られた地下道を通り海側の歩道に出る。風向きであろうか潮の香をかすかに感じる。
 JR山陽本線と国道2号線に挟まれた歩道を一路東へ。たまにすれ違うのは自転車に乗った人だけ。国道を飛ばす車の騒音に会話も途切れがちで次第に話し声も少なくなってきた。暫くして右手山の斜面に点在する海の家か別荘であろうか粋な家が見えてきたが、人気があまり感じられない。
 歩道は一直線で辺りの景色にも変化はなく、皆前方だけ見ながら黙々と歩いている。

 30分も歩いたであろうかJR塩谷の駅に近づいた。塩谷は「六甲山縦走コース(56Km)」の西端出発地として多くの登山家馴染みの場所で、くらわん会のメンバーの中にも若かりし頃よく利用したという元猛者もいる。塩谷駅を過ぎた辺りの海側には瀟洒なマンションやビラが立ち並んでいるが、夏シーズンだけオープンなのか今はクローズの看板や修理中のものも多い。ここまでの国道沿いにコンビニがなく、昼食確保のため寄り道した人もあって隊列が随分長くなった。平磯緑地まであと3分の所で初めてのトイレ休憩。

 再出発後すぐ平磯緑地に到着。ここで本格的な休憩をとる。緑地の南200m先は平磯海釣り公園、また垂水地区の大きな水処理場もある。十分な休息と緑に囲まれ、口も健脚も生気を取り戻したようで会話も弾み出した。緑地内の遊歩道(万葉歌碑の道と言われ、約2km間にこの地(垂水)を読んだ万葉歌6基がある)を軽くなった足取りで10分位進んだであろうか、突然視界が開けよく整備された美しい平磯芝生広場に出た。
今日はここでお弁当を広げる。100m南はすぐ海。広場に隣接するスポーツガーデンも新しく立派だがウイークデイで人影は殆どない。暑すぎるくらいの天気になってきた。

 昼食後は恋人岬、ビオトープを通り、再び交通量の多い国道2号線に出る。暫くすると右手に海神社。以降海寄りの道を歩く。やがて今回の目的地の1つマリンピア神戸内のアウトレットに到着。結構他府県のナンバーも多く若者が多い。ショッピングを楽しんでもらおうと休憩時間を多めにとる粋な計らいは、歩こう会にしては珍しい。
 45分の買い物休憩後最終目的地に向け出発。最も海岸寄りの道を選ぶ。いよいよ舞子だ。古くから詩歌に詠まれ、旅する多くの人から親しまれてきた「舞子の浜」を復元した「アジュール舞子」の美しい砂浜が続く。右手はアメリカのリゾート風マンションや公園、ホテルもある。容赦なく照りつける日光を遮るものはなく、昼食後も約3km歩いてきたので皆さん少々お疲れ気味のご様子。

 ホテルの横を過ぎて舞子公園に入った途端、防波堤近くに孫文記念館が見えた。存在感がある。その横を通り世界一のつり橋「明石海峡大橋」の真下に着いた。
いよいよ最終目的地「舞子海上プロムナード(添架施設として施工された高さ47m、陸地から150m明石海峡へ突出した延長317Mの回遊式遊歩道)」見学だ。エレベータで一挙に8階展望ラウンジへ。好奇心旺盛な元気印は早速「海上47mの丸太橋」から明石海峡を真下に見る肝試しに挑戦している。海上からの心地よい風、素晴らしい眺望を十分堪能した後、隣接する「橋の科学館」前で解散。密度の濃い今回のくらわん会であった。

<取材担当 勝川康正 橋口善和>

多数回参加表彰
ウオ-キング開始
123名の大隊列
萬葉歌碑の道
平磯芝生広場到着
午後の部開始
再度2号線に
マリンピアフリータイム
眼前に明石海峡大橋
海上47mの丸木橋体験

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