<行程> ラポール枚方前 ⇒ 淀川左岸 ⇒ 穂谷川(雨のため1次解散)⇒ 牧野駅に帰る人 ⇒ 樟葉駅に行く人 ⇒ 樟葉駅でビールで打ち上げる人
<距離> 約6km <参加者数> 103名
猛暑の続く8月はくらわん会恒例のたそがれウオークである。今年は淀川左岸を枚方駅のラポール前から樟葉駅までを歩く。ラポール前の広場、5時を過ぎても昼間の熱気がまだまだ残り、集まった人たちは団扇でパタパタ、何分これから2時間あまりトイレがないところを歩くので前のラポールに走る人たち、歩く前からもうぐったりとしている人たち等など。それでも103名と大勢の人が集まってきた。
150回記念誌への投稿が今日くらいからそろそろ集まってきており、有難いことである。 午後5時30分、元気のよい茶屋リーダーの掛け声で全員出発。枚方のシンボルにもなっている関西医大病院の大きな建物を左手に眺め、お馬さんの公園のサラブレッドのかわいらしい姿を見ながら一行はそろりと歩き出す。
天野川の水防橋を渡るともうそこは淀川左岸の遊歩道、自転車が時々行き交うだけののんびりした田舎道。くらわん会ではこの道はもう何回か歩いておりお馴染みである。川から来る風が葦を揺らして涼やかに通り過ぎる。左手の牧野パークゴルフ場の誰もいなくなった芝生が鮮やかで、右手には青い稲穂が風にそよぐ。水島さんも杖をつきながら殿(しんがり)を元気に歩いている。
渚の浄水場に来る。ちょうどこのあたりがコースの真中あたり。ここで一休みすることになる。世話人の人たちが集まりなにやらゴソゴソと打ち合わせ。毎年このたそがれウオークは夕立ちにあっているが、今日は大丈夫と思っていたが、後ろの方の空模様が怪しくなってきた。穂谷川に来る頃、パラリと落ちてきた。ここで茶屋リーダーが大きな決断をする。一次解散をして、すぐ近くの牧野駅に行く人、このまま樟葉に歩く人と各人の自由裁量になった。
舟橋川を横切るあたりで遂に本格的な夕立ちになってきた。ああ、やっぱりくらわん会のたそがれウオークは夕立ちウオークなのだと思わず笑ってしまい、これもまたよきかなである。
すぐ目の前には樟葉の高層マンションが見えているがここからもまだまだ届かない。住宅地を通り大阪歯科大を過ぎるとやっと赤い灯青い灯の樟葉の駅前に到着した。
約2時間あまりの涼やかな川風あり、恒例の夕立ちありのたそがれウオークを楽しんだ。樟葉の駅の飲み屋さんには、今日はくらわん会の人たちが生ビールを傾けている姿が、「がんこ」にも「芦刈」にも「平八」にも沢山見受けられ、夕方歩いたあとの皆と談笑しながら飲むのも又たそがれウオークの楽しみになっているのであろう。
取材担当: 小郷 信一 石田 冨雄
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