<行程> 岡東公園 ⇒ 意賀美神社 ⇒ 枚方パーク ⇒ あかね丘公園 ⇒ さだ神社 ⇒ 創造の森公園 ⇒ 香里の森公園 ⇒ 友呂岐神社
⇒ 成田山不動尊
<距離> 8km <参加者> 149名
2009年の幕開けを飾る月例は恒例の初詣。今年は地元枚方・寝屋川の四社寺を巡ることに。新たな夢・抱負と新春の願いを胸に、149名の参加者が枚方市駅前岡東公園に集結した。いつも見慣れた仲間同志なのに年も改まったせいか、あちこちで明るい笑顔で元気のよい新年の挨拶が交わされていた。
今日は四つの神社仏閣を巡っての初詣と少々欲張りであるが、地元とはいえ意外と初めて行くという方も多いのではないかと思う。まずはカトリック教会前の坂を上って意賀美神社への初詣。ここは古来淀川の鎮守として航行の安全と水難排除祈願のために創建されたもので、近年は梅林の景勝地として知られているが、まだ梅の開花には少々時期が早い。
正月三ヶ日も過ぎているせいか一般の参拝客はなく、くらわん会の独り占めである。一月には珍しく風もない陽射しを浴びながら京阪「枚方公園駅」「枚方パーク」を横に見ながら電車沿いの細い歩道を一列になって進み、小さな「あかね丘公園」で長い列が一同に集合するため小休止。
再び京阪「光善寺駅」を過ぎて山茶花の咲く民家の路地を通って、さだ神社へと到着。ここは彼の菅原道真公ゆかりの神社で、静かな佇まいの境内はなかなか立派である。長い階段を上り、皆さんここでも参拝、何を祈願されているのやら・・・・。
神社の裏を抜けて、小高い万年寺山古墳跡に到着。付近は整備され創造の森公園となっていて香里丘陵の住宅地が見渡せる。小休止後、少し歩いて香里の森公園に到着。小公園であるが小振りながらも本格的な吊橋もあり、階段を椅子代わりにして楽しく昼食をとったが酒盛りを始めている方達もいる。
昼食後、何処が境か分からない枚方と寝屋川の住宅街の境界を越え、応神天皇が御祭神といわれる友呂岐神社へと向かう。一般の参拝客はほとんどなく、ゆっくりと過ごせた。続いて聖母女学院の脇を通って、近辺では一番よく知られている成田山不動尊へと向かった。
成田山不動尊は成田山新勝寺の別院で本尊が不動尊であり、鬼門除けとして信仰されているほか、交通安全祈願も行なっており、人車一体の祈願を行なった最初の寺として知られている。さすがここでは一般の参拝者も大勢いる。丁度、護摩祈祷に向かう僧侶・山伏さんの行列を見ながら再び参拝。いくつもの参拝をしたが、あまり欲な願いでなければ、どこかで何かひとつ位は叶えて貰えるかも知れない。
ここで「くらわん会」一月例会は解散となったが、天候に恵まれ、歩ける事の出来る幸せ、歩くことの楽しさを感じた一日だった。
四社寺を参詣し、心身ともに清らかな気分で、足取りも軽く家路についた。
<取材担当>=小郷 伸一、橋口 善和