<距離> 約7km <参加者数> 63名 このコースは過去の例会でも最も人気が高く、秋の紅葉、春の桜、その中でもこの季節の花菖蒲が一番華やかである。今回が7回目の催行で、6月も3回目だが初めて雨の中の例会となった。しのつく雨の中の例会だったが大降りせず、5月25日に改装開園になった花菖蒲園を見学するころには雨も上がり、露が滴るみずみずしい花菖蒲が七分咲きぐらいの見ごろで大満足の例会となった。 昨日夜半から大雨になり、今日、平年より4日早く梅雨入りした。朝から鬱陶しい梅雨の雨がしとしとと降り、このところの参加者の半数ではあるが、花菖蒲が鑑賞できるということか、予想より多く63名になった。雨の中のミーティングで山本副会長のあいさつ、石田会長から多数会参加者の表彰、茶屋副会長(今日のコースリーダー)から、コース説明と歩行について注意があり、次回担当の佐々山名誉会長から、7月1日神戸空港方面の集合場所の注意(阪神三宮駅地下駅)説明があった。 10時15分出発。牧野駅前から京阪沿いに南へ、電車のガードをくぐって穂谷川左岸堤防の道路に上がる。すぐに阪今池公園に到着しトイレ休憩をとった。関西電力の高圧線下に出来ている緑のトンネルのこぐま遊歩道を歩き、中央図書館から牧野に抜ける新しい道にかかる橋を右岸に渡る。歩きなれた穂谷川右岸の緑道を歩く。穂谷川緑道の両側にはいろいろな花が、梅雨の雨にぬれながらも色鮮やかに咲いていた。10時50分、招提付近の緑道広場で小休止、給水タイムにした。雨が降り続くが結構蒸し暑い気候、熱中症に注意が必要だ。 穂谷川は生駒山地の北端部、枚方市穂谷を源流として、枚方市の中央部を貫流し、下島と阪の境で淀川左岸に注ぐ1級河川である。 いつもは鬱蒼と茂る草に隠れて水面が判らない位だが、今日は昨夜の雨のせいか水量が多くとうとうと流れる。 山田池公園は大阪府の公園だが、枚方八景のひとつに数えられる山田池と、その周りの自然を生かした公園である。広い園内には水生花園や花木園があり、四季折々の花を楽しむことができる。池や樹林地には多くの野鳥が飛来し、野鳥観察に来る人も多い。2004年には、洋風の趣の南公園が新設され広い芝生の公園が追加された。 水辺の広場で昼食の予定であったが雨で濡れているため、花菖蒲園・睡蓮池・アジサイ園を鑑賞してから南公園で昼食となった。今年5月25日に改装オープンしたばかりの花菖蒲園は、約80種4500株の花しょうぶが次々と美しい花を咲かせている。木道や休憩所も新しくなり、花菖蒲がちょうど七分咲きの見ごろで、雨にぬれた瑞々しい花が露を滴らせながら咲き競っていた。ようやく雨も上がり、スイレン池ではピンクのローズアレーや、純白のスイレン、かわいいコウホネなどが咲き、アジサイ園もそろそろ色づき始めていた。12時30分南園のバーベキュー広場に到着、広大な休憩所で各自適当に席を選んで昼食をとった。すっかり雨も上がったが本日は雨天でもあり、こちらで一時解散、公園北口からバスで枚方に帰る方もあった。13時30分出発、穂谷川左岸の緑道を歩いて、13時55分満穂橋袂の藤棚の有る小公園で解散した。JR藤坂駅からJRや京阪バスでそれぞれに都合のよいコースを選んで帰途についた。 (担当:記事・写真 安井、冨田) |
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