<行程>JR学研都市線・四條畷駅 ⇒ 集合・鎌池公園 ⇒ 四條畷神社 ⇒ 権現の瀧前（一次解散） ⇒ かるがも橋 ⇒ 古池林間広場（昼食） ⇒ 緑の文化園 ⇒ むろいけ園地内ウオーキング ⇒ 四條畷神社（解散） ⇒ 四條畷駅
<距離>　8Km　　<参加者>　130名

　今日は生駒山系の中にある「室池園地」までの往復ハイキングである。集合はJR四条畷駅から5～6分歩いた「鎌池公園」だ。駅から集合地までは角々で世話役が案内しており、曇り時々雨で降雨予想30%ながら定刻までには130名が参加してくれた。

　今回は新入会者６名の紹介、また例になく多くの多数回表彰者の表彰の後、野口リーダーから今日のコース解説があり、続いて次回の「須磨浦公園」の案内では、遠方なので利用電車の注意があった。10時30分出発。東側すぐそばの飯森山は白い花のように見える新緑と、濃緑のグラジ ェーションで見事である。公園から住宅地を抜けてすぐに四条畷神社の参道に出る。正面 に鳥居を見ながら緩い上りの参道を10分ほど歩いて最初のトイレ休憩だ。 集合場所で無かったため、石段の途中にあるトイレでは長蛇の列が出来、時間延長となっ た。

　四条畷神社は国家の忠臣を祭る別格官幣大社で参拝するときには身の引き締まる感がする。近隣の高校絵画部による絵馬コンテストがあったようで、その入賞作品が本殿の左右に掲示されていた。境内には「正成公」が11才のわが子「正行公」との「桜井の別れ」の実物に近い碑が置かれている。

　11時、神社から権現の滝ハイキングコースに向かって出発する。裏参道を出てすぐに「住吉平田神社」が見える。ここの神主・三牧氏らが神社創建を願い出て明治22年に勅許が下り、四条畷神社となったようだ。南野二丁目の住宅街を通り抜け権現川を渡りいよいよ上り勾配の坂道を川沿いに登りだす。

　右手の御机神社や左手の龍尾寺をすぎ住宅街を過ぎ宝蔵寺への分岐を超えて暫く行くと四条畷市上水道取水口跡」が見えてくる。昭和32年から平成10年まで四条畷市民のため浄水場として稼動していたようだ。
「なわて更正園」を過ぎた杉林の辺りで小休止となる。約５分の休憩の後、11時30分スタート。出発すぐに車止めがあり、橋を渡って権現川の左岸を登る。暫く行って右岸に渡り11時50分には権現の滝に入って行く分岐点に到着した。ここで再び休憩5分間。滝の見学とトイレを済ます。登山道は権現の滝の上を通ることになり、12時丁度にそこを通過した。約10分歩いて室池園地のかるがも橋へ行くポイントの到着、先頭部隊が付 けた目印の紙の矢印の通りに細い山道に入る。幾重にも連なる九十九折れの道を一列縦隊で登っていく。15分ほど行って2つ目の目印を確認した頃には勾配も緩やかになり、右側には池の水面が見えてきた。

  ここでハプニングが発生、主力部隊が小さな峠の頂上のT字路で、更 に上りになっている左方向に曲がってしまった。先頭部隊と無線連絡で間違いが判明、引き返してもらった。12時35分には「かるがも橋」を通過、12時45分に昼食場所の古池林間広場に到着、昼食休憩となった。朝からやや小雨模様だったが、この時間は雨具なしで昼食が楽しめた。

　室池園地は地図にあるように4つの池からなっている。一番北から「砂溜池」、次いで「中ヶ池」「古池」「新池」となるが、かるがも橋は中ヶ池と古池間の堤防で上下でかなりの落差がある。堤防では連休を利用して家族連れで釣りを楽しむ風景も見られた。
13時30分、午後のスタート。園地内の散策である。ファミリートレール（内回り）に沿って「中ヶ池水辺広場」を巡ってゆく。かまぼこ型の板を敷き詰めた木道や、木片を混ぜた土の通路を散歩してゆくと、なにかゆったりした気分に浸れて妙だ。 いきもの観察園として設備されており、子供たちには楽しい所であろう。「花めく広場」を通過して再び「かるがも橋」に戻り、全員集合の後帰途に就く。往路と同じコースを下ってゆくが上りに比べ苦労も無く、順調に権現の滝には14時30分に到着。5分の休憩の後15時10分四条畷神社まで来て解散した。
　　　　　　　　　＜取材担当　中野　外志彦　藤田　博教　梅原　光弘＞