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<距離> 約7㎞ <参加者数> 132名 紅葉真っ盛りの京都、少し底冷えのする中、鴨川のほとり七条河原の上の空き地にくらわん会のメンバー132名が集まる。今年最後の例会である。 いつものように会長の挨拶、多数回参加賞の表彰、リーダーの説明と続き、それらが終わるとリーダーの案内のもと、七条大橋を渡る。七条通りを西へ進み、七条河原町の交差点を渡り、北へ上がると前方に渉成園の長い土塀が見えてくる。 渉成園は東本願寺の別邸で、かっては枳殻(からたち)の生垣があり通称・枳穀邸と呼ばれ、季節の草花がいつも美しく名勝に指定されている。 その土塀に沿って左に曲がり西の角を上がり、通用門の前を西へ進と大都会の中に偉容を誇る東本願寺の前に出る。 東本願寺前の烏丸通りは車の通行も激しい大通りである。高さ27mの御影堂門は京都三大門のひとつ。それをくぐリ中へ入ると正面には世界最大級の木造建築、御影堂が聳える。そこを見学のあと七条通りへ出て西へ進み、西洞院通りを上がり、途中左へ曲がり少し進むと浄土真宗本願寺派の総本山、西本願寺の総門へと出る。 総門を入ると黄葉の大銀杏が私達を迎えてくた。親鸞上人の御影を安置する御影堂は平成23年の宗祖親鸞聖人750年御遠忌法要のため、大屋根を修理中である。国宝や重要文化財が多数あり、一見に値するところである。西本願寺には多数の参詣客があり、さすがと思われた。 見学を終えて七条通りを西へ進み、大宮通りの角を左に下がると直ぐに梅小路公園の入り口が見える。公園入り口の紅葉がメンバーを迎えてくれる。ここの広場で三々五々に分かれ昼食をとる。 昼食の後は梅小路蒸気機関車館に入館し、童心に返ってD51やC62などの蒸気機関車を見て遊んだ。扇形車庫では、今でも山口県内で現役機関車の、2ヶ年定期点検中の珍しい光景も見学出来た。SLで十分遊んだあと、東寺へ向かう。 弘法大師が建てた真言宗の総本山の東寺の五重の塔を見てここで一次解散をして、思い思いに帰路に就く。近くは近鉄東寺駅、またはJR・京都駅、歩き足りない者は京阪東福寺まで歩く。今年も無事に終わったことを感謝しながら師走の街をあとにした。 (担当:記事=高橋、写真=橋口) |
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