<行程> 阪神・魚崎駅 ⇒ 浜福造吟醸工房 ⇒ 白鶴酒造記念館 ⇒ 石屋川公園(昼食)⇒ 処女塚古墳 ⇒ 甲南漬本舗 ⇒ 沢の鶴資料館(解散)⇒
阪神・大石駅
<距離> 約7km <参加者数> 123名
朝は冷え込みが厳しかったが、晴天に恵まれすっかりウォーキング日和になった。酒どころ灘五郷の内、西側の灘三郷を試飲しながら訪ね歩いた。このところの寒さを吹き飛ばす楽しい一日になった。
阪神 魚崎駅近くの「魚崎郷せいりゅうプラザ」横の公園に、初めてのコースで酒蔵めぐりが気に入ったのか、元気な会員が123人集まった。
石田会長の挨拶、新人4人の紹介、多数回参加者表彰の後、山本副会長から今日のコース説明があり、中野副会計から2007年度の会計報告があった。続いて次回の高浜リーダーから「青谷梅林」観梅コースの説明があった。
10時30分最初の酒蔵、浜福鶴酒造へ出発、魚崎八幡宮の前を通り10分程で浜副鶴吟醸工房に着く。一部の人は杜氏の説明を聞いて酒つくりの知識を得ていた。利き酒を楽しみ、それぞれに買い物をして、11時に次の酒蔵へ出発した。
震災の被害をまぬかれ、いかにも伝統の酒造りの趣を残した菊正宗酒造の前を通り、11時20分白鶴酒造記念館に到着した。昔の酒つくりの様子、道具類の展示があり、自由に見学して売店へ、ここにも期待の利き酒コーナーがあって、これは少し辛口やな、こっちは甘口やな、と楽しんでいた。
11時45分白鶴酒造を出発、石屋川を北へ、石屋川公園に到着、陽射しを浴びながら昼食休憩をとる。 12時50分出発、南に12~3分で処女塚(おとめつか)古墳に着く。
全長70m、幅36m、高さ17mの小高い丘になっているが、土盛りの周りに木々が植わっているだけでなんにもなかった。伝説では2人の男に求愛されて、悩んだ末に自殺した女性を葬ったと言われている。残された2人の男性も後を追い自殺したとそうだ。
13時10分処女塚古墳古墳を出発、甲南漬本舗に向かう。甲南漬本舗は、洋館の旧社長宅を店舗兼資料館にしたもので、奈良漬けの老舗である。奈良漬けの工程模型や灘三郷の模型が展示されている。ここでも参加者はお土産の選択を楽しんでいた。
13時35分、甲南漬本舗を出て国道43号線に沿って西へ、大石東町2丁目の跨道橋を渡り、程なく沢の鶴酒造の看板が見えてくる。14時に沢の鶴資料館に到着した。VTRで約15分、昔の酒の仕込みを勉強して、利き酒とお土産の選びを楽しんだ。14時35分沢の鶴で解散、三々五々と阪神大石駅から帰宅した。
神戸は1995年1月の阪神淡路大震災で大被害を受けた。灘の酒蔵も大きい被害を受けたが、13年の歳月を経て町も酒蔵も、震災の後を感じさせないほど見事に復興していた。