下鴨神社、上賀茂神社へ初詣

第140回くらわん会 2008/01/08

HR
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葵公園
糺の森入り口
下鴨神社
鴨川左岸
植物園でお弁当
あやしげな像
ユリカモメ
上賀茂神社立ち砂
神殿の飾り灯篭
御所桜
<行程> 京阪出町柳駅 ⇒ 葵公園集合 ⇒ 糺の森 ⇒ 下鴨神社 ⇒ 植物園(昼食)⇒ 上賀茂神社 ⇒ 御園橋(解散)
<距離> 約7km  <参加者> 118名

 くらわん会ではもう恒例となった京都の下鴨、上賀茂両神社への初詣。朝の間は深い霧が出たが霧が晴れると暖かい冬の日差しが差してきた。葵公園には今日も元気印の118名が集合、互いに晴れ晴れとした新年の挨拶を交し合う。今日から名会長の誉れ高かった佐々山会長から、石田新会長にバトンタッチ。  

 一行は糺の森の中の参道はるか先に見える赤い鳥居の下鴨神社を目指す。この森は賀茂川と高野川が合流する三角点に位置し、古代から営々と受け継がれてきた原生林の茂る神聖な森で、御手洗川の清流が流れる。二川が合流しここからは鴨川と名を変えて京都の中心部を流れ下る。下鴨神社に入ってくる。三が日も過ぎ初詣客もまばらな境内、赤い色がやけに目立つが、京都では最古の神社で平安京ができる前からここに鎮座しており、由緒ある神社なのだ。まずはお賽銭を上げてお参りをする。
 

 賀茂川左岸のゆったりとした遊歩道に出る。はるか上流には北山の盟主、桟敷が岳が見られ、川には様々な水鳥が浮かび、のんびりと散策をするお年寄り、ランニングをする学生、和やかな新年の京の風景がある。川の堰のあたりにたむろするユリカモメ、またの名を雅な名前のホロホロ鳥が全員が下流に首を向けて何か考え事をしているようである。くらわん会様ものんびりのんびりと上流に歩いていく。いくつか橋を潜って京都市の植物園に入ってきた。
  

 ここは60歳になると証明書を見せるとタダで入れ、我々他府県のものも受け入れてくれる大きな度量を京都は持っている。ここで弁当になる。園内はアルコール類はご法度だそうであるが、中には魔法瓶に詰めてきたお神酒を見つからないように回しのみするやからもおり、まあお正月くらいおお目に見てもらおう。園内は広大でそのつもりになれば何時間あっても足りないくらいだが、弁当を食べお神酒が入ると、尻に根が生えたようになってしまう。
 

 再び左岸に出て上流に向かって暫く歩いていき、上賀茂神社にやって来た。この神社は下鴨神社が鬱蒼と暗いのに比べ、広い芝生の前庭があり明るく華やかである。神殿の前には砂を盛り上げたピラミッド“立て砂”が白く輝き、山積みされた酒樽に目を奪われ、やはり赤い鳥居、社があり、この神社も格式が高く山城の国の一宮でもある。帰りは御薗橋から右岸に出たところで解散になる。地下鉄北大路駅に行く人、そのまま右岸を出町柳まで歩く人など、今日の長閑な散策の余韻を楽しみながら家路についた。

(取材担当:石田富雄、小郷伸一)

糺の森
下鴨神社で参拝
植物園
植物園園内
上賀茂神社
お手水
上賀茂神社楼門
鴨川右岸を帰る

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