<行程> 大阪モノレール万博記念公園駅 ⇒ 公園西門前広場(昼食)⇒ 阪急山田駅 ⇒(電車)⇒ 阪急吹田駅 ⇒ アサヒビール吹田工場(解散)⇒
JRまたは阪急吹田駅より帰路についた <距離> 約6km <参加人員> 125名
大阪モノレール「万博記念公園駅」から中央イベント広場が本日の集合場所で朝会会場だ。すぐ東側は休園中のエキスポランドで、この跡地に本格的なサッカー競技場の計画が進んでいる。「ガンバ大阪」の発足当時「万博記念競技場」まで応援に行った事を思い出す。今はモノレール支線の公園東口から直ぐだが当時は万博記念駅から徒歩で相当遠かった。
朝会は山本副会長の挨拶に引き続き今日のリーダーの田宮世話役のコース説明と次回例会の案内、多数参加者表彰、新参加者の紹介の後出発となった。本日の参加者は125名である。
先発隊への無線連絡で総員の入場券を確保、全員が順調に万博公園に入場した。今日のコースは午後の見学の予定もあり「日本庭園」に入ることなく直接西口近くの昼食予定地まで直行である。
「太陽の広場」を回り込み目に青い隈取を付けた「太陽の塔」を右に見ながら「お祭り広場」を過ぎたところで左折、「大地の池」「水の広場」と下津道を辿る。「現代美術の森」を過ぎたあたりで満開は過ぎているがまだまだ立派なひまわり達の畑が迎えてくれた。「砂の広場」を過ぎて「もみじ川」を渡りかけた時、前方から「花ぽっぽ」の汽車バスがやってきた。休日でないため乗客は半数程ながらみな楽しそうに乗っていた。
「せせらぎ広場」を抜けると大きな三叉路で一路西口への直線コースとなる。コース両側にはさわやかな小川が流れ、植栽いらい38年目のプラタナスの並木は大きくなっていて圧倒され見上げる空は木々の間に細い線になっている。11時少し前に西口近くの「西大路広場」に到着、昼食となった。
昼食後は11時30分出発、公園西口から阪急山田駅まで国道129号線を南下、約15分の徒歩移動コースだ。
万博公園で直帰した人の分を差し引いて117名の団体予約割引券を入手すべく先発隊が阪急山田駅の上りホームのチケット売り場で問い合わせると下りホームでしか発行できないと分かり右往左往した。阪急の人員削減のせいである。なにはともあれ本隊到着までには間に合った。
阪急吹田駅からアサヒビール吹田工場までは約20分の徒歩移動となる。西側の見学者入り口から公園のような小道を抜けてゲストハウスの入口に至る。途中には操業開始当時の工場の象徴だった煙突の「兜」ブロックや、吹田工場竣工当時の建物の壁面を移設して記念写真の撮影舞台用に準備してある場所もあった。
ビールの起源は5000年前にさかのぼるが日本には江戸時代に入ってきたようだ。この地は日本人の手による始めての近代的ビール工場として1891年(明治24年)に操業開始の歴史がある。
始めにホールにてビールの基礎的な説明とアサヒビールのPRビデオの放映の後、見学スタートだ。工場見学では2班に分かれて案内を受けた。
ビール工場の象徴であるタンク群は160本林立しており、1タンクの内容積は一人が1日に350ml缶を1本飲むとして4000年分に相当するそうだ。
2階から4階、さらに6階と見学して回り、いよいよ待望の試飲の出来るゲストハウスに向かう。6階からは2階までの長いエスカレータで下るがその間奇妙な音楽?が聞こえていた。あとで案内の女性に聞くと、途中に展示している写真に合わせたその国の民族音楽を流しているとの事で納得がいった。
ゲストハウスでは13時50分から20分間、それぞれドライの生ビール・黒ビール・フルーツジュースなどを堪能して大満足だった。今日は雲行きも大分怪しかったが解散までは雨は降らなかった。枚方に戻った後打ち上げ会をしたグループは雨に降られた模様だった。
取材担当:【紀行文・写真:中野、写真・編集:梅原(写真提供:橋口)】